2023.03.16
ロッベンのイッペン読んでみ!
「罪の轍」奥田英朗著
著者に出会ったのは
松尾スズキ主演の「イン・ザ・プール」で
勃起が治らないオダギリ・ジョーで大笑いし
名著『オリンピックの身代金』で
昭和のオリンピック開催を目前に
テロリストと警察の威信をかけたエンタテインメントに酔いしれました
本作もオリンピック直前の昭和38年頃が舞台
元になったのは戦後最大の誘拐事件「吉展ちゃん事件」
800ページ以上もある大作だが
そこを読ませるのが著者の筆力
タイトルが似ているが「罪の声」は
グリコ森永事件をモチーフにした名著
どちらも日本を震撼させた昭和の大事件を元にしたクライムサスペンス
ときどきこういった王道の犯罪小説にタップリ浸りたくなる
外したくない方には併せて読むことをお勧めします
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