Archive for the '中学サッカー' Category

2018.06.27

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「解説者の流儀」戸田和幸著

今私が最もリスペクトする解説者です

現役時代の彼しか知らない人は

赤モヒカンでガツガツ系のクラッシャーイメージしかないと思いますが

今の戸田さんはクレバーでとてもわかりやすい〝サッカーアナリスト〟です

今回のロシアW杯でも戸田さんが解説をする試合は(ほぼTBSですが…)

何度も止めて理解できるまで見直すようにしています

なぜ彼がこんなにわかりやすくて面白い解説が出来る様になったのか

その秘密が本書に書かれています

今のサッカー中継に物申す赤裸々なことが書かれていて

アンダーラインひきまくり

私の中継バイブルです

解説とは〝解いて説く〟

もしかすると彼がサッカー中継に革命を起こすかもしれません

4ブック

2018.06.09

県総体FINAL、無事?終了!!

Author: ロッベン江刺

【決勝:宇和島東2-1今治東】

勝因は〝執念〟

これに尽きます

新人戦決勝の大敗(0-5)を4か月間忘れなかった宇和島東・赤松監督

「今東を倒すためだけにやってきました」

気持ちだけでなく具体的な対策を

秘密裏に繰り返し繰り返し鍛錬してきた結果が最高の舞台で出ました

先制したのは今東でしたが

決して慌てなかった

攻撃的なカードをドンドン切っていき流れを引き戻しました

天晴です

レジェンド・有間君以来8年ぶり3度目のインハイチケット

第1シードの今治東を逆転したことに価値があります

放送でも解説の兵頭さんが触れていましたが

今日の素晴らしい奮闘ぶりを見て

今度は俺たちがやってやる!と思う県内チームが増えてくることでしょう

敗れた全てのチームは次の〝THE・選手権〟へ向けて

そしてインターハイに出場する宇和島東は

愛媛代表として全国のバケモノたちと出来るだけ多く遭遇し

その驚き、悔しさ、ドデカさ

全てを持って帰ってきてほしい

いやあやっぱり県総体にもドラマがありました

中継やってよかったーーー!!

2018.06.04

ロッベン的県総体、準決勝雑感!

Author: ロッベン江刺

【準決勝第1試合:宇和島東2-0松山聖陵】

試合前「ここまで来たのは奇跡です~」と照れ笑いの聖陵・立川監督でしたが

キャプテン岡村君を中心に

「俺たちがチームを変えてやるんだ!」という気持ちが見えた好ゲームでした

これまで聖陵サッカー部に抱いていた私の印象も変わりました

冬はもっと手強いチームになってる気がします

聖陵高校、後はサッカー部だけ

楽しみが一つ増えました

一方、勝った宇和島東はシンプルなサッカーを持ち味にしています

決定力のあるフォワードに長いパスを供給

特に10番豊田君はロッベンおススメの注目株

今日も頭で2発、全試合得点中

強さと決定力はピカイチ、命名・〝南予の武藤嘉紀〟

あと一つ勝てば宇東は

レジェンド・有間先輩以来、8年ぶり3回目のインターハイ出場

「小学校の時、テレビでその時の宇和島東を見て皆で行こう!」と

集まった立木主将をはじめとする元城北・全中メンバーらがチームの要

しかも決勝の相手は新人戦でボコられた(0-5)今治東

これ以上のリベンジカードがあるでしょうか!?

間違いなく死闘になりそう!

【準決勝第2試合:今治東1-0済美】

「これがあるから誠(佐伯)は外せんのよね~」

試合直後の今東・谷監督は冷や汗を拭い

ラストワンプレーで劇的な決勝点を流し込んだセンターフォワードを労わりました

「試合内容は最悪」(今東・伊藤主将)でしたが

それでも最後の最後に決め切る粘り強さが今東にはあります

済美は浦君のドリブルが圧巻でした

サイドバック保田君のスッポンディフェンスも見応えがありました

新監督を迎えてまだ途上のオレンジ軍団

選手権での巻き返しを期待しましょう

さあ決勝は新人戦FINALと同一カードとなりました

今治東は勝てば17年振り4度目のインハイチケット

「(去年)選手権決勝で負けた悔しさをずっと持ってやってきた」という

愛媛NO.1ディフェンダー高橋君

名将・谷監督に初の全国切符を渡せるでしょうか

先ほど史上初HPネット生配信(&愛媛CATV生放送)の打ち合わせがありました

訂正があります!

江刺一人実況ではありません(豪華になりました)

解説に愛媛県サッカー協会専務理事・兵頭龍哉氏が決定

放送は6月9日(土)午前10:55~です

史上初といえば南海放送

南海放送といえば史上初

その南海放送がついに…

〝夏の陣〟もやっちゃいます!

緊急告知~

6月9日(土)午前11時~キックオフ(@ニンスタ)の県総体サッカー決勝戦を

弊社HPで動画生配信決定!&愛媛CATVでも生放送

いやあ~まさかこんな日が本当に来るとは…

嬉しすぎて感激です泣

冬の選手権に負けず劣らず

何度も名勝負を繰り広げてきたインターハイへの道

取材をしながら〝この試合をしゃべりたい〟〝皆さんにお届けしたい!〟と

何度臍を噛んだことか

冬までは残れず

この大会で引退する選手も多く全てを賭けて臨む姿は選手権にも負けません

【ロッベン江刺が勝手に高校サッカーを盛り上ゲルンデス!extra(エクストラ)

 平成30年度愛媛県高校総合体育大会 サッカー(男子)決勝動画生配信】

なにせ初めてのこと

既に各所にご迷惑をおかけしてますし

手間をかけないミニマム体制(江刺一人実況)で準備をしております

ご不満な点があるかもしれませんが

ご容赦いただければと思います

でも

乞うご期待!!

2017.10.12

高校サッカーパンフレット完成!

Author: ロッベン江刺

~巻末文より~

私事で恐縮だが今年から愛媛FCホームゲームの実況(DAZN中継)を担当させて頂いている。

これまで地元クラブチームの事は知っていたつもりだったけれど、

他の21チームを見て取材していると改めてJ2リーグにはなんとINDIVIDUAL(個性的)なチーム、選手がいることかと驚かされる。

意地でもボールを繋げようとするチームもあれば、素早いカウンターアタックを得意とするチームもある。

絶対にスタイルを変えないチームもあれば、ころころシムテムを変えるチームもある。

個人でもそうだ。

ボールか来たら必ずドリブルから始める選手もいるし、

流れの中でのシュートはイマイチだがフリーキックになるとやたら上手い選手、

チームに加入するなりアシストしまくる助っ人や1対1は必ず勝負するルーキーなど。

INDIVIDUALなのはピッチ内だけではない。先日見た岐阜の長良川球技場ではボールパーソンの動きがメチャクチャ速かった笑。

あの素早さは日本一ではないだろうか。

タッチを割ったボールを拾うと全速力でタッチラインの傍までダッシュで戻り選手のすぐそばまで近づいてから返す。

そしてすぐ元のポジションに座る。その間わずかに数秒。

あんなに素早く返球するボールパーソンがいるスタジアムを私は見たことがない。

途中からは試合内容よりもそちらばかりが気になり、もっとボールデッドになれ!と願っていたくらいだ。

J2リーグはボールパーソンまでINDIVIDUALだ。

これらはゴールシーンばかりの短いスポーツニュースでは絶対にわからない。

じっくりと試合を観なければ本当の面白さは理解できないのだ。

サッカーの美しさはゴールを決めて勝つ事だけではないと改めて教えてもらっている。

愛媛の高校サッカーが全国トップクラスと言えなくなり久しい。

だがJ2リーグを戦う野武士たちのようにINDIVIDUALでないとは全く思わない。

むしろ逆だ。

その事を証明するためにこの“選手権”はあるのだと思う。

ヘディングだけは絶対に負けない愛媛一の制空権。

ディフェンスラインからのコーチングの声愛媛一。

ロッカールームでの盛り上げ役愛媛一。狙うのはなんでもいい。

プロリーグに負けない愛媛の高校サッカーだけにあるINDIVIDUAL。

それを見つける為に今年も“選手権”のグラウンドに向かいたいと思う。

〈準決勝①FC今治2-2 PK6-5 FCリベント〉

何年かに一度「この試合を実況したかった!」と心から思える試合に出会えます

まさにこの試合がそうでした

先制したリベントに

追いついた今治

延長でも決着つかずPKは5人まで全員が成功

この時点で両チーム全員天晴です 

もう勝敗は二の次、結果は誰のせいでもありません

北条はまるでメイウェザーVSマクレガーのラスベガス状態

連覇の夢破れたリベントで特に目を引いたのがFW⑨菅野君

数プレー見ただけでものが違うと分かります

将来が非常に楽しみな逸材

この悔しさを胸にトップカテゴリーまで駆け上がってほしい

ただ(ここからは全くの個人的意見です)

今治の反撃を受けアディショナルで追いつかれる直前

自分たちのベンチに残り時間を確認しに来たあの3秒間

出来るならばその間も惜しんで

ゴールに一番近いところ、最前線へまっすぐ戻ってほしかった

細かいことだけど

川又堅碁、藤本佳希、松下佳貴、鎌田大地…

私が見てきた先達は終了まで脇目も振らず勝負をして本当のエースになりました

FC今治の岡田さんも言います

“サッカーの神様は細部に宿る”と

わずか数秒かもしれないけれど

愛媛にいたころから彼らはその数秒に拘っていました

今度はもっと大きなステージで出会えることを楽しみにしています

この世界を20年以上見てきたサッカーバカのオジサンからの独り言でした

〈準決勝②城東6-1アークレスSC〉

こちらは大方の予想を覆して一方的な展開となりました

城東には平田君という王様がいます

試合開始からほとんど動かないなあと思っていたら

ボールが来たら2プレーで2得点

結局、ハットトリック&1アシスト

これまた強烈な個性派を発見

愛媛のジュニアユース界は何年観ても飽きませんW

土曜の決勝へ向けて

さあ、どっちから取材しようかな

2017.06.10

ロッベンの高校総体観戦記  FINAL!

Author: ロッベン江刺

・県決勝【済美2-1松山北】

ああ、このまま松山北が1-0で勝つんだろうなあ

と思った残り5分からの鮮やかな逆転勝利でした

これまで何度となくいいところまで来ていたのに

肝心なところで脆さを露呈してしまっていた済美

だが今日は違ってました

その原動力となった彼のプレーを「ロベセレ、今日のワンプレー」に認定です

それは…

“済美24番鈴木君の1.5アシスト!”です

1点目は文句なしですが2点目はキーパーにリフレクションあったので0.5笑

「前半はキンチョーしてて…ドリブルは好きです!」

東京からやってきたドリブラーは立ち姿が既に“テクニシャン然”としています

実は同点に追いついた時、あまりにも喜びすぎている済美イレブンを見て

まだ決まっていないのに大丈夫かなと心配していたのですが杞憂でした

あそこから逆転するのは素晴らしい!

2点目が遠かった松山北

今回も渡部監督は積極采配で貫きました

「思ったより(先制点が)早く入ってしまったかな…」

悔やむ表情で少し遠くを見てました

でもここぞという時の圧倒的な集中力はもはや松北の真骨頂

この後選手権メンバーはほとんどいなくなってしまうだろうが

またこんなチームを作ってほしいなと思いました

一方、直後に県球技場で行われたJFLでは

宇和島東の韋駄天・有間君が健在ぶりを発揮で1ゴール

強豪にがっぷりよつだった今治は確実に力が付いてきています(FC今治1-1ソニー仙台)

さあ“砥部のサッカーHOT3”は明日がいよいよ最終戦

オオトリの愛媛はどんなサッカーを見せてくれるのか

スタジアムに来れない方はDAZNで是非どうぞ

・第1試合【済美1-0松山工業】

早速、行きましょう!

“ロッベンセレクト、今日のワンプレー”は…

「後半3分、済美⑭福本選手の最前線からのチェイシング!」です

その前後でも松山工業のGK、DFがボールを持つたびに素早く突っかかり

いっぱいに広げた足で相手のパスを何度もブロック

「もうそこだけは大事だったので

足がつってでもやろうと思いました!」と試合後は会心の笑顔

(でも今度は最後まで走り切ってね笑)

伝統的に攻撃能力の高い選手が揃う済美ですが

今日は攻撃よりもむしろ守備が光っていました

こぼれ球への反応、ファーストディフェンダーの詰め

それは福本君だけでなくあらゆる選手がやろうとしてました

後半は暑さと連戦の疲れもあったのでしょう守備の網が綻び始め

松山工業の猛攻にさらされました

が結局この試合は福本君が前半3分に取ったスミイチが決勝ゴールに

一つ注文をするならお互いのゴールがもっと見たかった~

・第2試合【松山北3-1新田】

こちらの“ロベセレ、今日のワンプレー!”は…

「CBの④黒河主将をFWで起用した松山北・渡部監督の采配!」です

ほとんどの全国選手権メンバーが残った松北

どれほど完成度を高めているのかと思ったら

なんと背番号4が最前線にいるじゃないですか!

「選手権の後、黒河が怪我をした時に他のDFの選手が伸びてきたので

じゃあ彼をFWにしてみようかと」

中学以来の攻撃ポジションとなったが今日の2点目も決め黒河君はこれで大会2得点

「CBはいろいろ守らなきゃいけないことがあるんですけど

今は自分が好きなようにできるので楽しいです!」

⑩三宅との松北・新ホットラインも板についてました

終わってみれば松北の完勝

100人を超える新田大軍団のブレイクは秋にお預けです

さあ、大会記録が続出する今年の県総体はサッカー男子の決勝を残すのみ

済美なら10年ぶり、松山北なら3年ぶり

共に4度目となるサマーチケットの行方を一緒に見届けましょう!

(5日土曜は11時~総体決勝&13時~FC今治のダブルヘッダー

から~の~翌日19時~愛媛FCホームゲームっていう土日はいかが!?)

・準々決勝【済美6-0小松】

早朝にあったCLファイナルの寝不足を引き摺りながら

マナーとして直近のチャンピオンから取材。

新人戦優勝の済美と小松の一戦を観に砥部の球技場へ。

隣接のニンスタからは陸上競技の大歓声が。

このあたり半径500mに漂う「今までやってきたことを今日で全部出します!」っていう

青臭く甘酸っぱい青春の匂いがプンプン。

これぞ高校スポーツの醍醐味です。プロもいいけどやっぱこっちもいいなあ~笑。

では早速行きましょう

今年から始まった(すぐ終わるかも?)“ロッベン江刺セレクト、今日のワンプレー!”は…

「済美・右SB④緒方君の1点目のクロス!」に決定です。

まさに糸を引くような完璧なクロス、“ベストクロス賞”をあげちゃいます!

このワンプレーが大量点の導火線となりました。

「はい!もうそれだけが僕のストロングポイントみたいなもんですから笑」

試合後の受け答えも爽やかで好印象。

クロス前、相手DFとの競り合いで見せたデュエルもOK。

緒方君、中学時代は愛媛FC新居浜にいたそうで

「テレビで“選手権”を見て絶対に行きたいと思って」

心意気もOK!

一方、最後の最後まで攻め続ける姿勢を見せた小松ベンチ&選手にも敬意を送りたい。

さあこれで明日の第1試合(12時KO)は済美対松山工業

第2試合は新田対松山北(14時KO)となりました。

松山工業は中心選手が怪我から戻っておりほぼフルメンバー。

済美の本当の強さが試される一戦です。

そしていつブレイクしてもおかしくない新田“大”軍団。

対するは選手権王者、松山北。

県球技場で開催される明日のセミファイナル2試合は

共に好ゲームになること間違いない(by長井秀和)!

2016.11.14

激闘の余韻に想う事

Author: ロッベン江刺

あなたは国見高校に伝わる伝説“朝練前の自主朝練”をご存知だろうか。

早朝練習の2時間前、皆がグラウンドにやって来る前に

自主的にやっていた朝練習のことである。

「毎日やってたんでやらないと逆に調子悪くなるんですよね~」

生放送前、ニンスタ控え室でにこやかに話す元日本代表MF・三浦淳寛さん。

2度優勝した選手権全国大会中も当然のように朝4時に起きて

宿舎を出ようと玄関に下りると

小嶺監督(当時)がいて「今日はやめてくれ!」と止められたという。

「僕らの時は足をつらせることは許されませんでしたから…」

試合中呟いたアツさん(馴れ馴れしくれスイマセン)の一言に

返す言葉がなかった。

決して決勝の2チームだけに言っているのではない。

カテゴリーに関係なく愛媛の会場でよく目にしてきたことだ。

あの時のアツさんなら

倒れこんでPKをアピールする暇があったら

とっとと自分のポジションに戻っていたのではないだろうか。

あの時の国見ベンチなら

相手チームや審判に不満を言うのではなく

次の作戦を自分達のチームに伝えていたのではないか。

「国見とは違うから…」

「ニンスタの芝が長かったから…」

「今の指導は短時間でボトムアップでやるのがトレンドだから…」

愛媛サッカー史に残るような名勝負を見せてくれた

今年だからこそ自戒の念をこめて問いかけたい。

弱いんだから練習をする。

下手なんだから練習をする。

極めてシンプルな答えだ。

「他人とおなじことやっても上にはいけないでしょ」

再びアツさんの言葉が木霊する。

この放送席に座るのもカウントダウンが見えてきた今日この頃

サッカーだけの話には聞こえず私の胸にストンと落ちてきた。

下ばかりを見ていたらスーパーは存在にはなれないってことを

元日本代表に教えていただいた。

見上げると夜空にはドデカイ月が浮かんでいた。