2019.11.14

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「一発屋芸人列伝」山田ルイ53世著

名著「ヒキコモリ漂流記」以来すっかりファンになり

「ルネッサンスラジオ」のリスナーにもなりました

とにかく表現力が多彩で豊か

36色色鉛筆のような

フィルミーノのゴール前での選択肢のような

ボヘミアンラプソディを思いついたときのフレディ―・マーキュリーのような

…私の表現力ではこのくらいが限界です泣

タイトル通りレイザーラモンやジョイマン、コウメ太夫などが登場し

彼らがどう一発屋になり

なぜ消えて行ったのかを著者の才能あふれる筆力で書いています

面白いのは当然、そこにわびさび、えぐみ、アイロニー、ルサンチマン、モラトリアム

全てが散りばめられています

この方も天才エッセイスト

こちらも何回も読み直しビビッとワードにアンダーラインを引きました

愛媛大学中退という親近感も加わり今や著者に心酔状態

毎週金曜の21時30分が待ち遠しい

弊社ラジオ編成局、まじ神!

4ブック

2019.11.08

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「僕の人生には事件が起きない」岩井勇気著

不倫ばかりする他の小説を読んでいたのですが

あまり面白くなかった(こう書くと面白そうですが)ので

途中で止めてこっちに乗り換えました

お笑いコンビ「ハライチ」の澤部じゃないほうの

暗い方の芸人さんのエッセイです

帯の謳い文句通り〝日常に潜む違和感に狂気の牙をむき〟まくり

面白すぎで一人笑いをこらえきれなくなり笑ってるので

まるでホアキン・フェニックスのジョーカーのように

周りから不審がられてます

「この本が面白すぎて笑ってしまうんです。スイマセン」と書かれた

メモを持ち歩きその人に渡したいくらい

もちろん「読んだらこのメモはお返しください」と

最後に書くのも忘れずに(*ジョーカーネタバレ)

芸人さんのエッセイと言えば

オードリー・若林さんを筆頭に名著ばかりですが

こちらも評判に違わずの名作

今、2回目を読み直し

さらに面白かったところに線を引いていますw

4.5ブック

2019.11.07

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「IT/THE END そでが見えたら終わり」

怖いのは嫌だったけどチャプター1をしっかり観てから映画館へ行きました

今更ながらチャプター1はメチャクチャ面白いですね

ツッコみどころはいっぱいありましたが

最後に“chapter one”と出た瞬間

アメリカ人のようにスタンディングオベーション

まさに〝ホラー版、スタンド・バイ・ミー〟

やっぱりスティーブン・キングは天才だと納得…

したのもつかの間

どうしちまった!

やっちまったなチャプター2

ついにあの時の少年たちが27年後に再集結するワクワクと

ジャシカ・ジャスティンらB級ホラーらしくない豪華キャスティングで期待MAXだったのに

肝心のペニー・ワイズがただのエイリアンになっとる泣

顔だけ残って体はスターシップ・トゥルーパーズやん

完全に間違えてるよ

ペニー・ワイズはあのままで良かった

チャプター1であやふやにしていた謎みたいなのは

無理やり答えを出さなくてもいいのに

あれは何でなん?っていうのは

「だって説明めんどくさい」とか「だってハリウッドだから」で

あやふやにしておけばいいのよ~

となるとこちらも名作「シャイニング」の続編「ドクター・スリープ」にも

不安が募る

スティーブン、そっちは大丈夫だろうな???

2シネマ

2019.10.25

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「白い衝動」呉勝浩著

かつて異常犯罪を起こした鬼畜男性と

これから殺人をしたい衝動が抑えられない男子高校生

得体のしれない2人に挟まれた女性スクールカウンセラーは

果たして次の惨劇を止められるのか

それともー

という入口はかなり引きが強かったのですが

結局、作中で新たな殺人事件は勃発せず肩すかし

心理学者同士の丁々発止は迫力がありましたが

読みたかったのはシリアルキラーがどう思い、どう行動するのか

なぜそんな残虐になったのか

フィクションとしての怖いもの見たさ欲求は満たされないままでした

それに引き替え

〝ホアキン・ジョーカー様〟の狂気とカリスマ性よ

貴方を思うと未だに脳の深部がヒリヒリと疼き

またお会いしたくなるのです

また観に行こうかな

3ブック

2019.10.24

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「アド・アストラ」

セレブは一度宇宙服を着たがる節っていうのはホントですね

今度はブラピが宇宙服を着ました

そこで、最近のこの手の宇宙服系映画を勝手にランキングしてみました

第5位「オデッセイ」

第4位「ファースト・マン」

第4位タイ「アド・アストラ」

第2位「ゼロ・グラビティ」

第1位「インターステラ―」

1、2位が抜けてますね

3.5シネマ

2019.10.09

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「ジョーカー」

期待通り良かったです

でも・・・

それ以上ではなかった

「her」以来大ファンのホアキン・フェニックスの怪演振りには大満足

スクリーンに彼が出てくる毎ににじみ出る気持ち悪さ

クリーピー感はサイコーです

そこにカッコよさもある

ヒース・レジャーを超えたかと言われれば…

そこまでではない

続編を観て決めたいかな

何かが無いなと思ったら「バットマン」なんですね

バットマンがまだいない(少年)ので対決をしない

ということはバットモービルも大爆発もない

「バットマンシリーズ」と比べるとどうしても地味になりますが

その分逆にリアルで

一人のオタクがどうやって狂人になるのかというストーリーは

アカデミーが好きそうだなと

4シネマ

2019.10.04

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「慈雨」柚木裕子著

久しぶりにゴリゴリのミステリーを読みました。

しかも警察ものでまっすくな若手刑事と実直なベテラン刑事が主人公で

少女誘拐事件の真相に迫るという王道ものです。

リタイヤしたベテラン刑事が四国遍路を巡り

そのベテラン刑事の娘と付き合ってるのが現場で奮闘する若手刑事

追いかけるのは少女を凌辱した憎き鬼畜

あるあるの内容で先が読めるッちゃあ読めるのですが

最後犯人が捕まった時はメチャクチャスッキリしました!

はやり筆者の文書力でしょう

外したくない人

奇をてらいたくない人

おススメです

4ブック

2019.09.10

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「Girl」

見逃すところでしたが滑り込みセーフでした

トランスジェンダーの美しすぎる主人公

心と体が違う事に悩むバレリーナ役のこの男子

実際にダンサーとしても優秀な子なのですね

しかもこの難しい役をやりきるのがまた凄すぎます

*注ここからネタバレ

観ながらこれは最後自ら命を絶つぐらいじゃないと

エンディングにはならないよなと思っていたら

あ、そっちかー!のまさかのアベサダ・フィニッシュでした

心も体もとっても痛くなる考えさせられる良作でした

4シネマ

2019.09.03

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「ゲバラ覚醒 ポーラースター1」海堂尊著

映画とかでなんとなく知っているつもりのチェ・ゲバラ

オードリーの若様影響と「バチスタ」シリーズの海堂氏が

どんなゲバラ像を書くのかに魅かれました。

「モーターサイクル・ダイアリーズ」やベネチオ・デル・トロなど

映画化されやすく、また映像にしたい英雄で

サッカー場でもよくみかける〝反逆のシンボル〟であるカリスマを

今の年齢でしっかりとおさらいしたかったのです。

親友と二人、バイクで巡る南米縦断旅行

馴染みのないアルゼンチン、ペルーやボリビア、コロンビア…

喘息もちの医学生がなぜ革命家になったのか

その手前までの青年期が描かれています。

なので後年の熱き革命家としての活躍よりは

マドンナ主演で大コケしたアルゼンチン大統領夫人『エビータ』との

恋物語など

比較的ライトタッチで進んでいきます。

著者もあとがきで触れていましたが

史実を忠実に描くというよりは想像の部分も多いようで。

なので誰もが思い浮かべるヒゲ面&ベレー帽のような怖さや暗さがありません。

それが許せるかどうかで没頭の仕方が変わります。

ここからどう変貌していくのか

そしてカストロと出会ってどうなるのか。

知りたい気もするのですが

続けて読もうという気にはなれず

一旦、王道ミステリーに離れてしまいました。

3ブック

2019.08.19

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「五億円のじんせい」

「僕はイエスが嫌い」との渋~い2本立て勝負は1勝1敗でした

まず「五億円~」は

幼少期に受けた移植手術で生き延びた主人公が

その寄付金5億円を稼ぐまで自殺しないというストーリー

オリジナル映画製作プロジェクト第1回グランプリ受賞作の映画化

なのでオリジナル感が高いのです!

なんといっても初主演の望月歩君がいいですね

最初はちょっとブリッコ過ぎるかなと思いましたが

演技が臭くない

これは若手俳優では相当難しい事です

それが出来て鼻につかないってことは天才ですね

愛媛での舞台挨拶でもあのまんまだったと羽生支配人が言ってましたw

一方「僕はイエスが~」の方は

私には良く理解できず

何度もOh~Jesus!と頭を抱えてました

4シネマ&2.5シネマ