2008.04.19

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

『ゴールデンスランバー』(伊坂幸太郎著)

「本屋大賞を受賞した時は
友達から“面白かったよ”と言われたようで
とても嬉しかった」という伊坂さんのコメントが全てですよね。
評論家にこねくり回されて恭しく受賞賜るよりは
本屋さんに一番売りたいと思われるなんて最高に嬉しいですよね。

エンターテイメントは人に知られて何ぼ
人に見られて読まれて何ぼですもんね。
「タイタニック」だって駄作だと言われようが
じゃあ、文句あるならこれ以上の集客を記録して見ろよって事ですよね。

面白い作品に出会うと
わざと残り100ページくらいを残して
「よし、明日最後まで読もう!」みたいな
こちらもラストを迎え入れる気合と覚悟と
スケジュール調整笑をしますよね。
まさにそれでした。
最後のほうは早く結末を知りたくて焦っていたようで。
読み返してみると
とばしていた文章が結構あり
その文章も面白かったりして。
ただ
犯人(黒幕)を明らかにしなかったのが不満です。
筆者は「わざとそうした」と言ってるようですが
そこを描いてこそ。
逃げたと思われるのも本意ではないでしょうから。
なので
4.5ブック