2009.08.21

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「慟哭」(文庫版:貫井徳郎著)

う〜辛いですな

厳しい結末、まさに慟哭です

連続幼女殺人事件を巡り警察キャリアの確執とカルト教団

平成になったばかりの設定なので携帯電話などは出てきません

いずれもどこかで見たような展開だけど

2つのストーリーがテンポよく進行するので

スイスイ読めます

残り100Pで犯人が分かってしまいましたが

それでも一気に読ませてくれる筆力があります

「ビレバン」のポップでも大絶賛

4ブック

2009.08.17

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「勝手に生きろ!」(文庫版:チャールズ・ブコウスキー著)

いいですね

タイトルがまずいいです笑

どうしようもない主人公

アル中、仕事続かない、セックス大好きなどなど

ブコウスキーは初めて読みましたが

ロックを感じました

というか『ビレ・バン』で購入したので

『ビレ・バン』臭が出まくりです

たまにはこういうのもいいです

醤油ベースの上品な薄味作品ばかり食べていると

コーラにバーガーで昼からビール!みたいなのが

欲しくなるもんです

4ブック

2009.08.10

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「街道をゆく14 南伊予・西土佐の道」(文庫版:司馬遼太郎著)

読むたびに天賦の才を感じさせてくれる

それがまた嫌味じゃない

地元の逸話なので

余計面白い

読後、すぐ人に言いたくなります

地味で嫌だと思って飛び出した故郷も

天才の手にかかれば輝いて見えるんですね

4ブック

2009.08.10

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「レスラー」

ミッキー・ロークの復活作品

面白かったです

お客さんがほとんどアラフォー以上の

おっさんばかり(私も)だったのが笑えました

内容はただのレスラーバカの話

でも

面白かったです

この作品を見ようか迷っているあなた

見ればわかるさ!

4シネマ

2009.08.05

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「プリンセストヨトミ」(万城目学)

えっ、これが直木賞候補と疑ってしまいました

大阪に秀吉の末裔がいて

それを府民が密かに守っているというストーリー

荒唐無稽な話についていきにくい前半ですが

後半のオチにかけてはちょっと感動

今年の直木賞は不作なのか・・・

「鷺と雪」もどうしようか悩んでます

3ブック

2009.08.03

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「女の子ものがたり」

タイトルだけ見るとユルそうですが

原作が西原理恵子さんだと知れば興味度が大幅にアップです

職権乱用でかなりお先に見させていただきました

面白かったです

サイバラ作品のテイストが味わえる

嘘がなくてちゃんと笑えるからちゃんと泣ける

キャストも完璧です

深津絵里もいいし、女子3人の幼少時もピッタリ

道徳感を振りかざし無理やり見せられるような駄作ではなく

多かれ少なかれ誰もが抱えている理不尽な人生を

それでも笑い飛ばせる心意気を持とうよって

背中かから支えてくれるような作品です

“「スタンド・バイ・ミー」の女の子版”というふれこみですが

その通り

女性だけでなく男性、おっちゃんが見ても面白いです

これから本人にインタしてきま〜す

4シネマ

2009.07.31

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「アマルフィ」

良かったです

地中海の景色が笑

このストーリーが石川県とか鳥取県なら

映画として成立していたのだろうか

イタリアフリークとしては(まあ日本人みんなそうだけど)

途中途中に美術館やコロッセオなどが出てきたら

まあ見惚れてしまいますわね・・・

演者も

織田君がこれでもかとカッコつけてます

まあそういう演出なんでしょうけども

それでもお腹一体になるなあ

共演が佐藤浩一、天海祐希とくれば

確実だけども目新しさはない

事件を起こす動機も

これまでどこかであったネタだし

原作は読まないだろうなあ

でもイタリアにはもう1回行きたいと思わせてくれるので

そういう意味では思うつぼです

3.5シネマ

2009.07.21

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「龍馬の黒幕」(文庫版:加治将一著)

一連の幕末シリーズの総仕上げとして

同著者の「幕末 維新の暗号」を読もうと思った所

冒頭に登場するこの作品を読んでいないことに気づき

シリーズリストに加わりました笑

でも「幕末〜」よりは落ちます

3.5ブック

2009.07.14

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「きのうの神さま」(西川美和著)

直木賞ノミネート作品

映画を見たいと思っていたので手に取りました

なるほど心のヒダを描いています

直木賞はどうだろう・・・

去年が「悼む人」と「利休にたずねよ」だっただけに

もう少しボリュームが欲しかったか

映画のスピンオフ的な短編集なのかな

はやく見たくなりました

4ブック

2009.07.10

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「あかね空」(山本一力著)

来週の直木賞発表を前に

直木賞作品を一つ

良かった・・・

が読後の一言

“直木賞にハズレなし”の某上司の格言は健在

家族の面白さ

ちょっと憎んだりちょっと恨んだりしながら

繋がっていく

あっちにぶつかり

こっちにぶつかりで

家族が出来上がっていく

全員が聖人じゃなくていい

下町の人情と家族愛

2回は泣けます

4.5ブック