2022.12.01
えさシネマ倶楽部
「アフター・ヤン」
AIロボットと生活する未来の家庭
家族の父親がコリン・ファレルで
奥さんが黒人女性で
娘が中国人でAIロボットも中国人?
ある日、ロボット“ヤン”が故障して動かなくなる
ヤンがいなくなったその後“アフター”がどうなるか
この設定とキャスティングにメチャクチャ期待してました
が、思ってたのと違いました
美しくゆったりとした時間がずっと流れます
言い換えると芸術性の高い作品です
近未来ロボットとのリアル感を求めると肩透かしにあいます
調べてみると監督・脚本・編集を担当したコゴナダさんは
小津安二郎の信奉者だそうで
なるほど…
そういうことですか
そう思ってみれば良かった
これは小津イズムなんだ!と思ってみると理解できるし
芸術的だ!と思えます
つまり小津安二郎が凄いってことです
同じ監督で「コロンバス」って作品もあるのですが
予告編を観たら同じようなテイストでした
今度観てみます
だって小津信奉者なんですから
3シネマ