今月から『ニュースの深層』を一新し、さらに内容を充実させます。
担当曜日ごとの新しい解説委員をご紹介します。
■月曜日 担当・江刺伯洋
趣味は映画と読書とジョギングです。
映画:劇場で年間50本&自宅で50本=計100本を毎年のノルマにしています。
(実はキネマ旬報松山支部副会長だったりもします)
読書:月2冊=年間20~30冊ノルマ
(チェーンスモーカーならぬチェーンリーダーと自負しています)
ジョギング:週1回5キロほど=女子高生にも抜かれるくらいのトロトロペースです。
(走る時はずっとラジコで霜降り明星かオードリーかクリーピーナッツかハライチかを
聞いているリトルトゥースです。笑いながら走ってるのでちょっとキモです)
もともと書く作業は嫌いではないので楽しみながら書きたいです。
担当しているFC今治や愛媛FCを中心に書こうと思っていますが、他のネタももちろん、地上波では取り上げられないようなニッチなネタを拾って、「ニュースの深層」の新たなファン層の拡大を狙いたいと思います。
■火曜日 担当・三谷隆司
継続して担当します。
ローマ16代皇帝、マルクス・アウレリウス・アントニヌスは「自省録」の中で”皇帝である前に哲学者でありたい”と語りましたが、私は”サラリーマンである前に記者でありたい”と願っています。
取材し、現場で五感で感じたことしか信用しません。
動画での解説を軸に、例えば2月7日にYouTube配信した『ネットで生放送!今治新市長、今夜決まる』のようなネットメディアでの活動を広げたいと思っています。
読書が最も好きな時間で、常に「聖書」と「資本論」をそばに置き、視点の軸にしています。
南予地方の自然が大好きで釣りが趣味です。最近は瀬戸内の島々の”カラッとした清々しい”自然に魅せられ、取材を言い訳に会社を離れ、癒されています。
■水曜日 担当・宇都宮宏明
西予市宇和町出身、山野を跳ね回りながら育った野生児です。
宇和島藩の藩校を起源とする「南豫明倫館(東京にある学生寮)」での4年間が、わが身の血となり肉となっていると思っています。
1996年の入社以来、ほとんどの時間を「もぎたてテレビ」と過ごしてきました。年間10話くらいずつ約15年間制作しましたので、もぎたて10本に1本くらいは私が作った計算です。
3年前に報道部門に異動してからは、デスク(編集者)として、日々愛媛で起こる”ニュース”と向き合っています。
「ニュースの深層」では、デスクと記者とのせめぎ合い、日本語とのせめぎ合い、最新機器とのせめぎ合い、権力とのせめぎ合いなど、デスク目線で、”ニュース番組ができるまで”の舞台裏を紹介したいと思っています。
解説委員ですが、解説はしません!
■木曜日 担当・中武正和
松山市出身で、出版社や放送局などで主に取材の仕事に携わった後、2012年から南海放送報道部南予支局(宇和島駐在)の記者兼カメラマンとして、News Ch.4のニュースを取材、制作してきました。
解説委員としては主に支局エリアを担当し、県内を広く見渡す解説活動に力を注ぎたいと思っています。
支局は現在、「新居浜・今治・八幡浜・宇和島」の4か所に取材拠点があります。それぞれの地域で発生するタイムリーな話題や問題・課題などを、分かりやすくお伝えしたいと思います。
私は西日本豪雨の発生以降、南予の被災地を継続して取材してきました。
今年は被災から3年。復旧・復興の途中にある被災地の姿を、テレビやラジオとはまた違った視点や表現の仕方で解説することで、被災地の現状を多くの人に知って欲しいと考えています。
また新型コロナの影響で、養殖魚や真珠の販売が落ち込み、愛媛の水産業は極めて厳しい状況におかれています。こうした問題にもこれまでの取材の蓄積を活かし、継続して地域に寄り添った取材、解説活動を行いたいとワクワクしています。
■金曜日 担当・松岡宏忠
出身は奈良県大和高田市、2005年に南海放送に入社し、2013年秋からNews Ch.4のキャスターを担当しています。
ニュース現場を取材するフィールドキャスターとしても、県内に留まらず台湾、インドネシアにフィンランドなど海外にも飛び、現場リポートや取材をしました。
この春からは報道デスクにも加わり、“新米デスク”として勉強の日々です。
まずは肩の力を抜いて、番組内でお伝えしきれなかったこぼれ話や番組の裏側、また映画に音楽、美術、落語、北欧家具、酒場、相撲、神社仏閣、地域イベントからサブカルチャーまで、私の興味ある分野を中心に、友達とお茶しながら、フッと会話にのぼるような話題をシェアできればと思います。
こうしたウエブ上の書き物というと、入社直後に「松岡県」というアナウンサーブログを開設し、しばらくの間、松岡県の県知事として県民の皆様に情報を発信した経験があります。しかし、余りにも更新頻度が低いため、廃県に追い込まれてしまった…という苦い思い出があります。
15年を経て、成長した報道人として「ニュースの深層」で、果たせなかった夢に再挑戦したいと意気込んでいます。
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きょうから平日は毎日、個性あふれる解説委員が多様な視点から、県内のニュース、話題について記事を配信します。
一方的な配信ではなく、SNSを利用した双方向性や意見を述べあう場の開設などについても、積極的に取り組みたいと思っています。
願いは市民が育む議論の場、ネット時代にふさわしい、新しいかたちの民主主義の場となることです。