高校サッカー選手権、愛媛県大会見どころ!
※アップが1週間遅れましたスイマセン
『何かが起きる記念大会、何かを起こせ記念大会!』
まずは第1シード・松山工業
全国の強豪と互角の勝負を演じインターハイベスト16
(1回戦5−0玉野光南、2回戦2−2 PK7−6矢板中央、0−1流経大柏)
となった実力は本物のようだ
その後のプリンスリーグ四国でも上位をキープ
1年生から出場しているMF松下佳貴(主将3年)を軸に
最終ラインからしっかりビルドアップしサイドから組み立て
最後はFW城本一志(3年)&久保圭輔(2年)の2トップが仕上げる
屈指のタレント力と組織力に益々、磨きがかかって来た
選手権は2年連続県決勝で敗れているだけに
谷監督の今年に賭ける想いは強い
中野圭(現モンテディオ山形)らを擁した2005年以来
6年振りの王者復活となるか
その松山工業を6月の県総体決勝で徳俵まで追い詰めた
(2−2で延長PK3−4負け)のがディフェンディングチャンピオン
第2シード・宇和島東
全国選手権を知るMF中平脩人(主将3年)ら3年生11人が
得意のカウンター攻撃で連覇を狙う
大エース有間(現高知大)が抜けた穴は大きいが
トーナメントでは俄然力を発揮する“宇東アタック”は今年も驚異
大塚新監督の下、「蹴史創新 第2章」を刻み込めるか
他、シード校から
「ゴールキーパー・栗原裕基(3年)を中心に守備の意識が高い」(坂本哲也県サッカー協会第2種委員長談)
第3シード・松山商業
FW清岡恭祐(2年)ら1、2年生が躍動する第4シード・松山北
プリンスリーグ四国に参加の今治東、そして南宇和、吉田などなど混戦模様
そして忘れてならないのが第6シード・済美
プリンスリーグ四国では爆勝した後にコロリと負けるなど不安定要素はあるが
DF久保飛翔(3年)、FW青木芳史(3年)など個人能力の高い選手が揃う不気味な存在
県内サッカー関係者を震撼させた1月の新人大会
1試合平均6得点(4試合24点!)で優勝したあの悪魔的な攻撃力は
本物なのか真価が問われる
もう一つ
サッカーファンが答えを待っているのが得点王候補筆頭、FW藤本佳希(3年)
先日のプリンスリーグ(徳島北戦)でもダブルハットトリックを達成するなど
希代のストライカーぶりを発揮
しかし、選手権ではまだ輝けていない
オレンジの14番は怪物なのか?それとも…
特に今年注目しているのが1年生の台頭
“松工のクリリン”ことMF・栗林倫也(1年)を筆頭に
完全に戦力となっている選手が面白い
“大洲のミスターパーフェクト”FW内山勝允(1年)、宇和島南・FW梶原瑞生(1年)
MF大塚楠斗(1年)ら昨年ジュニアユース県大会FINALで激闘を演じたメンバーなど
イキのいい“ヤングガン”が大豊作
もちろん最後は3年生の想いが代表切符を手繰り寄せるだろうが
MVPを狙う飛び級ヒーローも大歓迎
インターハイでは復活し始めたかに見える愛媛高校サッカー
残すは大本命の“ザ・選手権”
何かが起きる90回記念大会
何かを起こそう90回記念大会
熱き想いに節電は不要
愛媛からのフルパワーで日本を盛り上げましょう!
(大会公式パンフレットから抜粋)