Archive for 6月, 2023
えさシネマ倶楽部
「ミーガン」
ミーガン・・・ああ、あのアメリカの大統領、元俳優だった・・・
レーガン
ああ、あの最近目が見えにくくなって、こう離してみないと見え辛い・・・
老眼
あと何がありますか?自分で考えて下さい
ミーガンはホラー映画です
簡単に言うと女の子の人形がロボットで、
最初はおもちゃとして可愛がられていたけど
内臓されているAIが暴走して人間に襲ってくる
これ以上でもこれ以下でもありません
ああ、最初は女の子とAIロボットの女子が仲良しだったけど、
このあとAIが制御きかなくなって主人公を襲ってきて手に負えなくなって
最後は主人公がロボットの女の子をぶっ壊して終わるんだろうな~
と思ったらそのまんまでした
でも結構ヒットしているのは
そのAIロボット、ミーガンが可愛くておしゃれなので、
ホラーが苦手な人でもポップに見られるからでしょう
丁度、チャッキーとターミネーターを合わせたような感じ
途中、ミーガンが躍るダンスとかが話題です
全体的にはコメディタッチ
スプラッターとかエグイ系ではありません
ファッションも可愛いいので劇場も若い人が多かったですね
でも私としては「ヘレデタリー」とか「ミッドSummer」のような
ズシンと来るネオホラーを期待していたので
ちょっと不満でした
3シネマ
えさシネマ倶楽部
「怪物」
いやあ、やっと是枝監督が戻ってきました~
「海街ダイアリー」とあと、あれ、あのフランス人女優のやつ
なんでしたっけ?あの時はどうした?と思ってましたが
本当の是枝監督が還ってきました!
個人的には「ベイビー・ブローカー」もちょっとらしくないなと思っていました
今回の作品は大絶賛です!
「万引き家族」と並ぶくらいの名作じゃないかな~
ほとんど事前情報なしで観ました
まあモンスターペアレントみないなのが出てくるんでしょ?くらいしか知らなかった
なのでそれくらいで観てください
まず、是枝監督は全員をちゃんと描きたい人なんですね
主人公の1人とか2人だけを描くのが普通ですが
ちゃんと主要なグループ5~6人をしっかりと描くのです
中心となる2人の少年、安藤サクラ、永山瑛太、高畑充希、中村獅童、田中裕子
などなど全員をしっかり人物を描く
それがどれだけ難しく大変かよくわかります
今回は「羅生門手法」を言われる
一つの出来事をいろんな人の目線から描いています
ってことは黒澤明レベルに達してるってことです
物事は違う視点から見ると全然違うことがあるりますよね
なので、広末涼子も不倫していない!・・・と思いたい
あと、子役を見つける天才ですね
今回の2人の子役もメチャクチャ上手い
相当難しい役どころです
これまで是枝さんは台本を見せずに撮影する手法を取っていましたが
今回は事前にみせたそうで
脚本の坂元裕二カンヌ国際映画祭で脚本賞、クィアパルム賞受賞
そして音楽が坂本龍一さん
ラストにクレジットされると クーーーッっと感慨深くなる
間違いなく今年を代表する作品です
5シネマ
えさシネマ倶楽部
「クリード 過去の逆襲」
クリードシリーズの第3弾
ロッキーシリーズの後を受け継いだやつと言った方がわかりやすいでしょうか
もう通説ですが
ロッキーシリーズはギリパート4まで面白かったですね
5とザ・ファイナルで大コケして名作の晩節を汚してしまった
ですがこの、クリードシリーズで見事に復活 V字回復でした
ロッキーの盟友、アポロの息子・クリードが主人公
ロッキーがトレーナーになってクリードを育てチャンピオンにする
出たがりのスタローンが後ろから支える役どころがハマったんですね~
さらにパート2はあのドラゴの息子と対戦!
ロッキー4に出てくるロシアの殺人マシーンドラゴの息子
当然、ドルフ・ラングレンも出てきます
スタローンの元妻、ブリジット・ニールセンも出てくる!
サイコーでした!
オールドファンも新規ファンも皆が高評価
これでやめておけばよかった・・・
もう戦う相手がいなくなったんですね
クリードもチャンピオンになってセレブになってもう引退する年齢
今回の対戦相手は昔の友達です
でも、これが無理矢理戦ってる感じで感情移入が出来ない
しかも、スタローンが出てこないのです!(プロデューサーとしてはかかわってる)
しかもしかも、ロッキーのテーマも流れない(アイ・オブ・ザ・タイガーさえも)
守破離の法則、離のタームに入って
ロッキーから完全に離れようと、ネクストステージに行こうとしたのでしょうが
良くない方に行ってしまってるな~
と言いながらパート4も観てしまうんだろうな~
2シネマ