aaeii.jpgDF中野圭選手(21)
帝人SS〜帝人Jrユース〜松山工業〜高知大学4年生

・まずはJ1モンテディオ山形入団おめでとうございます!
ありがとうございます!
ずっと憧れていたJリーガーになれたのですっごい嬉しいです

・入団までの経緯は?
一番最初はデンソーカップを(山形スカウトが)見に来てくれたみたいで
僕は知らなかったんですけど1回練習参加に6月末に(山形に)行かせてもらって
その時は僕的には全然ダメだと思っていたけど、そのあと(準優勝した)総理大臣杯も見に来てくれて
それが決定的になったようです

・チーム合流はいつから?
1月の中旬くらいです

・入団決定はまず誰に報告しましたか?
まずは親ですね ずっと夢にしていたんでおめでとうと言ってくれました

・高校時代の恩師、谷監督には?
はい報告しました
J1の舞台で出来るというのでいい経験になるだろうししっかりやるようにと
松山工業第1号なのでしっかりやってくれよと言われました
あと、松工サッカー部の同級生には皆にメールで報告しました

・どんな反応だった?
みんなよかったな応援してるよって

・逆にプレッシャーはあるか?
そうですね
でもずっと(Jリーガーに)なりたいと言ってて、みんなの期待もあったんで
それはプレッシャーになってますけど笑、でもまあ楽しみなんで

・今のところのプロでの目標は?
最初はやっぱり試合に出ることを目標にしていきたいです

・選手権の季節が近づいてきました
そうですね でもあまり見る機会がないんで全国大会くらいしか
全国大会はちゃんとみてますね

・中野君の時は84回大会(平17年度)です。一番覚えていることは?
やっぱり全国1回戦の舞台に立てたというのが凄い印象的でしたね
その時は勝ちたかったっていうのが一番ですね(中京大中京1-1 PK負け)
悔しい思い出ですね
結構、自分たちのサッカーができていい試合をしていたんでそのぶん勝てなかったんが
悔しいです

・選手権の県大会で今思い出すことは?
決勝が宇和島東高校で僕たちのサッカーってのが全然できなくて相手のペースでずっとやられてて
ホントに負けるんじゃないかと思ったんですけど
先制点を自分で取れてチームも勝つことができてなんとか
それがすごいいい思い出です

・2点目はオウンゴールだった。下馬評では松工がかなり上回っていたが?
いつも決勝ってなると僕たちは緊張してしまったり、インターハイの時もそうでしたけど
延長戦でなんとか勝ててっていう
なにか決勝だけあまりいいサッカーが出来ないってのがあったんで笑
(決勝戦は)精神的なプレッシャーが全然違いますね

・全国大会では中京大中京高校のエース伊藤翔(現フランスリーグ・グルノーブル)を完璧に抑えました
そうですね 僕と(センターバックで)コンビを組んでいた東岡選手と二人で
伊藤選手には何もさせなかったっていうのが僕たちの自信になりましたし
良かったとは思いますけど…勝ちたかったですね

・こうやっておけばというのはある?
いや、チーム的にもいいサッカーが出来てたんで後は決めるところを決めておけば勝てていたんで 
決定力っていうところがやっぱりだいぶ足らなんだかなと

・全国でも注目された試合でした。そのあと女の子にモテた?
いや〜ゼンゼン笑 ゼンゼンです
終わってからもうちょっとあるかなと思ったんですけど笑

・あと2つくらい勝っとけばあったかも?
そうですね笑

・その年は愛媛FCがJリーグに昇格した時でもあります。どんな風に見てた?
やっぱり地元にJリーグのチームが出来るというのはすごい嬉しいことなんで
(高校時代)何度か練習試合もさせてもらったんでホントに嬉しい気持ちでした
強化指定選手にもならせてもらったし

・全国選手権に出場して人生は変わった?
大きく変わったわけではないですけど、出られた経験
全国の舞台を経験できたというのは僕のサッカー人生ですごい大きいことだと思います

・愛媛がなかなか全国選手権で勝てないのはなぜ?
四国は他の関東などと比べたらレベルの高いチームと練習試合をしたりすることが出来ないところですかね

・その中でも勝たなければならない。全国で勝つには何が必要?
やっぱり個々の技術は必要ですけど、決めるところをしっかり決めることとか
守り切るとかそういう気持ちの問題だったり、そういう部分が大きいかなと

・今大会のキャッチフレーズ“信じる”については?
僕はやっぱり努力するってこと 常に努力して
努力している自分があるから今の自分があると思っているんで
やっぱりサッカーでも勉強でもそうやし何に対しても努力するってことは必要ですよね

・努力するってことに関しては自信がある?
そうですね

・これから選手権に臨む選手たちにメッセージを
選手権に出るっていうのが大きな経験になると思うし、すごいいい自信にもなると思うので
選手権に出るためにどれだけ努力してチーム一丸となってどれだけがんばれるかっていうのが大事になってくると思うので
是非全国出場目指して頑張ってください!

aiiu.jpg㉞MF渡邉一仁(23):愛媛FCJrユース〜済美〜東京芸大〜愛媛FCしまなみ〜愛媛FC
高校3年時に済美初の第83回全国選手権に出場(1回戦3-1実践学園:堀川ハットトリック、2回戦1-2前橋商業)
9月15日(火)サンパークにてインタビュー

・バルバリッチ新監督を迎えての初練習の感想は?
外国人監督なのでどうやってコミュニケーションとるか不安だったんですけど
身振り手振りでわかりやすく説明してくれたので安心しました

・今までの練習と比べて細かく複雑に見えました。頭を使うのが大変?
そうですね。でも楽しく出来る感じもしました

・トップチームに合流して今どのくらい?
2,3週間ですかね
セカンドチームの愛媛FCしまなみにいて3月くらいから半年くらい経って
週に2,3回は(トップチームの)練習に参加していたので(トップに完全に合流しても)
そんなに違和感なくはいれました。みんな仲良くしてくれます

・トップに完全に上がった時は誰に報告した?
親と大学とか高校とかで携わってくれた人ですね

・トップに合流して早々に試合も出まし、直ぐに先発出場もしました(37節甲府戦途中初出場、38節札幌戦初先発)
運が良かっただけです。たまたまです。(運を)持ってました笑
チームにケガ人とかも多かったので

・夢にしていた“J”の舞台に立った感想は?
でもまだまだ判断にしてもスピードにしても今までの環境よりレベルも高いし、まず慣れるというのが第一だったので

・周りの反響は?
そうですね…あんまり連絡を取ってなかった人からも連絡が来るようになりました笑
高校の友達とかサイトを見た大学の友達とか
普段連絡とってないのに試合出ると笑
親からはプロの世界に行ったんで体調面とか周りから見られてるというのもあるから
プロ意識を持ってやれ!と言われました
弟(済美出身)が「おお出たな!やったな」って反応してくれました

・今、高校選手権が近づいてきますが気になる?
はい。済美に(トップチーム)昇格のあいさつに行った時に監督たちと話しました
この時期になると胸が躍ったりしますね。やっぱあの音楽(「振り向くな君は美しい」)ですよね

・選手権の一番の思いでは?
もうちょっとやれたのにっていう
全国でもうちょっと上に行けたかもっていう…思いですね
インターハイで全国は経験していたので選手権で緊張感とかはなかったんですけど
あんなに人が入ってる中でやって、テンションも上がるし
それ目指してみんなやってきたし 
いざ(選手権のピッチに)立つと特別な思いがありましたね

・初戦は派手な勝ち方で2戦目で敗れた(1回戦3-1実践学園:堀川ハットトリック、2回戦1-2前橋商業)
なつかしいですね

・我々も2試合で終わるとは思ってなかった
そうですね。ぼくらも最低一桁、ベスト8以上って目標を掲げてやっていたんで
2回戦の前橋商業でセットプレー2本でやられて…
もっと(セットプレーの)対策をしておけば良かったなと
まあ終わってからですけど そう感じました

・じゃあ悔いが残ってる?
そうですね もうちょいやれたっていうのが正直、今でもありますね
チームなんで、もうちょっと詰めるとこ詰めておけば良かった
もっと納得いくまで話し合って  急にうまくなったりしないんで
コミュニケーションですかね  とことん話し合って

・そういう細かいところまではなしておかないと全国では一瞬でやられる?
そうですね 今はどうかわかんないですけど
そんなに差はないと思うので、そういうところで勝敗が決まってくると思うんで

・全国選手権に出て人生は変わった?
いまでも選手権に出たことは財産ですし 高校3年間その為にやってきたし
負けたっていうのが大学での活力になったし
選手権に出た出ないより存在自体がでかいんで

・県大会での思い出は?
PKが2つあったんが今でも運があったなと 苦しんで
前評判が相当高かったからあの時は

・当時のメンバーは今でも交流がある?
あの時の2人はしまなみFCで一緒にやってる小笠原と谷東ですし
西原(当時主将)は岡山(ファジアーノ)に行ったし堀川(元ジェフ)も仲良しです

・その中で最初にJデビューできたのはなぜだと思う?
う〜ん、目の前のことを地道にやってきただけなんで

・愛媛が全国で弱いのはなんでだと思う?
僕らも勝ってないですけど、レベルは関東とかと比べると四国は低いと言われてるし
その中で全国で勝つためには四国でダントツに強くなること
そうじゃないと全国では勝てないかなと

・全国で勝つために必要なことは?
戦術とか上手さとかありますけど最後はやっぱり諦めないっていう気持ちやないかと
走ることとか(ボール)取られたら必死に取り返すとかそういうことのほうが
大事な気がしますね 高校年代は特に

・渡邉君にとって“信じる”とは?
やったぶんだけ返ってくるということですね
練習とかでやった分だけ返ってくるって信じながらやってますね

・今大会に出場する選手たちに言いたいことは?
高校年代でサッカーやめる人もおるかもしれんけど
そのメンバーでやれるのは最後なんで悔いの残らんように
仲間を信じることにつながると思うんですけど
コミュニケーションとか話すこと、つめるとこつめて悔いの残らんようにやってほしいです

現在の永田町のごとく2大勢力が君臨している今年の愛媛高校サッカー界。
まずは優勝候補筆頭、第1シードの松山工業。
注目はU-18JFA選抜に選ばれたFW山崎。
偶然、県総体決勝を訪れたヴィッセル神戸の幸田スカウト(南宇和高校〜愛媛FCなど)から
“しなやかさ”を評価された大型レフティー。
山崎がゴールを量産すれは得点王と4年ぶりの県チャンピオンは鉄板だ。
Jクラスの身体能力を持つDF柳など選手層の厚さはダントツ。
ただ盤石に見える松工覇権への道を曇らす大きな懸念がある。
キャプテン林晋のケガだ。
靱帯断裂で県大会出場は絶望。
林晋ショックをどう払拭するかが優勝へのカギとなる。
(江刺チェック:GK森田のキック力!)

兵頭監督&大西コーチ体制で今や堂々の強豪校となった松山北。
去年、46年ぶりという偉業を達成。
悲願の選手権出場となったが全国の芝は辛かった(松山北1-7國學院久我山)。
大敗の悔しさを晴らすべく、ほとんどの選手権メンバーが残留。
しかし、県総体決勝では松工に敗れ第2シードに“下野”。
ただ“愛媛のランパード・松本”、“決勝弾男・西原”など全国選手権を知っているメンバーは
まさに愛媛の銀河系軍団だ。
さらに大エース玉井がケガから8カ月ぶりの復帰という好材料も。
100%の復調ならば大会最優秀選手に最も近い男だ。
(江刺チェック:FW金橋のスピード!)

さて、この2大勢力に風穴をあけるのはどこなのか?

9月11日組み合わせ抽選後、松工・谷監督に
「あそこと(ゾーンが)離れて助かった〜」と言わしめたのが南宇和。
去年、準々決勝PKで敗れた悪夢は苦手意識を増幅させたようだ。
布山、千谷らを中心に熱血青年・羽田監督が作り上げた古豪を侮れば痛い目にあう。
選手権の勝ち方を最も知っている南宇和のDNAが覚醒すれば
今年もシード校潰しの嵐が吹き荒れる。
今年はなかなか力を出せていない済美。
守備面でやや不安は残るが能力の高い選手は揃う。

チームの勝利だけでなく、優れた逸材を見つける快感も選手権の醍醐味だ。
去年、FINALの舞台に立った宇和島東“早熟のスピードスター有間”。
東予の雄、第3シード・今治東から“ドリブラー伊藤”など。
いつの年も圧倒的な個人能力は我々を魅了してくれる。
もちろん我々の知らない“未知との遭遇”にも是非是非期待したい。

全国大会で長いトンネルを抜け出せない愛媛の高校サッカー。
愛媛代表になったところで満足しているわけではないだろうが
いつのまにか全国から取り残されてしまった感は否めない。
もう一度、あの輝きを取り戻そうと全ての関係者がもがいている最中だ。

例えば、松山東(第4シード)が県総体で見せた絶対に走り負けないあのド根性。
そこにこそ、光明を見出すヒントがあるのではないかと私は“信じ”ている。
時代が違うと嘆く暇があれば、いっそのこと時代を変えてやろうじゃないか。
愛媛のサッカー小僧たちよ、総選挙より熱くなれ!

(大会パンフレットより抜粋)

2009.10.07

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「小説吉田拓郎 いつもみていた広島 ダウンタウンズ物語」(文庫版:田家秀樹著)

面白かったです

吉田拓郎というパーソナリティ力ありきだけど

それ以上に1960年代の地方都市のエネルギー

“ヒロシマ”という特殊な歴史のある地域のエネルギーを

彼を通して味わうことができます

田舎を離れた時

しゃべり方もファッションも

都会に合わせようとした自分が恥ずかしいと思わせてくれる作品です

カッコよさとは何なのか

さっそくiPodにマイベストを入れます

4ブック

2009.10.05

高校サッカー開幕特番OA決定!

Author: ロッベン江刺

「第88回全国高校サッカー選手権大会 愛媛県大会開幕スペシャル」

10月7日(水)27:05:00〜27:20:00
10月8日(木)26:45:00〜27:00:00(再放送)
10月9日(金)26:25:00〜26:40:00(再放送)

かなり深い時間ですが
過去の県大会決勝ダイジェスト、今大会全チームキャプテンインタビューを
放送します!

泣けます

やっぱり少年サッカーは面白い(って毎回言ってますけど笑)

でも毎回ホントにそう思わせてくれます

優勝することも大切ですが

個人的にはダイヤの原石とか

“青春してるなあ”ってシーンに出会えるのが嬉しい

三島オーカーズ

3位決定で敗れはしましたが東予勢唯一のベスト4は見事

皆がまとまった樫の木(オーク)パワーはすごかった

勝利したMFC

宮田君、未来を感じさせてくれる選手です

しっかりとしたサイドキックで果敢にスルーパスを狙う

中田有紀ちゃん

女子であることを全く感じさせなかった

宮前を延長まで追い込んだチーム力は本物です

全日に続いて苦杯をなめた帝人

キャプテンが流した涙は3か月前よりしょっぱかっただろうか

でも負けを知らないアスリートに成長はありません

そして圧倒的な強さを見せた宮前

全国での屈辱を忘れずに愛媛の4冠を狙ってほしい

ただ

皆が見ているのは全国、いや“世界”でありますように

私のようなメタボおじさんは

今日のような皆の全力プレーを見る事で

明日の仕事を生きがいに出来るんです

不思議だけど

すっごいパワーを持っているのだよサッカー少年たち

次のキックオフも楽しみにしています

ベスト4が出揃った

まずは全日チャンピオン、宮前
ケガをしていた大エース福本が帰ってきた
1回戦は中萩のGK原田のスーパーセーブに
何度もチャンスを阻まれるも
今日の2試合で4得点は流石
野川もハットトリックでノッている

全日で敗れた悔しさをはらせるのか帝人
キャプテン由良を中心としたディフェンス力は魅力
1回戦、主力が新型インフルで11人しかいない
喜多の素晴らしい集中力に苦しんだ
2回戦では金子の織田の見事なドリブル突破で失点したが
ここまでまとめてくるのが王者の強さ

一人人間山脈170センチ款綢
抜群のセンスを持つ宮田が引っ張るMFC
2回戦では国安の両翼からの強烈な槍に耐え
最後はPKを2本も止めたGK平井がヒーローとなった
準決勝で宮前を破ることがあれば
初タイトルへの大きな弾みとなるだろう

同じく初タイトルを目指すのがベスト4唯一の東予勢、三島オーカーズ
2回戦では粘る双葉を土壇場で突き放し
初参戦で旋風を巻き起こしている
攻撃は合田、Ъ銚供↓三野の3人が自由に組み立てるのが特徴だ
三島の樫の木(オーク)はすこぶる堅いと聞く
帝人がなめてかかると
痛い目にあうだろう

明日の決勝は全日の再戦となるのか
それとも新風が吹き荒れるのか
愛媛3つ目のタイトルが明日決まる!

2009.10.02

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「チョコラ!」

タイトルだけを読むと

甘いお菓子の恋愛コメディを想像しそうですが

まったく違います

場所はアフリカ、ケニア

ゴミを拾って生活する子供たちを

“チョコラ”と呼んで蔑視します

ボロボロのセーターでシンナー吸いながらHIVに感染するなど

絶望的な生活に見えますが

子供たちには笑いがあり愛もある

富裕国に生まれて隣の芝生を気にしながら

ギスギス生活するのが本当に幸せなのか

人間、食べていければいいじゃんって思わせてくれます

4シネマ

2009.09.27

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「弾正の鷹」(文庫版:山本兼一著)

短編集もいいですね

信長を暗殺する5つのショートストーリー

エロい描写も上手い

「火天の城」のスピンオフ的な章もあるので

嬉しいです

4ブック

2009.09.18

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「国境」(文庫版:黒川博行)

大野姉さんに借りました

大ファンだという愛媛出身作家

二宮と桑原というコンビが面白い

800Pもあるので途中嫌になるかと思ったけれど

この二人の掛け合いの妙が

ガソリン給油された感じで最後まで読めます

男は痛快、豪快なやないとあきまへんな〜!

4ブック