2013.10.19
高校サッカー準々決勝 ~ロッベン的雑感~
今治東 3-2(*延長) 大洲
試合終了の笛と共に両チームは
勝者と敗者に分かれてしまったが
いつまでも見ていたい
この試合を実況したい!と思わせてくれる
まさに優勝候補同士の対決にふさわしいファイトだった
シーソーゲームの勝敗を決めたのは
“自分たちの信じるもの”
それが大洲になかった訳ではないが
今治東はそれがベンチだけでなく
フィールドにいる全員に徹底されていた
今治東にとって“信じるもの”とは
“徹底したサイド攻撃”
8番キャプテン高橋
10番フェノメナ・越智はもちろん
今日は2年生が目を引いた
自慢のサイド攻撃は7番渡邊の
機関銃のようなパスから始まり
特にサイドバックの長岡は
W杯の中西ばりに(ちょっと古いか笑)サイドラインを突破した
それでも大洲の10番智葉はジーニアスだった
大げさではなく
先制点のフリーキックは
代表クラスのスーパー“ライズ”ゴールだった(ロベカルのやつね)し
守りでは4番の“下岡タワー”が制空権を完全制覇
ゴールこそなかったが先制のきっかけとなる
ファールをもらったのは7番内山のドリブルからだった
勝者と敗者を分けたのは僅かな差
自分達の信じる“スタイル”を最後まで徹底したのが
今治東だった
これで“守りの帝京第五”と“攻めの大洲”を破った今治東
「(シード校ばかりなので)タイトな試合になるとは思っとったけど
ホントしんどいゲームやった~」と大きく息をついた谷監督
シード校が全て姿を消す下克上大会
生き残ったのは済美、今治東、新田、松山商業の4つとなった