Archive for the '高校サッカー' Category
愛媛の代表切符は済美に決定!
決勝:済美 3−1 松山工業
後半、松工の逆襲は迫力がありました
ただ決定力の差で
僅かに済美が上回りました
開始40秒で先制点を決めた済美の怪物藤本君
「最初から行くと決めていたので狙っていきました」と笑顔満面
今日は2得点で堂々の得点王
一方
慣れないセンターバックでマークに付いた松工Ь床七は
「1点目は僕の仕事だったんですが…」と涙で目をはらしました
終盤はスクランブルでトップにあがり
決定機を演出したのは流石
中盤でのポゼッション、特にサイドでは主導権を握ってました
松工はセンターバックのせ該蠏
済美は攻撃の核、山脇君
お互いキープレーヤーを欠いたところに
勝負の綾がありました
松工にとって3年連続の決勝敗退は屈辱でしょう
しかし
3年連続準優勝は90回の長い歴史の中で
史上2校目の大記録でもあります
「このメンバーでよくやったよ」と労った谷監督に救われた気がします
さあ
4年振り4回目の全国切符を手にした済美に
個人的な積年の希望を託します
解説の福西崇史さんを唸らせた超攻撃スタイルに
ますます磨きをかけて
16年連続2回戦止まりの不名誉な愛媛記録を
是非、止めてもらいたい
その資格と実力が君たちにはあります
特別な年に
特別な夢を一緒に見よう
優勝、本当におめでとうございます!
ロッベン的、高校サッカー選手権愛媛県大会準決勝!
・松山工業 4−1 松山北
スコアで見るとワンサイドに思われますが
一歩間違えればと言う薄氷でした
松工ディフェンスを戦慄させた松北の若きスピードスター達
10番清岡君を中心に11番山岡君
9番森君、7番岡田君などなど
1、2年生が中心の若いチームなので
来年も間違いなく優勝候補に食い込んでくるでしょう
非常に楽しみです
一方、
守備の要・センターバック4番の山崎君が
負傷退場する大ピンチを迎えながら
7番松下君がフォローに入り切り抜けた松工
大エース10番城本君も完全ではないのに
出場すると結果を残しています
この辺りが今年の松工の強さでしょう
「去年、一昨年の2年連続で悔しい想い(準優勝)をしているので
3度目は絶対に手に入れます」とチームの想いを口にした谷監督
攻撃と守りのリーダーが手負いの中
FAINALでどう調整してくるかも注目です
・済美 4−2 宇和島東
こちらも相当白熱しました
特に後半は宇東のペース
最後まで走り続けた選手らのプレーはもちろん
驚いたのは宇和島からやって来た大応援団の大声援
父ちゃん母ちゃんらの雄叫びで砥部は完全にホーム状態
あれだけ言ってくれると選手たちはそりゃ走りますよ
ガイに素晴らしい!
高校サッカーって選手だけでやってるんじゃない
周りの人達も一緒に戦ってるんです
…が
勝利の女神は済美に微笑みました
ほとんどの得点源である“済美の王・長嶋”こと
14番藤本君&9番青木君の強力2トップは調子良さそう
二人は得点王争いでも断トツトップ(藤本6点、青木7点)
「自分のゴールよりは勝つことが優先」と口を揃えました
決勝で彼らが決めるか決めないかが運命の分かれ目となりそうです
ところで
今日の第2試合終了後、宇東の主将・中平君が大きな声で
「全国大会に行けなくてスイマセンでした!」と
スタンドの大応援団に大泣きで一礼してました
すまないことはありません
制限された練習量の中
最後まで絶対にあきらめなかったナイスゲームを
見ることが出来て涙もろいオジさんは感謝しています
やっぱり高校サッカーってええなあ!!と
心の中で絶叫してました
あっという間に2チームだけになった今大会
ここまでで敗れてしまった君たちの想いも背負って
決勝の放送席に座るつもりです
熱い想いに節電は不要
何かが起きる記念大会
何かを起こせ記念大会
決勝は来週土曜午後1時35分、キックオフ!
高校サッカー決勝のゲストにあの大物が来ます!!
その大物とは…
新居浜工業高校出身、元日本代表・福西崇史さんです!
わ〜い、すげ〜、うれし〜い
テンションが上がります!
福西さんと言えば
1994年(こんな時に大会パンフが役に立つ)
それまで12年連続で県総体優勝だったあのマンモス・南宇和に
準決勝(0-0PK)で初めて土を付ける快挙
南宇和対福西で大注目だった
冬の選手権決勝では0-2の完敗
「何もできませんでした福西…ボールが来ませんでした」
と試合を締めた決勝実況の田中アナ
初々しい崇史少年の顔とオーバーラップします
当時はバリバリのフォワードでした
な〜んてオールドファンも懐かしい映像も
生放送で紹介します(たぶん)
いやあ流石、記念大会(自画自賛!)
いつか福西さんと一緒に愛媛選手権を放送したい
してから卒業したいと勝手に夢見ていました
今年のFAINALはいつも以上に気合が入ります(泣)
の前に
明日はベスト8
こちらもメチャクチャ見に行きた〜い!
高校サッカー選手権、愛媛県大会見どころ!
※アップが1週間遅れましたスイマセン
『何かが起きる記念大会、何かを起こせ記念大会!』
まずは第1シード・松山工業
全国の強豪と互角の勝負を演じインターハイベスト16
(1回戦5−0玉野光南、2回戦2−2 PK7−6矢板中央、0−1流経大柏)
となった実力は本物のようだ
その後のプリンスリーグ四国でも上位をキープ
1年生から出場しているMF松下佳貴(主将3年)を軸に
最終ラインからしっかりビルドアップしサイドから組み立て
最後はFW城本一志(3年)&久保圭輔(2年)の2トップが仕上げる
屈指のタレント力と組織力に益々、磨きがかかって来た
選手権は2年連続県決勝で敗れているだけに
谷監督の今年に賭ける想いは強い
中野圭(現モンテディオ山形)らを擁した2005年以来
6年振りの王者復活となるか
その松山工業を6月の県総体決勝で徳俵まで追い詰めた
(2−2で延長PK3−4負け)のがディフェンディングチャンピオン
第2シード・宇和島東
全国選手権を知るMF中平脩人(主将3年)ら3年生11人が
得意のカウンター攻撃で連覇を狙う
大エース有間(現高知大)が抜けた穴は大きいが
トーナメントでは俄然力を発揮する“宇東アタック”は今年も驚異
大塚新監督の下、「蹴史創新 第2章」を刻み込めるか
他、シード校から
「ゴールキーパー・栗原裕基(3年)を中心に守備の意識が高い」(坂本哲也県サッカー協会第2種委員長談)
第3シード・松山商業
FW清岡恭祐(2年)ら1、2年生が躍動する第4シード・松山北
プリンスリーグ四国に参加の今治東、そして南宇和、吉田などなど混戦模様
そして忘れてならないのが第6シード・済美
プリンスリーグ四国では爆勝した後にコロリと負けるなど不安定要素はあるが
DF久保飛翔(3年)、FW青木芳史(3年)など個人能力の高い選手が揃う不気味な存在
県内サッカー関係者を震撼させた1月の新人大会
1試合平均6得点(4試合24点!)で優勝したあの悪魔的な攻撃力は
本物なのか真価が問われる
もう一つ
サッカーファンが答えを待っているのが得点王候補筆頭、FW藤本佳希(3年)
先日のプリンスリーグ(徳島北戦)でもダブルハットトリックを達成するなど
希代のストライカーぶりを発揮
しかし、選手権ではまだ輝けていない
オレンジの14番は怪物なのか?それとも…
特に今年注目しているのが1年生の台頭
“松工のクリリン”ことMF・栗林倫也(1年)を筆頭に
完全に戦力となっている選手が面白い
“大洲のミスターパーフェクト”FW内山勝允(1年)、宇和島南・FW梶原瑞生(1年)
MF大塚楠斗(1年)ら昨年ジュニアユース県大会FINALで激闘を演じたメンバーなど
イキのいい“ヤングガン”が大豊作
もちろん最後は3年生の想いが代表切符を手繰り寄せるだろうが
MVPを狙う飛び級ヒーローも大歓迎
インターハイでは復活し始めたかに見える愛媛高校サッカー
残すは大本命の“ザ・選手権”
何かが起きる90回記念大会
何かを起こそう90回記念大会
熱き想いに節電は不要
愛媛からのフルパワーで日本を盛り上げましょう!
(大会公式パンフレットから抜粋)
ロッベン的、高校サッカー直前情報!(第2シード・宇和島東編)
新人戦、県総体ともに決勝で敗れた悔しさを胸に
11人も残った3年生達
昨日練習を覗いた時の印象は「逞しくなったなあ」です
特に主将・中平君
去年は全国選手権の雰囲気や
3年生達に気後れしていた感じがありましたが
上半身の筋肉がメチャクチャついて
カッコよかった笑
大塚翔太コーチ(82回選手権全国出場 元南宇和DF)も
「今の中平だったら去年の静学(2回戦 静岡学園に2-0で敗れる)とタメ張れますね」
と太鼓判
これは去年からのメンバー全員に言えます
どうしても52年振りに歴史を変えた
伝説のメンバーと比較されますが
今年もかなり能力の高い選手が揃っています
FW平君のふくらはぎは有間君を彷彿とさせますし
山本浩君、百合田君ら選手権を知っているメンバーは
県内屈指の中盤
「確かに(連覇の)プレッシャーはありますね」と
苦笑いの大塚隆三新監督を
元田部長(元大分トリニータMF)と大塚コーチの
トロイカ体制でナイスフォロー
『1年だけだと伝説
“連覇”は伝統になる』
至難のチャレンジと怯えるのか
ビッグチャンスに武者震うのか
チームが醸し出す雰囲気は
後者であると見ました
仕上がり具合、か・な・り順調のようです!
高校サッカーパンフレット、完成!
ホッカホカです
今年も豪華
表紙は90回記念大会
あのブンデスで活躍中の〇ッチー?
見開きには
2年連続で元日本代表・福西崇史さん(新居浜出身)!
さらに
愛媛代表の全成績や県代表戦など
過去のデータも完全掲載
私も見どころ書かせてもらいました
各会場で配布します
あ、明日イナゾーでプレゼントもします!
ロッベン的、高校サッカー直前情報!(第1シード・松山工業編)
インターハイベスト16に敬意を表し
トップバッターです(といってもほとんどまわれませんが…)
昨日、練習を覗いた感想は
“やっぱり、しっかりしているなあ”です
谷監督が作り上げたディフェンス総合力は間違いなく全国クラス
中心は宮脇君、山崎君のセンターバックコンビ
強くて速くて得点力もある
県総体で見たヘディングの競り合いでは
ほとんどバカ勝ちしてました
さらに注目はキーパーの大森君
2年生ながら「手が4本あるんじゃないの?」と思わせるくらい
メチャメチャ動きが速い笑
「“学ぼう”というハートが強い」「上のカテゴリーも狙える逸材」と
監督も絶賛
野村からやって来た原石が化けそうな予感
1年生の岡田君もハイレベル
当分、キーパーで悩むことはなさそう
この強力な守備の三角形(GK&CB)を突破するのはかなり厳しい
一方、左ひざ前十字のケガで心配された
城本君は驚異的な回復力で全体練習に復帰
「(城本が)いないとサイドも落ち着かない」(松下主将)
と全幅の信頼を得る大エース
この前と後のタレント陣を
中盤で束ねるのが大黒柱の松下君
三津の後輩1年生、クリリン・栗林君を巧みに操りながらの
“浜焼きボランチ”は
一度食べるとやみつきになります笑
「夏は組合せ次第でそこまで(ベスト16)は行く
(ベスト)8つに残れたら本物」
「うちが愛媛で一番だとは全く思わない」と
全員が口をそろえ慢心は感じられないが
それでも“インハイ16”の大看板は伊達じゃない
プリンスリーグとのハードなスケジュールを横目に
城本の調子が上がれば上がるほど
6年振りの選手権が近づいてくるだろう
ロッベン的、愛媛FCユース観戦記(プレミアリーグ第12節)
愛媛FCユース 3−0 立正大淞南
2点はワントップの林君
ダメ押しの3点目を近藤貫太君
スコアだけ見れば快勝ですが
前半は相手に圧倒的に攻められました
GK山本君も「普通にやばかったです」と
ヒヤヒヤものでした
相手が呪われたように笑
外しまくってくれたので助かりました
ただ、後半はしっかりと修正して立て直しました
その対応力と決定力がユースの強さでしょう
左サイドバック佐々木君がキレてました
で、U−18タイ遠征にも選ばれたばかりの近藤貫太君
最初の30分くらいまでは
立正大淞南の速いプレッシャーで消えていましたが
前を向け出すと“らしさ”を発揮
一瞬でトップスピードに入るドリブル
簡単そうに見える楔のプレーやクイックフェイント
代表ではもっと前にいて攻撃の事を気にすればいいのでしょうが
チームでは下がり目から組み立てるなどしなければならないことが
たくさんあって大変だけれど
「逆にやりがいがあります」と骨太なところもあります
そして一番聞きたかった
「同じ18歳でトップチームに出てる選手はたくさんいる
候補になったからと言ってまったく満足はしていません」
という内なる炎もしっかりと確認
敢えてエラソーな事を言わせてもらえば
これくらいのプレッシャーで潰れるならば
それまでのこと
そこを突き抜けたものだけがスペシャルになれるのです
足元を見ていてはダメ
遠くを見ていればブレることはありません
ロッベン的、愛媛FCユース観戦記(プレミアリーグ第11節)
【愛媛FCユース 0-6 サンフレッチェ広島ユース】
内容はスコア通り
5ラウンドKO負け
相手は高校年代最高レベルを誇る超強豪
足元を見てはいけない
目線を高く世界を見つめなさい!と
ゴリさん(広島・森山監督)に言われた気がします
その広島ユース
やたらガタイのいい坊主頭3人が目立つなあと
思っていたらなんと全員まだ1年生!
(1トップの越智君は愛媛出身)
「夏休みに相当鍛えました」と監督が言うように
デカくて強くて速かった〜
全てが全日本クラス
だってセンターバックがドリブルしてゴールも
決めるんですもの
広島の山奥には今年も恐ろしいモンスターが生息しています
一方、肝心の愛媛FCユース
GK山本君
キャプテンらしく最後まで戦ってました
ビッグプレーであと数点は防いでくれました
と書くとあまりにも辛いですが
決して弱いわけではありません
特に今日のようなJチームとやるときは
「消極的になり少し劣勢になるとそのまま行ってしまう」
「フィールドのリーダーがいない」と沈痛な石丸監督
全てをひっくるめての期待がかかるのは
やはりU-18代表候補・近藤貫太君
「代表に呼ばれてその意識は高くなってます」と
口元を引き締めた彼の本当の評価は
次節後にします
もうすぐ、高校サッカー抽選会!
はやくも本番が始まります
先ほど抽選会会場(南海放送5F グレイスホール)のみで
流れる過去のダイジェストVTRを
担当Dから見せてもらいましたが
心臓に悪すぎます笑
あの緊迫感、重責感
自分でしゃべっておきながらもどしそうになりました
今日の午後5時スタート
そして
おそらく日本で唯一?
地方大会の抽選会会場からの生中継を
今年も決行
超速報は「ニュースCh4」の中で!
参加20校)
松山工・宇和島東・今治東・済美・川之江
新居浜工・東予・新居浜高専・西条・今治北
松山北・東温・新田・松山商・松山東
吉田・南宇和・内子・大洲・宇和島南
※順不同