頑張れ高校3年生!区切りの試合 競技更に増加

ニュース解説

   

■部活に別れを告げる日

新型コロナの影響で中止になった県総体の代替試合が始まった。このうち女子ホッケーの3年生引退試合は松前町で行われた。県内の女子ホッケー部は松山中央と松山南の2校しかない。2校しかないからこそ毎年総体ではライバル心むき出しにガチンコの勝負をしてきた。

◇松山中央 村上未和乃選手

「自粛期間中みんなでホッケーをして過ごしていた日々を考えていた。またホッケーができるのは嬉しい」

◇松山南 矢野吏桜選手

「やっと自分たちの試合ができる。一生懸命頑張りたい」

松山南の3年生は2人。人数が足りない分は下級生と指導者が補い「松山南×松山中央」伝統の一戦が始まった。第1クオーター10分。松山中央のキャプテン上岡選手がシュートを決め先制。松山南は3年生矢野が体を張ったディフェンスで何度も相手の攻撃を防いだ。試合は1点を争う好ゲームになった。結局第3クオーターに1点を追加した松山中央が2-0で勝利。これが県総体なら泣き・笑いのシーンとなるが今年は両チーム笑顔。仲間・ライバルとホッケーを楽しんだ満足感に溢れていた。

◇松山中央 上岡愛佳主将

「全員でホッケーしたし南高とも戦えて楽しかった。120点の1日になった」

◇松山南 吉岡桃花主将

「仲間がいたからここまで頑張れた。2年ちょっと部活で頑張ってきたことは、本当に自分に

とって良い経験だったと思う」

アーチェリーは今治市菊間町で行われた。男子は今治東中等教育学校と北条高校の2校が参加。

今治東のキャプテン別府が「部活ができない期間も自宅で弓を引き続けた」という練習の成果を発揮し好スコアで優勝した。

◇今治東中等教育学校 6年 別府杜倭選手

「6年間の自分の実力をすべて発揮することができて自分の自己ベストも出せたのでよかったと思う」

女子はインターハイチャンピオンを輩出している名門・松山東雲高校の3年生舟見舞姫選手が優勝し有終の美を飾った。

◇松山東雲高校3年 舟見舞姫選手

「国体とかインターハイがなくなったのも一つの機会と考え大学でやっていけるように基礎を作り上げていければと思っている」

女子ソフトボールの「3年生引退交流戦」は11校が参加した。

◇済美 沖盛麻美主将

「やり残すことなく思いっきり全員でプレーできればと思う」

■新居浜東 佐々木麻利愛主将

「最後出しきって頑張りたいと思う」

秋の県大会で優勝した強豪・済美と部員不足ながらここまで頑張ってきた新居浜東が対戦。済美は初回から猛打爆発。長打単打をからめて一挙9点を奪った。反撃したい新居浜東はランナーを出すもののタイムリーが出ず無得点。結局その後も追加点を奪った済美が4回コールド19-0で勝った。済美の圧勝に終わったが両チームのメンバーの顔は晴れやかだった。

◇新居浜東 佐々木麻利愛主将

「結果は負けたけどみんなで全力を出しきったので良かった」

◇済美 沖盛麻美 主将

「自分はこれでソフトボールをやめる。やり切ったので悔いはない。あとは受験勉強をしっかりして行きたい大学に行けるように頑張りたい」

代替試合は3年生が部活動に区切りをつける大事な日。その日を境に3年生は気持ちを切り替えて次のステップに進む。区切りの試合の持つ意味は重い。

 

高校生代替試合 今後 ※7月7日現在

・高校野球 「愛媛県高等学校夏季野球大会」 8月1日(土)~10日程度

・陸上 「愛媛県高校選手権大会」 8月8日(土)9日(日)

・卓球 「愛媛県高校卓球再開記念大会」 8月8日(土)9日(日)

--★追加★--------------------------

・ソフトテニス   空港東第四公園庭球場 7月18日(土)19日(日)

・セーリング    新居浜マリーナ  7月18日(土)19日(日)

・男子ソフトボール 伊予銀行ソフトボール球場 7月19日(日)

・自転車      瀬戸風バンク 7月23日(木)

・弓道       県総合運動公園弓道場 7月23日(木)

・新体操      県総合運動公園体育館 7月25日(土)

・ラグビー     久万高原町ラグビー場、苗ヶ滝球技場 8月1日(土)2日(日)

・創作ダンス    県民文化会館メインホール  8月2日(日)

・ボート      多摩川湖ボート場 8月8日(土)9日(日)

・ボクシング    松山工業高校 8月8日(土)9日(日)

・ライフル射撃   (AR)伊予農業高校 (BR/BP)伊予農業、内子高校 8月8日(土)9日(日)

・馬術       エヒメ乗馬クラブ 8月9日(日)

・剣道       愛媛県武道館主道場  8月9日(日)

・バドミントン   県総合運動公園体育館 8月11日(火)12日(水)

・少林寺拳法    オンライン ※インターネット大会

記者プロフィール
この記事を書いた人
藤田勇次郎

1975年生まれ。奈良県大和郡山市出身。1998年入社。
高校野球・サッカー・日米大学野球・マラソン・トライアスロン・アームレスリング・駅伝・ボウリング・剣道・ビーチバレーなど各種実況担当。
「松山大学女子駅伝部」を10年にわたって取材。4本のドキュメンタリーを制作。

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