㊗CAPYさん、50周年!

オピニオン室

今日はラジオの話です。
南海放送ラジオのドライバー・キャスターこと
“キャピー”さんがこの度、50周年を迎えられました!

正式な表記は
大文字で“CAPY”です。
(カタカナ表記は“キヤピイ”)

意味は知ってますか?

「“キャスター”と電波の発信音である
“ピー”音をくっつけたものです」

正解を教えてくれたのは
現役CAPY、第35代で86人目の
宇都宮いくみさん。

今日も朝から
Fnamまるごと“宇和島DAY”企画にあわせて
宇和島を走りまわっておりました。

生みの親は弊社OBの東川稔さん。
無線設備を持った乗用車“キャピーカー”を走らせ
スタジオでの会話か録音しかなかった時代に
現場からの生の声を入れる。
四国では初、全国でも3番目の早さでした。

今では当たり前ですが、
上野動物園でパンダが公開され
あさま山荘事件があり、桜島が噴火した当時としては
画期的な出来事。
ラジオに革命を起こしたといっても過言ではないのです。

そんなCAPYさんの50周年記念密着記事が
今週金曜日、愛媛新聞に掲載されます。
(完全版はWebで。会員登録無料)

1983年5月16日付愛媛新聞

(掲載許可番号d20220418-02)
↑こっちは“Capy”やないかいッ!
と思われるでしょうが正式には“CAPY”です(;’∀’)
先ほど部内で丁々発止の正式表記議論しました。
ややこしくてスイマセン。
50周年を機に社内でも統一します!

過去何人ものCAPYさんと
お仕事させていただきましたが
宇都宮さんが凄いのはNOと言わない事。
何を提案しても「それ、やりましょッ!」と
言ってくれる超ポジティブ人間。
しかも
怒ったところを見たことがない
超平和主義人間でもあります。

CAN(出来る)と
PIGEON(鳩)がくっついた
スーパーCAPYさんです。

1985年4月29日付愛媛新聞

(掲載許可番号d20220418-03)

そんなCAPYさんの心構え3か条❕
「最悪、放送枠をすっ飛ばしてもいいので
①絶対に安全運転であること、
そして矛盾するかもしれませんが②時間厳守、
で③臨機応変であること・・・

後は…楽しむ事ですね!」
と教えてくれました。

1988年6月7日付愛媛新聞

 (掲載許可番号d20220418-04)

スタジオにいるしゃべり手よりも
リスナーと一番近いところで
表情や体温を感じることが出来ます。

「87人目のCAPYさんへ
一緒に愛媛を感じ発信しましょう!」

次の50年へ向けて
明日も愛媛を安全運転で走っております。

記者プロフィール
この記事を書いた人
江刺伯洋

江刺伯洋(えさし はくよう)1971年3月1日松山市生まれ。
入社以来アナウンサーとして主にスポーツやラジオを担当。特にサッカー実況は少年からJリーグまで全カテゴリーをこなしてきた。
著書に愛媛FCのJ昇格劇を描いた「オレンジ色の夜明け」、「群青の航海 FC今治、J昇格まで5年の軌跡」がある。【現担当番組】DAZNのJリーグ中継(FC今治、愛媛FC)、ラジオ生ワイド「江刺伯洋のモーニングディライト・フライデー」(毎金曜午前07:15~11:09)など。

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