一応、キネマ旬報松山支部副会長しています
(ホントに)。
先日「BEMAC PRESENTS
久万高原町 ドライブ・イン・シアター」の
司会をさせて頂きました。
県下11の市や町で開催中、
「愛媛国際映画祭」の一環です。
久万公園グラウンドには
熱心な映画ファン40~50台の車が集結し
2本の映画が上映されました。
「久万高原自慢の大自然の中で
是非、映画を楽しんで頂きたい!」という
河野忠康町長の熱意で実現した
今回のドライブ・イン・シアター。
上映されたのは
地元出身のスター、藤岡弘、さん主演の
「仮面ライダー45周年記念超大作
仮面ライダー1号」と
「ルパン三世 カリオストロの城」
どちらも名作です。
仮面ライダーには松山から一人でやってきた
藤岡ライダーの大ファンだという人、
カリオストロには10回以上見た人や
ルパンの愛車「FIAT」で
やってきたという“ガチ勢”の方も来場。
“ドライブ・イン・シアター”って
ちょっと懐かしい響きと
ロマンチックな感じがありますよね。
ルパン映画をFIATに乗ったまま
息子と男同士2人きりで鑑賞する。
カッコいいですね~。
一生の思い出になるでしょう。
映画館では出来ません。
「ヤツはとんでもないものを
盗んでいきました・・・息子の心です」
ドライブ・イン・シアターに来る人って
ロマンチストが多いんです。
最初の仮面ライダーはファミリーでしたが
カリオストロの時間になると
ほぼカップルばかり。
そういえば
学生でXmasの頃、
彼女のユーノス・ロードスター
(カブリオレ)で行った
関西のドライブ・イン・シアター。
確か「花嫁のパパ」というコメディ映画で
観終わった直後、
二人で一緒に車外に出た瞬間、
雪が降ってきて
「わ~雪だ~♥」と彼女が喜んだことを
思い出しました。
・・・で?
コホンッ。閑話休題。
ドライブ・イン・シアター映像は
こちらの“スクリーン・バルーン”に
プロジェクターで投影します。
その名の通り空気を入れれば
あっという間に
膨らみ巨大スクリーンが完成。
海のレジャーで使う
巨大遊具を制作している会社が
考案したそうで。
なるほど海上にある滑り台と
作りは同じですね。
福山市の会社からやってきたという
この“スクリーン・バルーン”。
こちらもコロナ影響で
密にならずに映画が見られると需要が増え
今年だけで愛媛には5回ほど来ているとか。
お値段は・・・
「200~300万くらいっスね」。
「ドライブ・イン・シアター」にも
進化の波が来てるんですね。
「風は弱いのですが大雨なら大丈夫です!」
と担当者が胸を張ったように
最後小雨が降りましたが2本とも無事上映終了。
屋外での名画観賞と
繋ぎで披露させていただいた
ショッカー・江刺の
「登場人物モノマネ大会」を
皆さん、ご堪能いただいたようです(多分)。
次の愛媛国際映画祭で楽しみなのは
愛媛の映画ファンで
投票1位になった作品を上映するという
「もう一度 スクリーンで観たい映画」企画。
作品決定しました。
リュック・ベッソン監督の
ハリウッドデビュー作で
ジャン・レノとナタリー・ポートマンの
出世作でもある「レオン 完全版」です!
これも名作ですね~
撮影当時11歳!
現在40歳のナタリー・“パドメ”・ポートマン。
ハリウッドにしては珍しく
美しいまま順調に育ってます。
美しいだけじゃあありません。
天才です。
ハーバード大現役合格です。
そんな彼女の衝撃のデビュー作に
今一度刮目しましょう。
10月31日(日)選挙デーに
愛媛県民文化会館で15:30~上映予定。
尚、愛媛国際映画祭は
12月12日まで続きます。
最後にオマケシネマ写真。
先日のラジオリポートで
Capy宇都宮いくみさんが撮ってきてくれた
岩城一平監督・脚本、桝形浩人主演、
奥村真友里出演の
「短き、身近き、家族かな」のロケ風景。
家族らしさを描く愛媛ロケ作品なのですが
いくみさんの感想は
「豪邸でした・・・」
そこ?
作品は来年6月公開予定です。
いや~映画ってホントにいいものですね。