Archive for the '未分類' Category

2008.04.19

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

『ゴールデンスランバー』(伊坂幸太郎著)

「本屋大賞を受賞した時は
友達から“面白かったよ”と言われたようで
とても嬉しかった」という伊坂さんのコメントが全てですよね。
評論家にこねくり回されて恭しく受賞賜るよりは
本屋さんに一番売りたいと思われるなんて最高に嬉しいですよね。

エンターテイメントは人に知られて何ぼ
人に見られて読まれて何ぼですもんね。
「タイタニック」だって駄作だと言われようが
じゃあ、文句あるならこれ以上の集客を記録して見ろよって事ですよね。

面白い作品に出会うと
わざと残り100ページくらいを残して
「よし、明日最後まで読もう!」みたいな
こちらもラストを迎え入れる気合と覚悟と
スケジュール調整笑をしますよね。
まさにそれでした。
最後のほうは早く結末を知りたくて焦っていたようで。
読み返してみると
とばしていた文章が結構あり
その文章も面白かったりして。
ただ
犯人(黒幕)を明らかにしなかったのが不満です。
筆者は「わざとそうした」と言ってるようですが
そこを描いてこそ。
逃げたと思われるのも本意ではないでしょうから。
なので
4.5ブック

2008.04.17

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「フィクサー」

アカデミー助演女優賞受賞ですね。
確かにジョーク・クルーニーよりは
敵の女弁護士(ティルダ・スウィントン)のほうが印象に残りますね。
ジョージ・クルーニーは何をやっても「ER」のドクターにしか見えません。
作品自体は
前半ややこしすぎて何でこれがオスカー候補?と
疑ったのですが、中盤以降話がつながり始めると面白くなります。
オープニングシーンが終盤になると
ああ、これかあとわからせる方法って
誰が始めたんでしょうね〜
最初にやった人はすごいと思いますが
もういいかげんやり過ぎではないでしょうか。
ただ、今までだと過剰に演出していたシーンを
シンプルにサラッとすることで
逆にリアル感が出ていたのは画期的な演出方法でした。
この辺はさすがオスカー候補。
汚い世界に埋もれていても
小さな正義を忘れない。
見習いたいものです。
見た後はスッキリ。
4シネマ

「潜水服は蝶の夢を見る」

誰もが知っている雑誌で
実話なだけに引き込まれます。
たまにはおフランスモノを見るのもいいもんです。
スタイリッシュな映像はハリウッドでは絶対に無理。
ジャン・ドミニク・ボビーのエロオヤジ加減が
面白くてカッコいいです。
本妻の前で自分の愛人と電話でしゃべるあたりなどは
見てるほうが緊張しました笑。
フランス映画らしからぬ
ユーモアのセンスもあるので悲惨な出来事ですがちゃんと笑える。
オスカー候補止まりでナットク。
4シネマ

2008.04.11

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

『火車』(文庫版:宮部みゆき著)

“「このミス大賞」20年のベスト1”。
この作品で宮部ファンになった人が多いでしょう。
散々追ってきた犯人が
ようやく現れたところで終了という
ラストシーンは忘れられません。
え〜これからやん!っていう放置プレイのような手法が
よりこの作品を崇高なものにします。
普通の作家なら
捕まった後の取調べなどもキッチリ描くんでしょうが
それをしなくても(いやしないからこそ)
読み応えがあり
余韻を残し
読者の記憶にいつまでも残るんでしょうね。
確かに骨の髄まで知り尽くした恋愛より
キス1回だけのあの娘の方が心に残ってたりしますもんね〜
4ブック

2008.04.08

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「モンゴル」

いいですね〜。
こちらは期待した通りでした。
浅野忠信に外れなしですね。
最後の合戦のシーンまでは
彼の演技で充分引っ張れますし
ラストは4カ国合作、制作費50億という壮大さで
迫力があります。
ひとつ気になるのはチンギス・ハーンを日本人が演じて
モンゴルの人たちはどう思っているのでしょうか。
やっぱり嫌でしょうね。
日本でいえば徳川家康とか坂本竜馬(いやそれ以上?)を
韓国人かインド人に演じられるようなものですもんね。
そう考えると微妙だな。
そこはモンゴル人俳優を起用して欲しかったな。
ということで・・・4シネマ

2008.04.07

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「クローバーフィールド HAKAISHA」

公開日に観に行ったのは久し振りです。
その興奮も手伝ったのでしょうか、
メチャクチャよかったです。
要は「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のゴジラ版です。
ずっとデジカメの映像なんですが
この方法でやるとリアル感が相当でます。
入り方と終わりのオチもいい。
普通に怪獣目線や軍隊目線で描くと退屈極まりないでしょうが。
見方を変えただけで傑作になりまた。
未だに韓国映画などでありがちな
ダサい眼鏡を外したら、実は美人だったみたいないい意味でのショックです。
(ちょっと違うか)
85分という短さもいい。
これ以上長いとウザくなりますね。
まあ出し惜しみするのもよくないので
そろそろ満点と行きましょう。
・・・5シネマで!

2008.04.04

続報(重要)!

Author: ロッベン江刺

復活する伝説の番組とは・・・・

『サッカー魂』です!
まあネタバレなところはありましたけど。

5分ほどのショートコーナーで
毎月第2、4の隔週ではありますが
なにより『サッカー魂』を再開できた事が素晴らしい。

既に各界から喜びの声が続々と届いています。

どこでやるかというと
今日から始まった「おかえりテレビ デリシャス」の中です。

これまでとは少し趣向を変えて
“Family”をテーマにお送りします。

第1回は来週11日。
愛媛の第5代守護神をフィーチャーします。

さらに。
スピンオフ企画として
番組でO.A.しきれなかったインタビューなどを
ここでノーカットで紹介していこうなどとも考えております。

まあ
兎にも角にも
こいつは春からメデタイ、メデタイ。

2008.03.31

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「マイ・ブルーベリー・ナイツ」

最初の入り方はヤバイと思ったんです。
いや、悪い意味で。
おいおい、いまさらNYで恋愛するカップルの話を
延々見せられるんじゃあないだろうなと。
でも、ノラ・ジョーンズが旅に出たあたりから
よくなりましたね。
デビット・ストラザーンとナタリー・ポートマンの
物語が入ってきて面白くなりました。
しかし、やっぱり帰ってきてジュード・ロウと
恋に落ちるんかい!というオチが嫌でしたね。
なんか中身のハンバーグとソースなんかは美味しいのに
肝心のパンがイマイチみたいなハンバーガーを食べた感じです。
ただ監督もこの話を2時間以上で作る気はなかったようで
1時間35分で終わるので退屈はしないです。
気をつけないといけないのは
なんだ期待はずれだな〜と思っても
若いオネーちゃんとデートで観に行く人は
見終わった後に「面白かったね〜」と言ってあげましょう。
この人、解ってくれるかもと思われるはずです。
3.5シネマ

2008.03.27

緊急告知!!

Author: ロッベン江刺

伝説の番組が復活???

続報を待て。

2008.03.20

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

『祖母力』(祖母井秀隆著)

サッカーファンならご存知、カリスマGMですね。
「プロフェッショナル」で消化不良気味だった皆さん
こちらは大丈夫。
オシムさんとの件は
なんとなく知ってましたが
ドイツ留学時代や大体大時代の事は
知らなかったので大変興味深く読みました。
“休むことの無い前進が存在を光らせるのです”
こんな人から直接言われたら
そら佐藤勇人もがんばりますよ。
でも
以前からやりたいなと思っていた事を
やってみようと私も背中を押された気分です。
やっぱり本ってすごいな。
愛媛にも欲しいなこんな人。
4ブック

『 禁断のパンダ』(拓未司著)

「このミス」大賞作品です。
カバーイラストからするとイマイチかなと思いましたが
舞台が神戸だったので懐かしさも手伝い手にしました。
あとがきで評論家が書いていたように
殺人ミステリーとしては凡庸ですが
食に関しての知識や表現がボ〜ノ〜でした。
作品に登場する“ビストロコウタ”が
よく行っていた三宮のヤマカンちょい上のお店に酷似していたので
想像力が発揮できました。
寂聴さんも言ってます。
「愛とは想像力を働かせる事。その為にも本を読みましょう」と。
3.5ブック

2008.03.17

もう一つの見所(第2節対広島)

Author: ロッベン江刺

先日の広島戦は
元愛媛組や元広島組が入り乱れ
見所の多い試合でした。
中でも私の注目は
大木、久保の超自然児(おじさん?)コンビの同時出場。
「(久保との対戦は)楽しみですね。
でもサテライトやろ。
新居浜でやろうと言いあったんですよ」と
ベン君は笑っていましたが
なんのなんの。
中盤で久保が楔のパスをもらったとき
ヒョイっとベン君がかっさらっていったのは
互いの特徴を知り尽くした親友だからこそ出来るシーンだと
一人、悦に入っておりました。
今度は是非、先発で見てみたいものです。