「フライングガール」Goes To Next Flight

ニュース解説

先月完成したばかり
「フライング・ガール
日本初の女性飛行家・兵頭精物語」の
朗読ミュージカル版のメインイラストです。

か、可愛い~💛

制作者は主人公
兵頭精(ひょうどうただし)さんの
ずーーーっと後輩、現役JK
済美高校・美術科2年
土屋蓮丹(つちやれに)さんです↓

2カ月ほど前に
済美高校・永井康博校長を通じてオファー。
本人の現存写真に捕らわれず
蓮丹ちゃんの思う通りに描いてね~
とお気楽に言ってましたが
ご本人は先生たちと
相当悩んだそうで・・・


「躍動感を出すのが
難しかったです~」と言ってましたが
なんのなんの
やっぱりお願いしてよかった~

改めてですが
兵頭精さんとは
鬼北町出身で大正時代に
日本で初めて飛行免許を取得した偉人です。

一度は日本中の
憧れのヒロインになりましたが
悪意あるスキャンダルのせいで挫折。

失意の彼女は
飛行界から忽然と姿を消しました。


そんな彼女が地元でも
余りにも知られていないことを知り
史実を元に制作した
ラジオドラマを制作しました。

放送は5月末で終わりましたが、
今度はそれを元にした
“朗読ミュージカル”を上演します。

 

“ラジオドラマ”と“朗読ミュージカル“
合わせて
「フライングガール・プロジェクト」
と呼んでいます。

“朗読ミュージカル”とは
4~5人で
コンパクトに開催が出来るそうで
移動がとても簡単なのです。


なので上演は
いずれも兵頭精さん ゆかりの3箇所
①10/9 鬼北町・森の三角ぼうし
②11/3 八幡浜みなっと
③12/13&14 済美高校
に出張して行います。
(ウチにも来てほしい!
という地域の方
プロデューサー兼脚本演出の
近藤誠二さんにお知らせください。
条件が合えば大丈夫です。多分)

で、先日、出演者による第2回稽古が行われました。

ラジオドラマと同じ出演者もいますが
こちらも厳しいオーディションを勝ち抜いた
精鋭たち。

 

主人公の兵頭精役は
音楽活動もやっている嶋田麻緒さん。
「歌のうまさが決め手になった」
と近藤さん。

どんな美声を披露してくれるのか
楽しみで仕方がありません。

他にもご覧の出演陣と
曲の演奏などは
中村和憲さんという豪華スタッフ。

「地域の偉人を掘り起こし、
伝えるこの取り組みに
誇りと責任をもって稽古進行中です。
素敵な歌も完成し、兵頭精さんも
喜んでいる気がしています!
ご期待ください」(近藤誠二さん)

ラジオドラマ制作に集中していたので
何だか一度、作品が巣立ったような
寂寥感がありましたが、
近藤リーダーを筆頭に
まだまだ続いていることが何よりも重畳。

「フライングガール・プロジェクト」は
第2弾朗読ミュージカルへ向けて
タッチ・アンド・ゴー。

もうしばらく
彼女とのフライトを楽しみたいと
思っています。

記者プロフィール
この記事を書いた人
江刺伯洋

江刺伯洋(えさし はくよう)1971年3月1日松山市生まれ。
入社以来アナウンサーとして主にスポーツやラジオを担当。特にサッカー実況は少年からJリーグまで全カテゴリーをこなしてきた。
著書に愛媛FCのJ昇格劇を描いた「オレンジ色の夜明け」、「群青の航海 FC今治、J昇格まで5年の軌跡」がある。【現担当番組】DAZNのJリーグ中継(FC今治、愛媛FC)、ラジオ生ワイド「江刺伯洋のモーニングディライト・フライデー」(毎金曜午前07:15~11:09)など。

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