またどこかの空でお会いしましょう

オピニオン室

先週の13日(火)と14日(水)の
済美高校生へ向けての公演(コミセン)で
全ツアーが終了となりました
「フライングガール・プロジェクト」。

地元出身で
日本初の女性飛行家となった兵頭精さんを
主人公にしたラジオドラマを
今年5月、放送してから
始まったこのプロジェクト。

ラジオドラマから生まれた
朗読ミュージカル「フラングガール」は
10月から3カ月の飛行を終えて
無事、着陸いたしました。

最初の公演は
主人公・兵頭精さんの生まれ故郷、鬼北町。

飛行機の父・二宮忠八さんの八幡浜。


松山では愛媛県男女共同参画センターと
コミセンでの計4か所、7公演でした。

寒空の中、地元の人やラジオリスナーが
集まっていただいた鬼北町森の三角ぼうし。

八幡浜みなっとでは
満席の皆さんの拍手に乗せていただき

男女参画センターからは
このプロジェクトに対して
「最優秀賞」まで頂く
嬉しいサプライズもありました。

コミセンで
済美校生約1,500人を前にしたときには
流石にビビりましたが、


冒頭の自己紹介で
「こんにちは先ほどご紹介いただきました
南海放送アナウンサーの…
三苫薫です!」と言った時の
生徒たちの温かな反応には救われました。

その時も言いましたが
こういったレクリエーションがあった時は
間違いなく「ラッキ~!寝れるぜ~」と
爆睡していたタイプの高校生だった私。


この中にも
そういう生徒はいると思うけれど
最後まで寝させないような公演を
してみせましょう!と出演者皆で誓い合って
最終公演に臨みました。

兵頭精さんの功績を
一人でも多くの人に伝えたい。
その想いは
どうやら子供たちにも伝わったようです。

自分なりに最後まで真摯に向き合った
このフラングガール。


スタッフ皆さんの協力で
ここまで飛び続けることが出来ました。

あらためて感謝申し上げます。


また、どこかの空で出会えることを
楽しみにしています。

PS:このプロジェクトとは
真逆?のクリスマス特番も
ラジオでやりますので
そちらもどうぞ御贔屓に↓

記者プロフィール
この記事を書いた人
江刺伯洋

江刺伯洋(えさし はくよう)1971年3月1日松山市生まれ。
入社以来アナウンサーとして主にスポーツやラジオを担当。特にサッカー実況は少年からJリーグまで全カテゴリーをこなしてきた。
著書に愛媛FCのJ昇格劇を描いた「オレンジ色の夜明け」、「群青の航海 FC今治、J昇格まで5年の軌跡」がある。【現担当番組】DAZNのJリーグ中継(FC今治、愛媛FC)、ラジオ生ワイド「江刺伯洋のモーニングディライト・フライデー」(毎金曜午前07:15~11:09)など。

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