ＪＡにしうわ日土出張所と日土地区公民館が主催となり、６月２日、八幡浜市日土町のＪＡにしうわ日土出張所で“第３７回 ひづちほたる祭り”を開催。４年ぶりの開催となったほたる祭りには、小中学生をはじめ、子どもから大人まで約２００人が訪れた。
同ＪＡは、石窯で焼いたピザや唐揚げなどを販売。地元の青年団は、射的などを行い、子どもたちを楽しませた。また、伊方町をメインに、県内で活動する音楽グループ「才蔵」のミニライブが行われ、観客を巻き込んで一緒に太鼓を叩くなど盛り上がりを見せた。
例年恒例の俳句展では、地元の小中学生から俳句を募集し、展示。表彰式も行われ、入選から最優秀賞まで２５作品が選ばれ表彰された。勉強や部活など学校での様子を、思い思いに表現した俳句が寄せられた。
雨の影響で祭り当日は、ほたるを見ることはできなかったものの、今年は近年と比較して多くのほたるが見られたようだ。同公民館の二宮成計館長は「減少傾向のほたるを、地域全体で守っていく必要がある。ほたる祭りを通じて、ほたる保全への意識が芽生えていくといい」と話した。
