第55回「ニュースチャンネル4 リニューアルの舞台裏」

ニュース解説

■6年半ぶりのリニューアル

2009年3月31日に産声を上げた、南海放送の夕方ニュース『ニュースチャンネル4』。
番組スタート当初は、永野彰子アナウンサー、和氣孝治キアナウンサーがメインキャスターを。
そして、2013年9月30日からは、松岡宏忠アナウンサー、清家夕貴アナウンサーがメインキャスターを務めていました。
『ニュースチャンネル4』は、2017年2月13日に夕方のニュース番組としては異例の20%超えとなる、【最高視聴率:20.1%】を記録。
また、2013年9月の1度目のリニューアル以降の平均視聴率も
2014年度:10.8%、
2015年度:12.0%、
2016年度:13.5%、
2017年度:13.9%、
2018年度:13.0%、
2019年度:12.6%と、
愛媛県内の視聴者の皆様から温かい支持を頂いております。
この『ニュースチャンネル4』。
さらなるパワーアップを目指して、2020年3月30日にリニューアルしました。

■キャスター陣を刷新
では、何がリニューアルされたかというと、まずは、キャスター陣の刷新です。
注目のメインキャスターには、入社2年目の青木美奈実アナウンサーを抜擢。
松岡アナウンサーとのコンビで、番組を進行します。

そして、“フィールドキャスター”を清家夕貴キャスターと白石紘一記者が務めます。
さらに、県内でも西日本豪雨災害が発するなど、防災・減災への備えがますます重要視される中、防災士の資格も持つ水口佳美気象予報士が天気キャスターに加わり、これまで以上に詳しく気象情報や防災情報などをお届けします。

この『ニュースチャンネル4』を皆様が支持して下さっている理由は、様々あると思いますが、私個人の意見としては、松岡キャスターと清家キャスターの裏表のない温かい人柄や誠実な取材姿勢。
そして、何よりこの番組に注ぎ続けた2人の情熱が実を結んだものと思っています。
報道記者は、慣例として、まず、駆け出しの時に取材の仕方や原稿の書き方など、記者としてのイロハを学ぶため、事件・事故などを主に取材する警察担当になります。
私が愛媛県警の記者クラブに所属していた10年ほど前の話になりますが、松岡、清家両キャスターもこの警察担当を経験していて、共に汗を流した日々を思い出します。
また、清家キャスターは、もともと八幡浜支局エリアを担当する記者兼カメラマンとして活躍していて、キャスターに抜擢された経緯があります。
今後は、白石紘一記者とともにスタジオを飛び出す“フィールドキャスター”として、これまで以上にニュースの現場から生きた情報をお伝えします。

■リニューアルの舞台裏
6年半ぶりとなる大幅なリニューアルに向け、南海放送報道部では、およそ1年前から準備を進めてきました。
キャスター、記者、カメラマン、美術などの若手スタッフを中心とするコアメンバー会議を報道部内に立ち上げ、番組のロゴやコンセプト、タイトル画面、BGM、コーナーに至るまで様々な議論を積み重ねてきました。

番組ロゴについては、【視点をかえれば見方が変わる】というコンセプトで、キューブの集合体が集まったロゴを反転すると【4】が見えるデザインにしています。

また、スタジオセットについても、日本テレビの美術スタッフなどの協力を得て、スタイリッシュなセットに仕上りました。

さらに、スタジオでの解説用に、巨大な”98インチモニター”を導入したほか、バーチャル画面も刷新しました。

リニューアル当日に向けて、連夜、ニュース終わりにスタジオで、スタッフ総出のリハーサルやスタジオチェックなどを行い本番に備えました。

■コーナーもパワーアップ
番組リニューアルに合わせて、コーナーもパワーアップます。
『チャンネルスポーツ』、『チャンネルZOO』、『チャンネルウェザー』などのコーナーもキャスターを新たにするなどパワーアップしています。
また、特集コーナーも取材テーマに沿って、『
Chu-モク!』、『ソノサキ』、『ゲキ追Chase』といったコーナータイトルで、放送します。
 
この特集コーナーは、去年からすでにスタートされていて、これまでに「愛媛県警交通事故分析係」、「交通安全に抜け道なし」、「年末のNEXCO」、「レシピ1万みかん料理研究家」などを放送しています。

■いよいよリニューアルの日
3月30日。リニューアル当日を迎えました。
報道フロアには、いつもと違う緊張感が漂います。
入念なリハーサルを重ねていよいよ本番です。

初回放送をご覧いただいた視聴者の方もいらっしゃったと思いますが、我々としては、最善を尽くしました。
初回視聴率についてもおかげさまで、世帯視聴率が15.0%。
個人視聴率が10.0%と高い評価を頂きました。
これからも「ニュースチャンネル4」は、愛媛を少しでも元気づけられるニュースをお届けできるように努力して参ります。

※次回の記事更新は、4月9日(木)の予定です。

記者プロフィール
この記事を書いた人
御手洗充雄

1976年松山市生まれ(現在43歳)、 1999年南海放送入社、2008年~報道部(記者として愛媛県警記者クラブ、松山市政記者クラブ、番町クラブなどを歴任。
現在はデスクとして活動中)
約10年の行政記者経験を基に県政・市政ニュースなどを分かりやすくお伝えます。
 

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