えさシネマ倶楽部
「トロピック・サンダー 〜史上最低の作戦〜」
ずいぶん迷った挙句、観ました
全然面白くないわけではないけれど
なんで欧米人、いやアメリカ人は
下ネタが好きなんでしょうか
お笑いといえば
同性愛ネタか黒人ネタかオナラとかゲップとか
が絶対出てくる
日本のお笑いもそういうのがないわけではないけれど
アメリカよりは圧倒的に少ない
本作にもそういうシーンで笑いを取ろうとするのが
いっぱい出てきます
いいかげんウザくなります
トム・クルーズも自分で面白いと思ってるんでしょうね〜
ただ何度も言いますが
全然面白くないわけではありません
3.5シネマ
サカ魂・スピンオフ企画(取材後記〜DF高杉亮太編〜)
去年テスト入団で愛媛に来た時
ファンやマスコミの間で
えらい無口で一言もしゃべらんような評判があったのですが
全然そんなことないですね
確かに饒舌ではないけれど
聞いたことは一生懸命、誠実に答えてくれるし
ユーモアもあって好青年
「最初の年はすべてに慣れるのに大変だった」
「今年は自分でもいろんな面で自覚が出てきた」と振り返るように
プロとして社会人として大きく成長したのかもしれません
こっちの都合で
無理やりお母さんと話させてしまいましたが(ほんとスイマセンでした)
二人の話を聞いていると
たっぷりの家族愛を感じることができました
家では両親と、兄弟ばかりがよくしゃべり
本人一人だけ家でも無口だと言ってましたが
反動でそうなったのでしょうか笑
スポーツ一家に育ち
ほんとは野球がやりたかったけど兄ちゃんと一緒がいいというのでサッカーと出会い
明治大学では長友君が後輩で
最近注目されてきた関東2部の町田ゼルビア経由でJリーガーへ
まさにリアル・シンデレラマン
でも決して偉ぶらない、ええ子です
特技の料理と同じで
こだわるところにはとことんこだわる
這い上がってプロになった秘訣を垣間見たような気がしました
字のきれいなコ、探しときますね笑
さあて、次回のサッカー魂ヤローは…
サカ魂・スピンオフ企画(完全版インタビュー〜DF高杉亮太編〜)
(インタビュー場所:自宅にて 聞き手:江刺伯洋)
まず、2008年まだ終わってませんが
今年よく頑張ったで賞を番組から進呈したいと思います
おめでとうございます!)
ありがとうございます笑
自分でもがんばったと思いますか?)
そうですね
結構試合に出させてもらって(42節終了時33試合出場)
去年より(11試合出場)は監督の期待にこたえれてるんじゃないかと思います
チームの現状でいいニュースが少ない中
これはとても嬉しいことではないですか?)
そうですね
去年はあまり出れなかったのですごいうれしいですね
なんででしょう?)
…
今年は右サイドバックだったりセンターバックだったり
去年やってなかったポジションをこなせる様になったのが
大きいんじゃないかと思います
もともといろんな所ができるほう?)
そうですね
(明治)大学時代からいろんなポジションやってたんで
逆にやりたいポジションはどこ?)
いやそういうのは監督に与えられたポジションをしっかりやるだけです
料理がすごく本格的ですね?)
まだまだ勉強中なんでもっとうまくなりたいです
サッカーとともに成長していけたら笑
毎日ではないですがだいたい作ってます
それはサッカー選手としてちゃんとしたものを食べたいから?)
いや
料理うまくなりたいっていうのがあるんで笑
未来の奥さんに作ってあげたいなっていうことで笑
結婚したら奥さんに料理も掃除もしてあげる?)
そうですかね笑
お得なお婿さんですね?)
熱くなってきました
汗かいてきたし笑
結婚願望がある?)
いや、それはまだ考えてません
好きなタイプの女性は?)
特にないですけど…字のきれいな人が
ご家族がよく応援に来てくれるようですね?)
今年はよく来てくれますね
お父さんとお母さんですね
いっぱい出場していることに対してなんて言ってくれる?)
怪我しないようにっていうのをよくメールしてくれます
ご両親はサッカーに対して協力してくれている?)
そうですね
すごい応援もしてくれたし協力もしてくれているんで
常に一番先頭で応援してくれてると思います
改めて母へ)
体に気をつけて
これからも“一番前”で応援してもらいたいです
組み合わせ抽選会
「どことあたってもウチより
有名なところなんで
自分たちのサッカーをやるだけです」
巨大な組み合わせ抽選ボード
100人を超えるマスコミ関係者やテレビカメラ
生放送用に異常なほどに眩しく照らされたステージ上で
松山北・兵頭陸主将がインタビューに応えた
さすがのビッグマウスも緊張の表情だった
父の兵頭龍哉監督は
苦笑いでの感想
「(対戦相手の國學院久我山は)うちと同じポゼッションサッカーで
実は対戦がなくても試合を見に行きたいと思ってたチームだったんよ〜」
誰もが不利だと思っているのは自明
ただ
勝つための秘訣もあると
私も
監督も
キャプテンも思っている
それがただの突っ張りでないことを
新年早々証明して見せましょう
ロッベンのイッペン読んでみ!
「冬の喝采」(黒木亮著)
こちらも毎年の高校サッカーのおかげで興味を持った
箱根駅伝のお話
やっぱり伝統のあるものはスポーツも大学もいいののですね
前半、箱根の話になるまでは
ちょっと苦しかったが
最後のオチがいいので
500ページを超える長編にも意味があると納得
4ブック
えさシネマ倶楽部
「ヤング@ハート」
東京出張のおかげでこの名作と出会うことができました
平均年齢80歳のコーラスグループのドキュメント
今年一番泣いた映画です
悲しくもあり元気ももらえる
なんでこういう作品を愛媛は上映しないのか
金返せみたいな映画が多すぎる
誰がセレクトしているのでしょうか
本当にいいものはちゃんとあるんです
5シネマ 満点!
松山北は東京B代表と!
【第87回全国高校サッカー選手権大会】
全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が17日、東京で行われました。46年ぶりに愛媛大会を制した松山北高校は大会2日目、1月2日の第1試合で東京都B代表の國學院久我山高校と西が丘サッカー場で対戦することが決まりました。
http://www.ntv.co.jp/soc/outline/tournament.html
えさシネマ倶楽部
「レッドクリフ PART1」
不評だと聞いていたので
心配していましたが面白かったですよ
演出がちょっと古くさ〜というのもありましたが
まあジョン・ウーやからしょうがないと許しました笑
三国志の人物を表現するためのエピソードが
わかりやすくて
ああ関羽ってこうやった〜とか
張飛はこんな感じやわ〜とか
浅い知識を引っ張り出しながら納得していました
納得するといえば
孔明役が金城武で中国人たちは納得してるのでしょうか
まあ台湾とのハーフとはいえ
そこは中国人キャストで固めたほうが・・・
中村獅童なんてなおさらですよ
自分たちの英雄はやっぱり中国人のほうがいいでしょう
日本で言えば
坂本竜馬をジャッキー・チェンがやるようなものですね
あ、それも見てみたいな笑
それよりウーさん
パート2が闘いだけにならないようにお願いします
4シネマ
優勝は松山北!【結果】
【第87回全国高校サッカー選手権大会 愛媛県大会決勝】
宇和島東 0(0−0・0−0・延0−0・0−1)1 松山北
《得点》95分 西原
*松山北は46年ぶり2回目の優勝!
≪最優秀選手≫
兵頭陸(松山北)
≪得点王≫7ゴール
野田真登(松山工業)
≪ベストイレブン≫
GK 入江裕也(南宇和)
DF 金木優太(済美) 兵頭陸(松山北) 立田将大(南宇和)
MF 林昴佑(済美) 西原拓也(松山北) 藤岡伸太郎(宇和島東) 中岡優太(東予)
FW 野田真登(松山工業) 有間潤(宇和島東) 玉井聡(松山北)
「サッカー魂」スピンオフ企画・取材後記(高校サッカー決勝)
大会パンフに大混戦必至と謳ったように
第1シードの松山工業は準々決勝で姿を消した
谷監督が受けたショックは尾を引いているそうだ
それでもエース野田が現在の単独得点王なのは皮肉である
今年のファイナリストは
ともに約半世紀ぶりの選手権優勝となる
ノーシードから勝ち上がった宇和島東はちょうど50年ぶり
1950年代の黄金期を最後に全国から遠ざかっていた古豪
ただ近年は
3年前の準優勝から4年連続でベスト4
安定した結果を残している
「その中では今年が一番弱いです笑」
就任丁度10年目、山本監督のコメントはいずれもシンプル
「ディフェンスは不安です」「ただ攻撃は面白いタレントがいます」
わずかに覗かせた自信の根拠は
有間、下谷、藤原の“スーパーカートリオ”の存在
“3分3得点”
宇東のカマイタチカウンターは
彼らがいるからこそ成り立っている
進学校で練習時間もなくスポーツ推薦の選手もおらず
遠征に行くにも模試などで実施不可能
ただ宇和島市の環境は抜群
天然、人工芝2面が揃う丸山公園
チームに与える効果は計り知れない
さらに今年から
大塚部長(元城東中サッカー部監督)と
大塚コーチ(元南宇和DF)がスタッフに加わり
「ずいぶん助かっている」のも見逃せない
対する松山北は46年ぶり
こちらも進学校の悩みは同じだ
宇和島東のカウンターについて兵頭監督は
「済美の時にできたので速さへの対応は心配してません」
「うちのセンターバックは2枚とも速いですし」と意に介さない
確かに全選手の技術が高く
下馬評では有利
唯一、不安材料を挙げるとすれば
名参謀の大西コーチ(元愛媛FC監督、南宇和日本一DF)がベンチ入りできないことか
少し話は逸れるが
Jリーグと高校サッカーの日程がバッティングしたことは
いちサッカーファンとして残念でならないし
二度とあってはならない失態だと思う
閑話休題
とにかく
明日勝ったチームだけが
半世紀の歴史を変えることができる
「決勝で負ければ1回戦で負けたも同じです」
「3年前は人生を変えよう
学校の歴史を変えようと思って戦ったが全く変わらなかった…」
と呟いた山本監督の言葉が忘れられない
先日、海の向こうで起こった革命を支えたあの合言葉
その言葉を強く思い続けたほうが
東京行きのキップを手にすることができるだろう
“We can CHANGE!”