“U15日本代表VS中学総体愛媛チャンピオン”

これ以上のカードがあるでしょうか

個人的にも観たかった、放送局としても一番オイシイ対戦です笑

何かと注目されるFCゼブラの寵児・U15日本代表、東俊希(ひがししゅんき)君

大洲喜多SSにいた小学生の頃から飛びぬけてました

大きく見えたのは20センチも伸びた身長のせいだけではありません

U17W杯を目指す「00ジャパン」の一員として

先日、モンゴルで行われた“アジア予選の予選”に呼ばれました

この世代でのガチ代表はおそらく愛媛では初の快挙

対モンゴル戦であの元バルサ・久保建英君と交代し29分プレー

「一つ一つの質がみんな高かった。日の丸を背負うプレッシャーがありました」

彼がここまで成長できたのは本人の資質と努力はもちろん

ゼブラという育成では屈指のクラブにいるからでしょう

取材した日も相変わらず2対2や4対4でのパス練習だけをずっとしていました笑

「(松前公園)練習環境もありますが、シュートは高校でも間に合うと思っています

それよりはそこまでにパスでどう持ち込むかですね」

拘りのサッカー理論を持つ飯尾監督

この数年、愛媛高校サッカーの中心選手にゼブラ門下生が激増

その成功例が鳥栖の鎌田大地くんであり東君です

今年は彼だけでなく同じ大洲喜多の全日優勝メンバー山田タケポン君、岡田君

さらに天才・大野君など超中学級プレーヤーが揃いました

ただ意外にもこの一番大きなタイトルを獲れていないゼブラ

「自分達が間違っていないことを証明するためにも絶対に欲しいタイトルです」

初戴冠への渇望も指揮官にはあります

一方、最強の対抗馬

宇和島市立城北中学校サッカー部

夏に行われた全国中学総体1回戦では後に日本一となった青森山田中に大敗(2-9)

大量点は取られましたが注目は2点取り返したことです

得点者は城北が誇る山田ツインズの兄、友聖(ゆうせい)君

弟、光聖(こうせい)君と共にチームの中核を成します

「優勝した青森山田と対戦しているのでゼブラへの苦手意識はありません」

攻撃だけでなくキーパーの近藤君がいいので試合が締まります

事実、県リーグのゼブラとの直接対決では2-1、1-0と惜敗

「1点差で負けているので一番良い舞台で勝って全国にもう一度行きたい!」

選手達は声をそろえます

「全中に出て子供達は満足してしまうかと思ったんですが

また(全国に)出るぞ!と逆に気合が入ってるんです」

松本監督自身も強豪同士の対決を楽しみにしているようでした

中学年代で最高最大の“高円杯”へ

勝った方だけが四国予選に出場できるサバイバルゲーム

どちらが勝っても初のビッグタイトル

同日開催の高校サッカー2回戦もヒジョーに気になりますが

ゆうパック杯に集中!

KICK OFFは13時県総合運動公園球技場です