若手が大活躍の相撲界!破門を経験した異端の横綱『前田山英五郎』が生きていたら…”愛弟子”高見山に託された「相撲を残してくれ」の真意

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夏場所は若手のホープ、大の里が初優勝。初土俵から7場所の最速記録だった。今の相撲界は元気がいい。主役は尊富士、王鵬、湘南乃海…第七世代と呼ばれるニューフェイスだ。若手力士の活躍は、相撲に関心の薄かった若い世代をファン層に取り込んでいる。

相撲が盛ん…とはお世辞にもいえない愛媛でも、29年振りに新十両・風賢央が生まれ、ちょっとした相撲ブームが起きている。

愛媛には実は、過去に”異端”の大横綱を産んだ歴史がある。前田山英五郎。今では地元でも知る人が少なくなったが、伝統を重んじる相撲界で、「破門」を経験しながらも横綱に上り詰めた。異端の横綱は初めての外国人関取を育て、様式トイレを相撲界に持ち込んだ。

今年、生誕110年を迎えた前田山が生きていたら、今の若手の活躍ぶりや相撲界にどんな思いを抱くだろうか?愛弟子の元高見山、ジェシー(本名)に聞いた。

【オピニオン室 江刺伯洋】

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