ニュースのウラカタ#21 「ウラカタがオモテに」
CH4でオモテ舞台に立つのは、
メインキャスターの松岡くん・青木さん・白石くん、
フィールドキャスターの清家さん・杉本さん、
気象予報士の水口さん、
そして記者の面々(@現場ときどきスタジオ)です。
ただし、ごく稀にカメラマンやデスクなど
ウラカタが登場することがあります。
私も、振り込め詐欺の犯人役として
”声”でCH4に出演した経験がありましたが、
今回、ひょんなことから被写体の役目を担うことになりました。
松山市で40歳代のコロナワクチン接種が
始まったタイミングを取材することにしましたが、
取材先(40歳代に接種を行う医療機関)の
アポイントメントがなかなか取れず
スタッフが苦戦していました。
そんな折、私がたまたま当日の接種予約をしていたのです。
テレビの世界では、
内部の人間が被写体になることを良しとしない傾向があります。
”内輪うけ”だとか”仕込み”だとか、
時には”やらせ”などの指摘を受ける可能性があるためです。
「瓜田に履を納れず李下に冠を正さず」です。
ただし今回私は、
①予約前に被写体になる可能性すら知らなかった
②正規の手続きで接種を予約した
③接種シーンは報道内容に不可欠と考えた
などの理由から、
「南海放送スタッフがワクチン接種を受ける」シーンの撮影に
問題がないと判断し、
医療機関の協力が得られるならOKとしました。
そして、予約した接種会場である
今在家クリニックの川井田院長に快諾いただき、
ファイザー社製ワクチンの1回目接種を撮影、
ワクチン接種率のデータなどと合わせて翌日放送しました。
その後、接種した左腕に3~4日間痛みがありましたが、
発熱や頭痛、その他気になる副反応は見られませんでした。
1回目の接種から3週間目の昨日(8/31)、
同じ今在家クリニックで2回目の接種を受けました。
折しもこの日、愛媛県が最新のワクチン接種率を発表、
8/30時点の県全体の2回接種率は48.3%で、
「私と同じく31日に接種した人数によっては、
県民の半数を超えるなぁ」などと
1回目の後より痛さが増した左腕を気にしつつ、
ワクチン接種について考えました。
コロナワクチン接種は義務ではありませんし、
誰が強制できるものでもありません。
私は、仕事の状況、家族の状況など自分を取り巻く環境と、
ニュースなどを通して得られる情報を根拠に、
自分の判断で接種を受けました。
巷では、ワクチンに関する様々な情報が飛び交い
若い方々を中心に
ワクチン接種をためらう傾向がみられるといいます。
まずは、自身で正しい情報に触れる努力をし、
その上で判断していただきたいと思います。
愛媛県が今日(9/1)のコロナ臨時会見で示した
新型コロナウイルスワクチンについて
知ってもらおうというチラシです。
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判断の参考にご一読ください。