2018.09.12

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「ウィンド・リバー」

アメリカの現代社会が抱える問題や現実をあぶりだした―

の謳い文句のわりには軽かったかな

ジェレミー・レナーとエリザベス・オルセンの演技が

ちょっとリアル感に欠けました

美人FBI捜査官となると

どうしても「羊たちの沈黙」のクラリスと比べてしまうし

ただのハンターがバンバン人を殺しまくって

その美人FBIを助け出すのですが

凄腕過ぎてありえんやろ!とツッコんでしまった

現実にネイティブアメリカンの失踪者、死亡者が後を絶たない

ことへの警鐘を鳴らしたかったのだとは思うが

期待したほどの骨太作品ではなかった

「ファーゴ」を髣髴とさせるサムネイルも

ハードルを上げてしまった要因だろう

3シネマ