2021.08.20

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「竜二 映画に賭けた33歳の生涯」生江有二著

早速ネットで取り寄せましたよ~

「ちりめん三尺ぱらりと散って 俳優金子正次 33歳の光芒」の

文庫版だったんですね

両方買ってしまいました泣

出版社が「幻冬舎アウトロー文庫」っていうのが面白い

金子正次が「竜二」を撮る前

アングラ劇団に所属していた時代

故郷、愛媛県中島の津和地

監督や映画スタッフとの確執

松田優作との運命の出会いと別れ

湯布院映画祭での喝采

知らなかった金子正次が

知らなかった「竜二」がここにありました

“花の都に憧れて、飛んできました一羽鳥

ちりめん三尺ぱらりと散って

花の都は大東京

金波・銀波のネオンの下で

男ばかりがヤクザじゃない、女ばかりが花でもありません

六尺足らずの五尺の体

今日もゴロゴロ明日もゴロゴロ寝さまよう私にも

たった一人のガキが居ました

そのガキも今は無情に離れ離れ一人淋しくメリケンアパート暮らしよ

今日も振りますドスの雨

刺せば監獄、刺されば地獄

私は本日ここに力尽き引退いたしますが

ヤクザもんは永遠に不滅です”

もう一回読もうっと

4シネマ