2020.01.28

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「記者たちは海に向かった 津波と放射能と福島民友新聞」門田隆将著

「甲子園への遺言」「なぜ君は絶望と闘えたのか」「死の淵を見た男」

彼の著書で外したものを読んだことがない

本書は「死の淵~」と同じく東日本大震災のドキュメント

ただこちらは地元新聞社の記者を主人公にしています

しかも

一人は津波に襲われる人を助け自らは亡くなった若手記者

ともう一人は

津波に襲われる人を救いきれず後悔する若手記者

映画「新聞記者」やドラマ「チャンネルはそのまま!」など

最近はメディアを新しい視点で描き注目されている

本作も是非、映像化を望みたい

しかも“チャンとこのまま”作ってほしい

出張帰りの機上で本作を読み終えました

終盤に向けても大いに感動しますが

一番泣いたのは【文庫版用のあとがぎ】で中学生が本書を劇にしたというところ

松山空港に着く直前は涙でほとんど周りが見えませんでした

今回も筆者の圧倒的取材力にただただ感服です

4ブック

2020.01.12

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「フォードvsフェラーリ」

この手の作品を嫌いな男はいないでしょう

マット・ デイモン と クリスチャン・ベイル

自動車レースのル・マンで絶対王者フェラーリに挑んだ

フォードの奇跡の実話

偏屈なドライバーをやらせたらクリスチャン・ベールはハマりますね

役作りの為なら自由自在の体重激変振りも圧巻

今回は“痩せ”の方ですw

ストーリーは単純で予想通りの内容ではありますが

そんなことは関係ない

弱い方が知恵を絞って強い方をやっつける

判官びいきの極みです

まるでコックピットに座ってるような重低音のエキゾーストノート

を聞かされてオチない男子はおりません

3.5シネマ

2020.01.09

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「騙し絵の牙」塩田武士著

著者の「罪の声」がベラボウに面白かったので手にしました

大泉洋が表紙で彼を主人公に想定して“あてがき”したそうで

特に彼のファンでもないが新しい試みは楽しかったので

読み進めていけました

が、内容がデジタル化に追いやられる熱血雑誌編集長という

そんなに新しい試みではなかったので

途中で止めようかな~と思い始めたところで

最後の最後にどんでん返しがきます

どうぞラストまで諦めないでください

してやられます

塩田ものは骨があります

4ブック

「ジョーカー」「グリーン・ブック」「天気の子」を外して

あくまでも超個人的ランキングです

まず«ベスト»から

第3位【クリード 炎の宿敵】  

   ロッキーは不滅

第2位【ビューティフル・ボーイ】

   ドラッグ依存の息子を救うお父ちゃん
   美しさに泣けます

第1位【Girl】

  トランスジェンダーのチョー美男子がバレリーナに
  ラストに心も体も痛ッ

そして«金返せ部門»

第3位【ターミネーター/ニュー・フェイト】

   名作は触るべからず
   敵が2つに分離したらいかんやろ!

第2位【It/THE END それが見えたら終わり】

   名作は触るべからずパートⅡ
   「ドクタースリープ」の方はGOOD

第1位【アリータ】

   だ・か・ら
   名作は触るべからずなんだよ!
   大火傷を負ったジェームズ・キャメロン
   まあこれからも触りまくるんでしょうハリウッドは…

2019.12.27

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「Mr.トルネード 藤田哲也 航空事故を撃滅させた男」 佐々木健一著

こんな天才日本人がいたんですね

全く知りませんでした

ハリケーンの大きさを表す“F”は藤田のFだそうです

それくらいアメリカの気象界では有名な学者です

ずっとアメリカで研究をしていたので日本では知名度が低い

それでも気象界にアカデミーがあったら藤田が取っているだろう

と言われるくらい

人類史に残るくらいの大発見をしたことで

我々は安全に飛行機の乗ることが出来るんです

これだけの人物を書き上げるのは著者にとっても

相当な醍醐味だったでしょうね

覚えました

“ダウンバースト”を発見したのは日本の天才気象学者・藤田哲也です

4ブック

今年は芸人本がベスト3を独占しました

第3位【言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか】ナイツ 塙宣之著
   ミルクボーイが天下を取った今読み直しても頷けることばかりです。
   個人的にはぺこばも好き

第2位【ヒキコモリ漂流記 完全版】 山田ルイ53世著
   「ルネッサンスラジオ」はルーティーンの一つです

第1位【僕の人生には事件が起きない】 ハライチ 岩井勇気著
    山里さん、若林さんに続くコラムの天才
   「ハライチのターン」もルーティーンの一つです

他にも「争うは本意ならねど ~日本サッカーを救った我那覇和樹と彼を支えた人々の美らゴール~」
や「ペップ・グアルディオラ キミにすべてを語ろう」のサッカー本、
塩田武士著「罪の声」などベストセラーものなど今年も良作にも出会えました!

2019.12.13

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「劇場」(文庫版)又吉直樹著

泣けます

後半、二人が分かれてしまうところ

泣けて泣けてしょうがなかったです

今回は男女の別れ

「火花」の時はコンビが分かれる時に泣けました

改めて又吉さんは天才です

離別を描かせたらグンバツです

お涙ちょうだいではなく

敢えてドライにリアルに面白くしてるから

余計に悲しみが倍増されます

この作品も映画化されます

この文章を映像化するのは無理でしょと

高を括り映画の「火花」を観てなかったのですが

アマプラで見たらメチャ泣けました

今作も観るつもりはなかったのですが

松岡茉優ちゃんがヒロイン役なので観ます!

4ブック

2019.12.03

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「ドクタースリープ」

面白かったですね~

スティーブン・キング続編ものでは

「IT」よりは評判も上々の様でw

名作「シャイニング」の40年後

あの三輪車をコキコキ乗り回していた少年が大人になりました

でも前作を見ていなくても単体として十分楽しめて怖かったです

強いて言えばオチがいまいちでしたが

まさに“観たこともない映像”が一杯で楽しめます

最後にあの呪われた「オーバールック・ホテル」が出てくると

おーー!っとシネマカウパー出ました

観賞後、アマプラで「シャイニング」を再チェック

スティーブン・キングも天才ですが

あれはほぼジャック・ニコルソンの功績ですね

というか彼の“顔芸”が全て

怒る時、笑う時、悲しい時、ドアの隙間から除く時

ジャック・ニコルソンの表情は人間国宝レベル

志村けん級の職人技です

全体を通しての映像も今見てもスタイリッシュ

観るならセットでどうぞ

続編モノでは「ターミネーター」も大コケだったので

これで回収できた感じです

4シネマ

2019.11.22

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「ひとよ」

子供を守る為に夫を殺した妻が

服役した15年後に

3人の子供たちに会いに行く

テーマとしては凄く面白そうだったのですが

主演の田中裕子さん…

大女優なのは承知の上で

やはり彼女が出てくると「ああ、この女性は耐える人なんだな」と

役がわかってしまう

そうなるとこっちの想像から一歩もはみ出てこないので

驚きが無い

驚きが無いと感動が無い

いわゆる吉永小百合現象ですね

しかしそこを救ったのが若き天才、松岡茉優さんです

「万引き家族」以来の相変わらずの名演技

彼女のお陰でこの映画は最後まで持っています

3.5シネマ

2019.11.21

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか」
ナイツ塙宣之著

芸人シリーズ第3弾である

ほとんど読みたい本は芸人さんのものばかりである

何なら今は「劇場」(又吉直樹著 文庫版)を読んでるくらいである

なぜならば全部が名著だからである

中には凡著も確かにあるが

評判のいい芸人本で外したのを読んだことが無い

全てが良作である

なぜならは彼らは表現のプロだからである

トップオブトップの有名人でなくともかなりのハイレベルだ

いやむしろイマイチ地味な芸人さんの方が

そのクオリティは高いのかもしれない

本著はタイトル通りあのお化け番組「M-1」での勝ち方を

関東芸人目線で徹底的に分析している

誰もが憧れる漫才師最高の栄誉

その頂へたどりつこうとする姿勢はまるで求道者である

ゴルコダの丘へ向かうキリストだ

そして

あの煌びやかなステージから

見えない十字架を背負って降りてくる彼らを

目にする季節がまもなくやってくる

4ブック