2018.05.11

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

『かがみの孤城』辻村深月著

(特に女性陣から「お前は冷たい奴だ!」と罵られるのを承知で)

どうした本屋大賞…

いじめ現場についてもっとリアルな現実を知ってるだけに

どうしてもファンタジー感が拭えず入り込めませんでした

ファンタジーなんですけどW

一番残念だったのは

中盤以降ほとんどのページを会話文(「  」)だけ読み進めれば成立したこと

ト書きは飛ばしても大丈夫なのは嫌なんです

文章の可能性、文字の持つ無限のパワーを感じるのが好きなんです

エラソーですね

ラストのオチは面白いです

去年の大賞作「蜜蜂と遠雷」が大感動だっただけに

余計そう思いました

安直に映画化してしまう今の風潮に敢えて挑戦するかのように

「どうだこの作品を映像化してみろ!」

「この文章を画で表現してみろ出来ないだろ!これが“本”の力だ!!」

と言ってるんです(たぶん)

こういうことを言うから嫌われるのですね

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