いよいよ来週、J3リーグが開幕します。
愛媛FC-いわてグルージャ盛岡(3/5日曜15時)。
FC今治₋福島ユナイテッドFC(3/5日曜13時)。
今季はJリーグ30年と謳われてますが
実はJ3リーグは10年目のメモリアルイヤーでもあります。
愛媛FCとFC今治を含めて20チームは史上最多。
条件次第では最大2チームが
下部リーグJFLへ降格する可能性がある
新レギュレーションもスタート。
さらに来季からは
J2のようにプレーオフも新設。
上位2チームだけでなく、
3位から6位のトーナメントで
勝ち残った1チームの計3チームが昇格チケットを
手にできます。
より強固な人気と実力を構築するために
Jリーグは変化を止めません。
そんな中でJリーグが5年前に設けた新制度があります。
それが「ホームグロウン制度(HG制度)」です。
ザックリ言うと“ホームグロウン選手”
(12~21歳までの3シーズン地元チームに所属していた選手)を
J1では4名以上、J2とJ3では2名以上所属させなければいけない。
それが“HG制度”です。
つまり、「地元育ち」の選手を必ず所属させること。
条件を満たさない場合、所属選手の数を減らされる罰則もあります。
それほど厳しい規定があるのが“HG制度”です。
なぜか。
Jリーグの理念は“育成”が第一の目的だからです。
応援するクラブで若い頃からプレーしていた選手は、
思い入れも生まれやすい。
HG選手の存在は大きな意味があります。
世界最高峰、イングランド・プレミアリーグでも
この制度はあり
より厳しく遂行されています。
本題はここからです。
そのHG選手がJ3リーグで最も多いのが…
なんと、愛媛FCなのです!
9人もいます↓
GK:牧口、黒川
MF:前野、三原、吉田、曽根田、忽那、岩井
FW:行友
これはリーグで断トツの数です!
他チームで最多は松本山雅の7人。
0人のチームもあります。
因みにJリーグ最多は
J1・サンフレッチェ広島の16人。
全29人中の半分が“地元で育った選手”です。
HG選手の多さは誇れる数字なのです。
もちろん、それ以外の選手もいなければ
チームは成り立ちません。
中でも一番の注目は佐々木匠選手↑
HG選手である曽根田選手と
現在、トップ下のポジションを激しく争っています。
開幕のピッチは
どちらが立っていてもおかしくないくらい
絶好調の二人。
「プレシーズンマッチでほぼ点が取れてるし、
ここ最近では一番コンディションが良いです。
開幕は大事。よりゴールに近いところでプレーする!」
昨年はフィジカル・リーグと言われるJ3に
充分対応出来なかった愛媛FC。
二の舞にならぬよう練習量を大幅に増やし
最後まで走り切る“ノンストップ・サッカー”を
石丸清隆監督は作り上げてきました。
「上(J2)に行くためにはスタートダッシュが欠かせない。
昨年は(開幕3連敗で)それが出来なかった。
今年もホームでやれるので利がある。
選手の足が止まったらブーイングしてください❕」
FC今治も先日、サンフレッチェ広島に
トレーニングマッチで勝ってました。
2チームとも調子はいいのです。
昨年も言ったかもしれませんが
誰も言わないので
今年も言わせてください。
史上初!愛媛FCとFC今治
1、2フィニッシュでの同県同時昇格…
あると思います❕