2021.12.02

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「恋する寄生虫」「ディア・エヴァン・ハンセン」

年末ラッシュをかけています

今日も2本行きます

今回も邦画の完敗でした

期待していったのに・・・

タイトルと小松奈菜に騙されました

一方、「ディア・エヴァン・ハンセン」は良かった~

ほぼノー事前情報で

ミュージカルというのも始まってからわかりました

SNS大好きなオタクな3軍の男子が主人公で

軽い気持ちでついた嘘から

逃れなくなるっていう

よくあるパターンではありますが

ブロードウェイで初めてSNSを題材にしたヒット作だそうで

歌う時も急に皆が歌いだすのではなく

ほぼ一人パターンが多いと言うのも

斬新で良かったです

当然ですが歌がメチャクチャ上手い

4シネマ

2021.12.01

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「エターナルズ」「ファイター、北からの挑戦者」

やっぱりスーパーヒーロー全部載せシリーズはダメだ・・・

アベンジャーズも最後は白けてしまった

サノス!とっとと指パッチンして半分殺さんかいっ

と思ってしまったもの

で、なんで半分って設定なん?やるなら全部やってまえよ

もう一回やったら生き返るってw

そもそもなんで指パッチンなん?

ポール牧か!とかなんとか心の中でツッコんでると

もう内容が入ってこない

今回もツッコミどころが満載でした

映画には自分の人生でも生かせる教訓を教えてほしい

スーパーヒーローものは嫌いじゃないけど

1作品1ヒーローで充分です

その点、「ファイター~」は真逆で超現実的な作品です

タイトル通り主人公は韓国へ脱北してきた女ボクサー

北朝鮮問題がまたも出てきますが

そこまでむつこくない

一番素敵なのは

主人公が韓流映画の主役とは思えないくらい

良い意味でフォトジェニックじゃないところです

キャスティングも秀逸でした

ジムの会長が渋くていい味出してるんです

余計な口出しをしなくて不愛想に見えるんですが

ホントはメチャ強くて優しい

主人公は美人ではありませんが

甘酸っぱい恋をするんです

その仕方が一軍ではなく三軍同士の恋って感じで

キュンキュンします

美男美女の韓流スターが見詰め合って

綺麗な音楽がジャーン♪ってなるシーンは一切ありません

無理やり遊園地に行くけど

照れながら誘う男子も

ホントは嬉しいのに嫌々付いていく誘われた女子も

メチャクチャ可愛い

映画史に残る甘酸っぱいデートシーンですね

あと私が格闘技ファンなので

その辺がいい加減だと腹が立つのですが

ボクシングシーンも本物感が強かった

全体的には上手く行かない事が多くて暗いんですけど

教わることがたくさんあります

女ボクサーが主人公の映画としては「ミリオンダラー・ベイビー」に匹敵するくらいの名作です

いや今年のトップ3に入るくらいの秀作です!

4.5シネマ

2021.10.27

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「燃えよ剣」

T上司から「原作も読みなおしてから観たけど面白かったよ!」

としばらく前に薦められ

私も本を読んでからにしようと思ってたのですが

上巻の終盤で待ちきれず観てしまいました

これまで数々の司馬作品が映像化されてますが

ストーリーの面白さには保証があるだけに

大事なのはキャスティングです

これに失敗するともう目も当てられません

“新撰組”にも“司馬遼太郎”にも

膨大なガチ勢がいるだけに

配役が評価の全てを決めると言っても過言ではありません

果たして・・・

良かったです!!

中でも完璧な配役だったのは

土方歳三の岡田准一でもなく

近藤勇の鈴木亮平でもなく

芹沢鴨の伊藤英明でもなく

原田左之助でもなく

はんにゃの金田でもなくウーマンラッシュアワーの村本でもなく・・・

一番隊組長・沖田総司の山田涼介です!!!!

メチャクチャ良かった!

主役を完全に喰ってました

歴代の新撰組キャスティングの中で断トツのハマリ役ではないでしょうか!!

涼しげな身のこなしと病弱だけど圧倒的な剣捌きの美男子

女性はもちろん男たちまで好きにさせる性格の可愛らしさが

土方をツンツンするシーンで溢れ出てました

山田さんは総司の生き写しです

結核でゲッソリ痩せていくのもかなりのダイエットをしたそうで

またその死に方までが美しい!

沖田総司はもともと西麻布生まれのセレブ育ちだそうで

その品の良さも山田君はしっかり醸し出していました

山田君の沖田総司でスピンオフをもう一作品作ってほしい

グループはHey! Say! JUMPですね

ウィキペディアを隅々まで見ました

彼は今年の映画賞を総ナメにするでしょう

司馬好きなオジサンの胸にしっかり胸に刻まれました

5シネマ

2021.10.20

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「どうやら僕の日常はまちがっている」岩井勇気著

第1弾エッセイ「僕の人生には事件が起きない」が大ヒット

あれ以来、ラジオ「ハライチのターン」も欠かさず聞くようにしています

オードリーの若林さんを筆頭に山里亮太さん、髭男爵さん、ナイツ塙さん

もっと振り返れば又吉さん、ダウンタウン松本さんにビートたけしさん

ネタを書いている方の芸人さんが書く文章で

面白くない本を読んだことがありません

芸人さんは面白いことを思いつく天才なので

それを文章にしているのですから

面白いはずですよね

アナウンサーが出す

こうすればコミュニケーション上手になります!

とか

君は何でやらないの?

俺はやってるぜ!

みたいな自己啓発本を読むより

よっぽど為になります

「日本人のプチョヘンザについて考えてみたら」

の章は激しく同意

3.5ブック

2021.10.12

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「出禁の男 テリー伊藤伝」本橋信宏著

伝説の怪著「全裸監督」を書いた著者の最新作です

村西とおる監督の次は天才ディレクター、テリー伊藤です

これは読むでしょ

「元気が出るテレビ」「ねるとん紅鯨団」

東大生の血をたこ八郎に輸血

江頭2:50のグランブルー、お笑い北朝鮮

彼が生みだした傑作は枚挙に暇がありません

本書には書かれていませんが

私が知ってる伝説は

東京に大雨が降った翌朝

テリー伊藤が道にしゃがみこんでアスファルトを舐めていたのを

発見した水道橋博士が

「何やってんスか!?」って驚いたら

「いやあ、昨日の雨で東京が綺麗になったどうか確かめてたんだよ!」って

言い返してきて驚愕したというエピソードです

凄すぎますね

彼のような発想は出来ませんが

出禁になってもやってやる!という心意気を持つ大事さだけは勉強になりました

3.5ブック

2021.10.04

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「空白」

予告編から絶対に観たい!と思ってました

期待通り良かったです

冒頭の交通事故シーンは

日本映画史上最高クラスの衝撃ではないでしょうか

視聴者はあのショックを最後まで引きずったまま

エンディングを迎えます

あの衝撃シーンがあるかないかで

この作品の価値や伝わってくるものが全く変わってきます

モンスター漁師に古田新太

気弱なスーパー店長に松坂桃李

偽善者主婦の寺島しのぶ(←こういう人マジで身近に居ます)

キャスティングも完璧

桃李君はこういうのがピッタリです

やくざな刑事役は無理なんです

さらに我らが片岡礼子様(松前町出身、ラジオ「シトラスレター」始まったよ)

メチャイイ役です

長くはないですが重要な役で

しかも押しつけがましくないのがいい

作ったのが「新聞記者」の吉田恵輔監督なのですね

しかもオリジナル脚本!

ヒットした漫画や小説からではないところがスバラシイ

ただひとつだけ・・・

以前から邦画(ドラマも)に対して思っていたことで

とっても細かいことですが

衣装を汚してください!

みんなピカピカなんです

古田さんの漁師衣装も綺麗過ぎる

ベテラン漁師があんなピカピカの服なわけないでしょ~

洋画はそこもちゃんとこだわって

衣装も髪形もメイクも役にあわせて手を加えリアル感を出しているんです

ちゃんとしてる邦画もありますが

マイナスポイントそこだけでした

あれだけの事故シーンを描いたのだから

そこもリアルにしてほしかった

映画も同じ

神様は細部に宿るんです

4.9シネマ

2021.09.29

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「映画にまつわるxについて2」西川美和著

大好きな監督です

作品はほとんど見ています

本作の第1弾を読んで益々好きになりました

西川監督が映画作るまでのアプローチが

赤裸々に飾り気なく書かれているのが面白い

メチャクチャ笑えます

「私は人気フィルムメイカーよ!」っていうスカした人かと思いきや

ウジウジイジイジのルサンチマン人間なので

ずっごく親近感があります

才能は桁違いですけどね

パート2のハイライトは本木雅弘さんとのやりとりです

名作「永い言い訳」での最初のオファーから

撮影終了まで

「プロフェッショナル」で見せた怪物・モックンとの

やり取りが最高です

特にモックンからのメール内容がそのまま掲載されていて

あの時の「プロフェッショナル」の怪物のまんま笑!

それを乗りこなした西川監督も凄いし

見事な演技で答えたモックンもただの怪物ではないのでした

4ブック

2021.09.21

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「レミニセンス」

やっぱラブサスペンスにヒュー・ジャックマンはいかん!

似合わんし下手!

どうしてもウルヴァリンにしか見えん泣

出演中はほぼ半裸状態なので

肉体美を重視したのか

ジャン・バルジャンみたいな囚人の時(「レ・ミゼラブル」)は

まさにガテン系なのでハマるんです

でも今回は顧客を過去の記憶に連れ戻す

博士?町医者?みたいな役で

ヒロインとロマンスが絡むので

その盛り上がりすぎた大胸筋が邪魔なのです

まあでもそれは

おヒュー様のせいではありませんね

全部ジョナサンが悪い!(ファミレスじゃないよ)

偉大な兄の領域に入ろうして失敗してます

「インセプション」「インターステラー」「ダークナイト」「ダンケルク」「テネット」・・・

兄のクリストファーが天才監督とあがめられ

俺も出来るかも!と制作に手を出したんでしょう

時空をテーマにしたのは良いけれど

兄ちゃんの真似して街を水没させ「おー!クリストファーの世界観!!」と期待させたけど

それ以上でもそれ以下でもなく

大してストーリーには絡んでこない

完全な出オチです

エンドロール観終えずに劇場を後にしたのは久しぶり

最後まで“ミレマセンス”でした

これまで通り脚本で頑張ればよかったのに

コーエン兄弟、ウォシャウスキー姉弟、そして今回のノーラン兄弟・・・

世に親子や兄弟で天才映画製作はいますが

それぞれの役割というものがあるのですね

ジョナサンよ

君に贈る言葉が日本語にはたくさんある

「親しき仲にも礼儀あり」「良仲には垣をせよ」「心安いは不和の基」

「君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず」

これからも

お兄ちゃんをフォローすることに専念してくれ

2シネマ

2021.09.15

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」阿佐ヶ谷姉妹著

秋からNHKでドラマになるんですね

出てきたころからオモシロかったし

THE・W優勝の時も納得でした

見た目を自虐ネタにする女性芸人ではなく

ちゃんとネタとして笑わせてくれる

お笑い好きだけでなく

いよいよ世間がこの姉妹の面白さに気が付いたようですね

芸人コラムってのは世に吐き捨てるほどありますが

姉妹がかわりばんこに書くスタイルは新鮮

(読み終わってもどっちが姉でどっちが妹かわからんっ)

2人の同居生活がのほほんと綴られて面白いのは予想通りですが

オリジナルの短編小説が秀逸!

独特の世界観で笑えるしジーンとくる

あれをもっと長くして単体として小説も出してほしい

彼女たちも天才でした

4ブック

2021.09.07

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「OLD」

営業の高橋君が「面白そうですよ~」と教えてくれた本作

高橋君、面白かったよ~!

当たるも八卦のM・ナイト・シャラマン作品

当らなくても商店街のくじ引きと同じで

あまり腹が立たないし

で当たらないと思っていたら当たるからやめられないw

そのプライベート・ビーチでは1日いると50歳年を取るため

少し目を離しただけで子供が一気に大人になってしまい

次々に不審な死に見舞われるが脱出できないという

シャラマンらしいホラー

本人も運転手役でしっかり出演しています

多分自信があるからでしょう

これまでで一番長くまあまあ大事な役所です

細かいところでツッコミどころ有りますが

シャラマンだからまあいっかとすっ飛ばして行くと惹きこまれていきます

外す作品は風呂敷を広げるだけ広げてほったらかしかい!みたいな感じですが

今回はラストでしっかり回収してるのでノーストレス

さらに最後はジーンとくる良い話の様でもあり、

やっぱり怖いな~のホラーの様でもあり

やっぱり天才だと思わせてくれます

「シックス・センス」の鮮烈なデビュー後は

「アンブレイカブル」「ミスター・ガラス」「スプリット」「ヴィジット」「ヴィレッジ」など

ビミョーな裏年が続きましたが

本作で復活です!2021ベストにジャンプアップです

予言します

次作は外すでしょう

でも観ると思いますW

4シネマ