第81回「コロナに負けない!愛媛発ガールズバンド」

ニュース解説

■愛媛発!ガールズバンド誕生!

2020年8月、愛媛出身の女性アーティスト3人によるバンドが誕生しました。
その名も「大野姉妹with清原梨央(仮)」。

メンバーは、ドラム担当で、松山市出身の大野真依さん(年齢非公表)。

ボーカルとベース担当で、東温市出身の大野ひまりさん(17歳)。

そして、ボーカルとギター担当で、東温市出身の清原梨央さん(19歳)です。
3人が目指すのは、全国で活躍する音楽ユニット。
しかし、デビューは、折りしも新型コロナの真っ只中でした。

■なにか“でっかい”ことを
松山市のスタジオで日々、練習を重ねている3人ですが、実は、1年ほど前までは、担当の楽器にも触れたことすらありませんでした。

バンドを結成する前、“真依”さんと“ひまり”さんは、“大野姉妹”という名前で音楽活動を行っていました。

一方、清原さんは、全国区のメジャーアイドルグループのメンバーとして活動していました。

今回のバンド結成は、清原さんのアイドルグループ卒業をきっかけに同じ事務所に所属する3人で何か“でっかい”ことをやりたいと模索する中で、実現しました。
3人が練習に訪れているスタジオのオーナーは、当初、本当に出来るのか疑問視していたそうです。

しかし、この指先を見てもらっても分かるように「成長の幅はすごく、こちらがびっくりするぐらい。恐らく想像以上に練習をしているのだろう」と、オーナーは、その印象を大きく変えたということです。

■コロナの影響で、デビュー延期に…
がむしゃらに練習を重ねてきた3人。
2020年3月のデビューを目指していましたが、新型コロナの影響で、デビューの先送りを余儀なくされてしまいました。
しかも、3月22日(東京)、4月12日(東京)、5月3日(大阪)、5月10日(愛媛)と、4回にわたり、デビュー予定日が延期となってしまったのです。

そして、ようやく予定より5か月の遅れの8月15日に東京でデビュー公演が実現します。
この公演を皮切りに大阪、札幌など全国でライブを重ね、ツアー最終公演となったのが地元愛媛でした。

■念願だった地元・愛媛での初ライブ

10月4日、松山市の「サロンキティ」。
3人は、このライブハウスを全国デビューツアー最終公演の場に選びました。
実は、「大野姉妹with清原梨央(仮)」としては、愛媛では初めてのライブとなります。

凱旋ライブとあって、会場にはメンバーの家族の姿もありました。

この全国ツアーでは、入場者に検温や消毒を徹底してもらい、さらにフェイスシールドとナイロン手袋を無料配布するなどコロナ対策を行いました。

また、観客も最大収容人数の20%から30%に制限し、その分、公演回数を増やす措置を取りました。

■新バンド名「きみとバンド」!!
バンドの楽曲は、ほとんど3人が作詞したものです。

そこには、「窮屈な世界、卒業するよ僕の未来は僕のもの…前に進まなくちゃ!」、「上手に飛べるかな?まっすぐ飛んでゆけるかな?」、「前を向こうぼくらはひとりじゃないあたらしいスタートをきろう」といった3人のあふれる気持ちや葛藤が書き綴られています。
ライブでは、こうしたメンバーの思いをファンに届けました。
そして、最後のステージで、3人からファンにサプライズの報告がありました。

それが、「大野姉妹with清原梨央(仮)」から「きみとバンド」へのバンド名の変更発表です。
このバンド名には、“これからも君と一緒に頂点を目指していきたい”。
“君と一緒にバンドをやっていきたい”という気持ちが込められています。
また、11月3日から1年かけて47都道府県全てで公演を行うことも発表されました。

コロナに翻弄されつつも立ち止まることなく走り続けた半年。
コロナの中でも待っていてくれたファンのために…
3人は、その思いを歌で届けます。

※次回記事更新は、10月22日を予定しています。

記者プロフィール
この記事を書いた人
御手洗充雄

1976年松山市生まれ。
1999年南海放送入社、2008年~報道部(記者として愛媛県警記者クラブ、松山市政記者クラブ、番町クラブなどを歴任し、現在はデスクとして活動中)
約10年の行政記者経験を基に県政・市政ニュースなどを分かりやすくお伝えます。

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