2013.10.21
ロッベン的ジュニアユース雑感 ~今治勢台頭に思うこと~
決勝:FC今治ジュニアユース 3-0 今治市立立花中学
大会史上初となった“しまなみダービー”は
今治の旗頭、FC今治が立花に貫録勝ち
10番浅海、14番松岡、8番宇都宮
FC今治が誇る魔のトライアングルは
四国大会でも相手を恐怖に陥れるだろう
立花もこの悔しさを忘れなければ
昨年のゼブラのように四国で逆転できるはずだ
両チームにはこのままバリっ子魂を大いに貫いて欲しい
以下は今大会決勝戦を振り返った個人的な余談として…
静かに見守る応援も“品”があっていいのだが
これを機に、次からは
今治らしい応援スタイルを確立してはどうだろうか
今年は中学年代だけでなく
小学年代、高校、トップチームも主要な大会で上位に進出
今や今治は愛媛の新しい“サッカーどころ”として勢力図を
完全に塗り替えようとしている
ヨーロッパの例を挙げるまでもなく
スタジアム(会場)の雰囲気が選手を育てることがある
特にこの年代は大人たちのフォローが欠かせないのは
周知の通りだ
今治サッカーは愛媛だけにとどまらず
日本を、世界を目指して欲しい
かつての南宇和のように
いやそれ以上の可能性を秘めた地域と言ってもいいだろう
憎たらしいくらいに強い地域(チーム)があって
そこを倒す為に他の地域が必死で挑みかかるのは
サッカーでは健全なスタイルだ
各世代の台頭を一過性に終わらせない為に
この流れを一つにして
松山にも出来ない
今治ならではのサッカー文化を確立する大きなスタートにする
その一つとして
選手達の晴れの舞台を演出するのは我々大人たちの役目
(もちろん放送体制のバックアップも含めて)
“今治のサッカー元年”はすぐそこまで来ている
12番目の選手が大きな力を持っているのも
サッカーの魅力の一つだ