今週木曜開幕!100回目の選手権 

オピニオン室

今大会のポスターが届きました

カッコいい~  マジカッコいいです。

100回記念は

初めて人気サッカー漫画のキャラクターが大集合!

タイトル全部言えたらかなりのサッカー漫画通です。

(答えは最下部に)

現在、南海放送では
 
サッカーを愛するチーム選手権スタッフが総力をあげて(マジで)
 
100回記念特別企画を作業中!
 
弊社HP内「選手権 THE名勝負・名シーン」では
 
「実況アナウンサーは見た!」と題し
 
レジェンド・アナウンサーのお二人のインタビューを配信中。
 
まずは
 
この人がいなければ高校サッカー、
 
いや愛媛のサッカー中継は始まらなかった。
 
愛媛サッカー実況の祖・宇都宮基師元南海放送アナウンサー。
 
「中継の1か月前に部長に呼ばれて
 
高校サッカー選手権の実況をやれと。これは困ったなあ~と」
 
今から50年前の事。
 
愛媛サッカーの実況は全てここから始まりました。
 
↓貴重な映像が弊社アーカイブに残ってました!
 
しかし…
 
「後半に入ってから7分間しゃべれんかったんよ…」
 
7分間も?なぜ??なんでしゃべれなかったの??
 
それ放送事故じゃん?
 
“最初の一歩”は常に伝説的ハプニングがつきものです。
 
答はHP「特別企画」でご確認を。
 
もう一人のレジェンド・田中和彦元アナウンサー(現南海放送会長)。
 
愛媛初の高校サッカー日本一チーム、
 
南宇和高校をつぶさに見てきました。
 
そんな田中アナウンサーが
 
実況席で一番“ゴール!”と叫んだ試合とは?
 
なぜ得点シーンで“ゴール”と叫ぶのか
 
その理由も解き明かされます。
 
今ではほぼ無くなりましたが
 
なんであんなに叫ぶのか不思議だったんですよね。
 
なるほどの納得です。
 
こちらもHPでご確認ください。
 
そこではカットされましたが
 
私が最も印象的だったのは
 
「サッカーも野球もチームが弱いのは
 
中継している放送局の責任なんだよ。
 
だからアナウンサーもディレクターもカメラマンも
 
必死で死ぬ気で放送しなきゃいけない!」
 
と言われた事でした。
 
後輩たちよ(自分も含め)
 
身につまされることがたくさんあるね泣。
 
そこで
 
田中レジェンドから高校サッカー全スタッフに伝言。
 
「決勝当日は『振り向くな君は美しい(大会歌)』を全員聞いてから
 
中継に向かうように!」とのこと。
 
御意。
他にも「100回特別企画」では
 
愛媛FC&FC今治の選手権OBからの激励メッセージ、
(↑南宇和出身、愛媛FC・實好監督
  済美出身、愛媛FC・藤本選手
 ↓宇和島東出身、FC今治・有間選手
  石川・星稜出身、FC今治・原田選手)
 
また全国初!全試合ネット配信、
 
テレビ・ラジオでの情報発信
 
SNS内の全選手データ紹介、
 
スポーツ雑誌「E-dge」コラムなどなど
 
やれること思いついたこと全部載せで
 
100回大会を盛り上げて行きます。
 
愛媛県大会は今週木曜日23日~11月13日まで。
 
ツイッター#高校サッカー愛媛
 
で呟いてください。
今年も地区予選はなく
 
全45チームによるトーナメントで
 
残念ながら初めて無観客での開催となりました。
 
だからこそ
 
いつも以上に選手たちの熱い想いを伝えたい! 
 
そして
 
50年前のあの日、宇都宮アナウンサーや全中継スタッフが持っていた
 
【選手権】に対する“畏れ”や“喜び”みたいなものも
 
しっかりと引き継ぎながら
 
これからも今大会に関わっていきたいと思います。
 
(答:「キャプテン翼」「オフサイド」「シュート!」
 
「ファンタジスタ」「BE BLUES!」「DAYS」「ブルーロック」)
 
 

 

記者プロフィール
この記事を書いた人
江刺伯洋

江刺伯洋(えさし はくよう)1971年3月1日松山市生まれ。
入社以来アナウンサーとして主にスポーツやラジオを担当。特にサッカー実況は少年からJリーグまで全カテゴリーをこなしてきた。
著書に愛媛FCのJ昇格劇を描いた「オレンジ色の夜明け」、「群青の航海 FC今治、J昇格まで5年の軌跡」がある。【現担当番組】DAZNのJリーグ中継(FC今治、愛媛FC)、ラジオ生ワイド「江刺伯洋のモーニングディライト・フライデー」(毎金曜午前07:15~11:09)など。

江刺伯洋をフォローする
オピニオン室