ニュースのウラカタ#24 「交通事故を考える」

オピニオン室

ニュースのウラカタ#24 「交通事故を考える」

愛媛県警が統計を取り始めた1947年以降、
県内では9000人を超える方が、交通事故で命を落としています。

NEWS CH.4では去年12月、
番組独自の交通事故防止キャンペーンをスタートさせました。
「CH4交通事故を考える」です。

月に1回ペースで、交通に関する特集を制作・放送しています。
【ラインナップ】
2020年12月:愛媛の交通事故史
2021年 1月:自転車で死なせない
2月:愛媛の横断歩道
3月:愛媛の通学路
4月:ライダーの命を守る
5月:高齢者と交通事故
6月:横断歩道停止率
7月:運転免許自主返納
8月:飲酒運転、根絶へ
9月:死角の研究

いずれも15分~20分という長尺で、
報道部員全員が、痛ましい交通事故を根絶したいと
強い決意と覚悟をもって取り組んでいます。

一番新しいものは9月30日に放送した「死角の研究」。

この動画は死角に関する実験です。

このような実験映像やデータ、定点観測や証言などを積み重ねて
納得感と説得力のある内容を目指しています。

常々、1回限りの放送では
交通事故防止意識の訴求力が低いと考えていましたが、
この「死角の研究」が節目の10本目にあたることから、
過去の放送回をYouTubeの南海放送チャンネルにアップすることになりました。

初回は今月1日、去年12月放送の「愛媛の交通事故史」を
前編・中編・後編の3分割してアップしました。

交通事故を減らそうという愛媛の人たちの”戦い”の歴史を
南海放送に残るアーカイブ映像とともに紐解きます。

愛媛で最初に〇〇〇が設置されたところは?

最初に白バイにつけられたカメラの値段は?

子供を想う母親達が手作りした通学路とは?

今後も、毎週金曜日、これまで放送したもののダイジェスト版を
1話分ずつアップしていきます。
南海放送チャンネル↓でチェックしてみてください。

「CH4交通事故を考える」がスタートして10か月、
記者、キャスター陣、カメラマンなど
関わる人たちの交通事故防止意識が高まっています。

もちろん私も…
自転車通勤の頭部を守るアイテムが
タオル→ヘルメットに変わりました。

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記者プロフィール
この記事を書いた人
宇都宮宏明

西予市宇和町出身、1996年 南海放送入社後、主にテレビ番組制作部門。
「もぎたてテレビ」のディレクター・プロデューサーなど担当。
2018年~「ニュースCH4」デスク(自称”世界で一番優しいニュースデスク”)。

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