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ロッベンのイッペン読んでみ!
「南京事件」を調査せよ 清水潔著
昨年江刺セレクトNO.1だった「殺人犯はそこにいる」の著者が
今度は「南京事件」に迫ります
知っているようで知らない日本史のダークサイド
ネットしか見ていないと
「南京虐殺」ってホントは無かったのかな?と
私も一瞬思ってました
現場に出向いて徹底的に裏を取る
今回も清水記者の調査報道魂が炸裂しています
清水記者のモンスター振りが凄すぎて
ホントに日本テレビに居るのか
彼こそ捏造じゃないのか疑ってしまいますw(もちろん実在)
〝南京事件はあったのか?なかったのか?
知ろうとしないことは、やはり罪なのだ〟
著者のこの言葉が全てを表しています
4ブック
えさシネマ倶楽部
「カメラを止めるな!」
映画も本も見てないわけではなかったのですが
更新が出来てませんでした
ようやくこの話題作を観ました
噂に違わぬ傑作です!
ホントにW
5シネマです 2018年邦画NO.1です
予備知識をなるべくシャットアウトして臨んだのが功を奏しました
ので皆さんもそうしてください
冒頭のワンカット37分以降、ずっと大笑いしていました
エンドロールが終わった後、スタンディングオベーションしようと
5センチくらい立ちかけました
(大街道では実際にした人が居たようです)
「ゲットアウト」を超えました
盗作がどうとか製作費300万がどうとか
どうでもいいので観てください
面白いもんは面白い!
ロッベンのイッペン読んでみ!
「Jimmy」(原作:明石屋さんま)
ジミー大西とさんまさんとの物語
Netflixでドラマになりましたね
小出事件でいったん中止になりましたが玉山鉄二で撮りなおした様で
「影武者」での勝新に始まり
最近ではセクハラ降板のケビン・スペイシーなど
この手のハプニングではへこたれないのがショービズの世界
ワイパーの動きで寝てしまった運転手時代や
岡本太郎から貰った激励の手紙など
さんまさんがどこかで話したジミーちゃんの面白エピソードが繋がって小説になってるので
お笑い好きにはたまりません
「笑えんことは世の中にいくらでもある…
でも、それ全部おもろいって笑ったら
笑ったもんの勝ちになるんや!」
「もう遅いねや」と同じくらいさんまさんの名言です
4ブック
山下達郎さんを独占した58分
南海放送65年企画「山下達郎さんに65の質問!」が
いよいよ明日放送です
アナウンサーになって最も興奮し緊張した58分でした
人生のハイライト
あとは下がっていくだけw
日本一のアーティストに会う前に
日本一を見てから心の準備をしようと
収録スタジオ近くにある東京タワーまで行きました
ラジオなのにタキシードを着ていきました
想いは伝わるようです
現在鋭意編集中
明日は私も聞くだけリスナーになります
達郎さんのトーク、マジで貴重です
(ラジオ「江刺伯洋のモーニングディライト」6:55~)
ロッベンのイッペン読んでみ!
「解説者の流儀」戸田和幸著
今私が最もリスペクトする解説者です
現役時代の彼しか知らない人は
赤モヒカンでガツガツ系のクラッシャーイメージしかないと思いますが
今の戸田さんはクレバーでとてもわかりやすい〝サッカーアナリスト〟です
今回のロシアW杯でも戸田さんが解説をする試合は(ほぼTBSですが…)
何度も止めて理解できるまで見直すようにしています
なぜ彼がこんなにわかりやすくて面白い解説が出来る様になったのか
その秘密が本書に書かれています
今のサッカー中継に物申す赤裸々なことが書かれていて
アンダーラインひきまくり
私の中継バイブルです
解説とは〝解いて説く〟
もしかすると彼がサッカー中継に革命を起こすかもしれません
4ブック
えさシネマ倶楽部
「ワンダー 君は太陽」
顔に障害を持つ少年が壁にぶつかりながら成長してくヒューマンドラマ
絶対にハッピーエンドになると分かってるのに
大感動してしまいました
全てが予想通りに進んでいきます
素敵すぎる家族が支えてくれるんでしょ?
学校のルームメイトで最高な奴が出てくるんでしょ??
人世って捨てたもんじゃないって感じなんでしょ???
何一つ大どんでん返しはありません
でも全然大丈夫!
押しつけがましい〝ほっこり〟が大嫌いな
偏屈人間の私でも泣いてしまいましたから草
それもこれも要因はただ一つ
天才子役、ジェイコブ・トレンブレイ君!
あの「ルーム」で監禁されていた少年です
今回もずば抜けた演技を披露します
悲しいシーンはもちろん楽しいシーンでも声を出して笑えるくらい面白い
ちゃんと面白いからちゃんと泣けるんです
これが大事
さらに凄いのはこれがフィクションだという事
昨今はbased on true storyばかりが氾濫してますが
ゼロから作り上げた作品ってのがリスペクトです
はやくも世界中の映画ファンが気をもんでるのは
ジェイコブ君がこれからどうなるのか
今のところマコーレー君にはならないと思うんだけど
それがわからないのがハリウッドです
4.5シネマ
えさシネマ倶楽部
「娼年」
松坂桃李君の娼夫役が話題です
「え、あんなことするの!?」とか「あんなもの出していいの!?」ってくらい
過激なセック○シーンの連続です
なるほどR15ではなくR18なわけです
女性が観るとビックリすると思います
ただ我々(私は)は「ソフト・オン・○マンド」とか「プレ○テージ」などで
もっと良い作品を鑑賞してきているので免疫はあります
単純に性描写が長いのは個人的に嬉しいけれど
そこをカットしたら20分で終わる話です
この作品で一番言いたいのは
桃李君の〝お尻〟がメチャクチャ可愛いいってこと
FC東京のディエゴ・オリベイラもビックリのプリケツ!
男性感がまったくなくモデルさんみたいに小さくて綺麗
缶詰の白桃みたい(桃李だけに)
今までいろんなお尻を観てきましたがベスト3に入ります
それを観る価値はあります
3シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
『かがみの孤城』辻村深月著
(特に女性陣から「お前は冷たい奴だ!」と罵られるのを承知で)
どうした本屋大賞…
いじめ現場についてもっとリアルな現実を知ってるだけに
どうしてもファンタジー感が拭えず入り込めませんでした
ファンタジーなんですけどW
一番残念だったのは
中盤以降ほとんどのページを会話文(「 」)だけ読み進めれば成立したこと
ト書きは飛ばしても大丈夫なのは嫌なんです
文章の可能性、文字の持つ無限のパワーを感じるのが好きなんです
エラソーですね
ラストのオチは面白いです
去年の大賞作「蜜蜂と遠雷」が大感動だっただけに
余計そう思いました
安直に映画化してしまう今の風潮に敢えて挑戦するかのように
「どうだこの作品を映像化してみろ!」
「この文章を画で表現してみろ出来ないだろ!これが“本”の力だ!!」
と言ってるんです(たぶん)
こういうことを言うから嫌われるのですね
3ブック
ロッベンのイッペン読んでみ!
「億男」川村元気著
〝おくおとこ〟と読みます
タイトル通りお金の話です
ある日主人公が3億円の現金を手に入れます
でもすぐ無くします
当然取り返そうとするのですが
さあその人は幸せになるでしょうか
というストーリーです
答えは本書でチャップリンが教えてくれます
「人生に必要なもの、それは勇気と想像力と、ほんの少しのお金さ」
ただ
その時チャップリンは相当なお金持ちでしたW
もうひとつお金に関するストーリーが登場します
談志さんで有名な落語「芝浜」です
〝よそう、また夢になるといけねえ〟
簡単な一文ですが
何度口に出してもうまく言えないですね(当たり前かW)
一度でいいから談志さん本人の口から聞いてみたかったなあ
3.5ブック
えさシネマ倶楽部
「blank13」
タイトルの読み方は〝ブランクじゅうさん〟
意味は父と子の会わなかった期間です
蒸発した父をリリー・フランキー
残された兄弟を斎藤工(監督)と高橋一生が演じてます
ほとんどのシーンが葬儀場で展開されます
実話をもとに現代日本のヒエラルキーがリアルに表現されてるので
いろいろ考えさせられますが
弔問に訪れる人たちの個性が強烈すぎてメチャ笑えます
杉作J太郎、くっきー、金子ノブアキなど監督好みのオールスター
そこを佐藤二郎が上手にまわしてます
現場は相当面白かったんでしょうね
映像もカッコよかったですし上映時間もコンパクト
今のところの邦画ではNo.1のおススメです!
4.5シネマ