Archive for the '未分類' Category

2008.03.11

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

『ドナウよ、静かに流れよ 』(文庫版:大崎善生著)

ノンフィクションの面白さを再発見。
欧州で心中した日本人カップルを追いかける様が
まるで小説のよう。
死んだ男の気味の悪さを引き出す
著者の表現力にも引き込まれ
いつのまにかエンディングへと。
小さな新聞記事からここまで広げる
着眼力と執着心を見習いたいものです。
4ブック

『合衆国再生』(バラク・オバマ著)

大統領になる前に読んでおこうかと手にとりました。
民主党の素晴らしさと
ブッシュの無策ぶりがプンプンと臭って来ます笑。
それだけではなく半端ない信念を持っているのが分かります。
ただ、本としては理想を書き連ねているので
後半になると宗教本に近くなり面白くはありません。
3ブック

2008.03.07

開幕前日

Author: ロッベン江刺

キム・テヨンはなぜ右足のミドルパスが上手いのか?
若林と井上の意外な関係は?
CBに新コンビ名が!?
さらにGKも含めるたトリオの名前まで!??
などなど、その全てが明日明らかになる。
放送は午後1時45分から。
解説は愛媛FCの生みの育ての親、職業太公望(スイマセン笑)の石橋智之氏。
実況、ロッベン
リポーター松岡でお送りします。
ニンスタに来られる方はラジオを持って。

2008.02.28

愛媛FC練習雑感 (怒っています)

Author: ロッベン江刺

今日、サンパークでファジアーノ・岡山とのTRマッチがありました。
詳しいメンバーなどはチームHPで確認していただくとして・・・
なぜ、シュートを打たない!
ポゼッションでは圧倒していながらも
エリアに入ってもバックパス。
2本とも1−0で勝利しましたが
カテゴリーの差を考えれば大量点でもよかった。

すんませんねえ
なんか辛口評価でサッカー通を気取るつもりはないのですが
こうも後ろでばかり回されると
愚痴もいいたくなります。
事実、シュート数は倍以上向こうが上でした(1本目は愛媛3本、岡山8本!)。

パスがまわってプレッシャーの少ない格下の相手だと
代表チームでも陥りがちなパターンですが
そんなところは真似しなくてもよろしい。
先制した後の40分間、正直退屈でした。

まあ、まだ開幕前ですからね。
たかだか1試合で評価するのはナンセンスですね。

しかし。

そんな中、楽しみな選手も発見。
まず、キム君の右足ミドルパス。
これは一見の価値ありです。
お金を払ってでも見るべきです。

あと、いきなりレギュラー候補のGk多田君もいいですね。
「昔からキックはいいし、高いボールには自信があるしね」
と見に来ていた元C大阪監督の西村昭宏さんも褒めていました。

地元のルーキー、深水君も2本目でがんばってました。
「インターセプトをそのままパスにする練習は
めちゃくちゃやらせたらね」
と、こちらは小学校のスクール時代から知る和泉監督。

開幕戦の相手である熊本は
箱(KKWING)もいいし
地元出身が11人もいるし
ユース世代の強豪校(大津、ルーテルなど)が多いし
羨ましい事だらけだけれど。
たかが3年でJに来た新参者に
スクールから立ち上げ
地道に14年かけて
ここまでどうにかこうにかやってきた
我々が
“Jクラブとはなんぞや”ってことをきっちり体で教えてやりましょう。


つまりは何が言いたいかというと
とにかく今年も開幕が楽しみ楽しみで仕方がないということです。

2008.02.14

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

『母べぇ』
『チームバチスタの栄光』

全くテイストの違う作品を一日で観ました。
「母べぇ」はいい意味でも悪い意味でも
山田洋次監督が作ったんだな〜というのがよく分かります。
今さら吉永小百合さんの凄さを述べるつもりはありませんが
檀れい、志田未来までいる美人家族はちょっと現実離れしてるかな・・・
最期を遂げる臨終の時まで美しい!
まあ、吉永小百合を醜く撮るのは国辱に値しますからねえ。
でも浅野忠信の演技は今回も唸らせてくれます。
反町君に観て欲しい笑。
「チンギスハーン」が楽しみです。
一方、
「バチスタ」は原作がいまいちだったので
あまり覚えてなかったのですが
あんなにコメディタッチでしたっけ。
こちらはココリコ・田中の怪演ぶりが他の本職を食ってました。
両作品とも“生死”を考えさせてくれる秀作です。

3.5シネマ

2008.02.11

ベン君

Author: ロッベン江刺

昨日の愛媛マラソン。
招待選手の中に四電・若本和昭という選手がいました。
彼は南宇和高校出身で32歳。
大木、友近、大森君と同級生なんです。
先日、サンパークの練習で
大木君に聞くと「まだ(実業団選手)やってるんですか?」
と驚いていましたが
あなたもプロ生活、結構長いよ笑。
その時はそっけなかったけど
うちのHPに若本君あてに応援メールをくれていましたね。
ホントはやさしい大木君の一面を見ました。

お、高校サッカー新人戦は松北が優勝ですか。
中予予選では3-1で松工が勝ったけど
県大会決勝では1-0で松北勝利。
3位に今治東。
ん〜今年は(も?)混沌としてます。

PS.愛媛FC開幕戦ラジオ実況決定。熊本ネタ大募集中!

2008.01.31

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

愛媛マラソンの準備で
忙殺されている中、
FCの練習も行ったし本も読んだし映画も・・・
ホントは暇なのか!
そしてサッカーネタはいつ書くねん!

『警官の血』(上・下巻 佐々木譲著)
こちらも直木賞を惜しくも逃しましたが
「このミステリーがすごい!」は堂々の第1位。
三世代に渡る運命を時代背景と共に
分かりやすく書いています。
全共闘や赤軍派など
聞いたことしかなかった言葉が頭の中で整理されます。
戦後から現代までの日本を描きながらの長編ですが、
犯人は誰やねん、やっぱりお前か!というワクワク感で
最後まで引っ張ってくれるので辛くありません。
流石、「このミス」は外しません。
4ブック

2008.01.26

えさシネマ倶楽部〜DVD編〜

Author: ロッベン江刺

「ボラット」
「チームアメリカ」

頭を空っぽにしてから観てください。
でないと笑えないかも知れません。
共に強烈な風刺を元にしたお下劣コメディです。
が、
それだけでは終わらせないメッセージと
マジさ加減があります。
ただ
結局、ギャグは同性愛とか人種差別を元にした下ネタばかりだったので
外国人(特にアメリカ人)のお笑いはそれしかないのかとちょっと残念。
まあ分かりやすいんですけどね。
その点、邦画はもうちょっとお笑いのセンスがある。
両方、笑い飛ばせればあなたは立派な国際人です!
4シネマ

2008.01.26

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「約束の地で」(馳星周著)

直木賞候補作。
やっぱりというか受賞はならずでしたね。
どこまでも後ろ向きなストーリーが
直木賞を獲ってはいかんだろと思ってはいましたが。
私も
「不夜城」以降、暗黒の馳ワールドに浸った時期がありました。
眉をひそめたくなるようなバイオレンス。
久し振りに手にとって見て
変わっていないなと嬉しかったです。
受賞しなかった理由は
「結局、何を伝えたいかが分からない」だそうで。
いいんですよ。
したり顔の評論家達に理解されなくても。
取れなかった悔しさを
得意の呪詛に載せて原稿にぶちまけて欲しいと
馳ファンは思っているはずです。

2008.01.17

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

『アース』

「ディープ・ブルー」が物足らなかった私にとって
期待を上回る映像の連続でした。
ユーモアもあり
思わず声を上げて笑ったシーンもありました。
最初、渡辺謙のナレーションは
英語のままの方が
雰囲気が出るのではと思っていました。
でも字幕が出ないので映像の邪魔にならず
まんまの映像を目の当たりに出来、
より臨場感が増幅されました。

同じ映像を扱う職業の末席者として
BBCのスタッフには
ただただ尊敬です。
・・・4シネマ

2008.01.09

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

新年一発目がこのシリーズでどうかと思いますが
溜まってきたのでドドッと。
(サッカーネタはそのうちに・・・)

「RUN 流浪のストライカー、福田健二の闘い」(小宮良之著)
地元出身の彼の動向は私もいつもチェックしていました。
高原とのツートップ。
一度でいいから代表で見てみたいですよね。
ただサッカーライターとしても有名な著者が
「愛媛市(!)」と書いていたのはちょっと残念でした。
誰も添削してくれなかったのか・・・
でも誤字脱字だらけの拙著を出版した私には
裏事情がよくわかります。はい。

「ダイイング・アイ」(東野圭吾著)
ちょっとエロ恐です。

「サクリファイス」(近藤史恵著)
細かい所を省きすぎて展開がはや過ぎますが
三津のマイヨジョ-ヌと言われた私には
自転車レースの楽しさがよく伝わりました。
何かのランキングで上位に入っていたので
なんとなく手にとりましたが
これは拾い物、オススメです。

「いのちのパレード」(恩田陸著)
サスペンス物やスポーツ物で
お腹一杯だったのでたまにはファンタジー系、メルヘン系に行ってみました。
飲みすぎの胃腸にやさしい七草粥のような効果があります。
固くなった脳みそをちょっともんでもらった感じです。