2014.10.03

大会パンフ完成!

Author: ロッベン江刺

(第93回高校サッカー愛媛県大会公式パンフレットより)

それはフジファブリックの「若者のすべて」が遠くに聞こえていた

秋の気配を感じ始めた8月末

選手権愛媛県大会を盛り上げる目玉企画の会議中

妙案が出ず停滞しかけた雰囲気を打破しようと

「じゃあ、開幕までに20校全部を僕が取材してその様子をラジオとHPで公開、

1回戦からは試合会場から毎回生放送ってのはどうですか?!」と

少しやけくそ気味に言った言葉が全ての始まりでした

期待した「日程的に厳しいだろう」という援護射撃は皆無で

「それ、いいね!」と目前に陣取るいかにもギョーカイ風な上司たちからあっさりOKが出、

『ロッベン江刺が勝手に高校サッカーを盛り上ゲルンデス!』(9/6~11/1南海放送ラジオ

毎週土曜午前11:30~45、同HP公開中)はスタートしました

でも“大見得を切ったはいいもののこれは大変なことになったぞ”と思ったのは最初の5、

6校くらいまでで、10校を過ぎた辺りになると「どうして今までこの企画をやらなかったん

だ!」と後悔するばかり

思えば“こういうのやれたらいいな”とか、“やっといたほうがいいな”とは以前から

考えてはいたんです(マジで)

でもいつものパターンで「いや、スケジュール的に無理だし~」という免罪符のもとやらな

かっただけでした(こういう大人になりたくなかったはずなのに)

東予から南予、中予の順に時には一日で3校を回る強行スケジュールで

各練習場に実際に訪れてみると新発見やエピソードがあるわあるわ…

トトロが出てきそうな山奥の練習グラウンドに迷いながら行った今治西

壬生川工業、全国準優勝の“選手権シャーレ”が玄関で神々しく迎えてくれた東予

選手、マネジャー達自ら考えたプロ顔負けの台本(本田モノマネも有)でチーム紹介をし

てくれた大洲、八幡浜工業では地獄の練習、みかん山を駆け上る通称“全力坂”を

私も走りました 

あ、宇和島東はボイスパーカッションを披露してくれました

などなど試合を実況するだけでは絶対にわからなかった貴重な取材が出来ました

改めて“行こうと思っていたのに行かなかった”己の怠け癖を猛省

愛媛の高校サッカーを知っていたような顔をしてしゃべっていた自分が恥ずかしいです

今回の『ロッベン~』企画は私のちっぽけな歴史を変えていただいたといっても過言では

ありません、大感謝です(あとはこの企画が無事終了するのを祈るばかり汗)

ところで、歴史を変えるといえば全国と愛媛の“聖地”が変わります

日本一を決める場所が国立から“埼スタ”へ

愛媛の代表決定戦が球技場から“ニンスタ”へ

愛媛FCのホームスタジアムとしてお馴染みのニンスタ

かつてはブレーメンの奥寺康彦、グランパスのリネカー、A代表のキング・カズやラモス、

最近では世界一になる前のなでしこなどが駆け回った

愛媛サッカー史の金字塔が積み重なった“聖地”

今年は間違いなく歴史に残る決勝戦となることを我々は覚悟しています

もちろんテレビ(毎月曜21:54~『激闘高校サッカー』)やラジオ、WEBでの盛り上げ企

画や会場が変わることなどは大人たちによる外野の事情だけど

“やりたいと思っていたのにやらなかった”後悔は私だけで充分

選手達よ、これまでに無いくらいの大舞台が整った

あとは君達がグラウンドで歴史を変えてくれ!

(尚、ラジオ&HPで展開中の「ロッベン江刺が全20チームを取材スルンデス企画」は

一応、公約通り?“開幕まで”には取材を終えました!

放送はまだ出来てないチームがあるのですが

“初戦まで”ということでご容赦いただければと思います・・・言い訳です)