旧海軍航空基地の防空壕を初公開「何のために…」新たに見つかった“謎の部屋” 戦後は東大の実験フィールドに

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松山空港にほど近い県道沿いの山の麓に、2つの奇妙な穴が開いています。

その正体は旧松山海軍航空基地の防空壕2基です。1基は長さ6m50㎝、高さ2m50cmの短い防空壕。もう1基はコの字型で長さ約90m、高さ2m50cmの長い防空壕。いずれも1944年4月以降の建造と推定されています。

この度、報道関係者向けに2基の防空壕が初公開されました。

現在、国が進めている松山外環状道路の空港への延長工事の区間と防空壕が重なっているため、工事を前に4月から2か月間にわたって愛媛県埋蔵文化財センターが発掘調査を行ったのです。

すると、防空壕がある小高い山の上部に、新たに海軍関係の施設とみられる“謎のコンクリート製の部屋”も発見されました。担当者も「非常に珍しい」と唸った今回の調査結果とは。

(南海放送 植田竜一)

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