Archive for 3月, 2021
えさシネマ倶楽部
「ミナリ」
あるぞ、韓国映画のアカデミー作品賞連覇!
と思わせてくれる程の良作でした
今年の作品賞は「ノマドランド」との一騎打ちと言われる中、こちらを先に観賞しました
韓国もついにこんな映画を作るようになったのです
派手な事件や殺人事件が起きるわけではありません
少し前の時代、アメリカに移住した韓国人一家が田舎町で暮らすだけの話
でもいつの時代でも変わらない、どの国籍でも違わない
普遍のリアリティを描き出しています
生活をする事
生きていくこと
躓きながらでもやっぱり前へ進む
ラストに大きな事が起きますが誰かが死んでしまうわけではない
夫婦、姉弟とお祖母ちゃんの5人の演技が
押しつけがましくないからよりストンと胸に落ちてきます
特にお祖母ちゃん役で韓国人女優初の助演女優賞ノミネート・ユン・ヨジョン
評判通り珠玉の演技です
躓いたことがある人全員に薦めたくなる作品です
次は対抗馬「ノマドランド」
そして4/26の本発表を待ちます!
4.5シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
「映画にまつわるxについて」西川美和著
「すばらしき世界」以来しばらく西川ワールドにはまりきっています
こちらは「ゆれる」「夢売るふたり」を作ったころのエッセイ
どちらも傑作です
映画のテイストからもっとオラオラな監督かと思ったら
ネガティブ思考こじらせ女というか
卑屈と自虐とルサンチマンの塊というか
そういうところがやっぱり大好きです
読後改めて「永い言い訳」を観直しました
何回観ても泣けますね
最初の頃より泣けるところが少し違ってて
自分が成長したのか
それとも単純に歳を取ったのか…
いつかお会いしたいなあ
4ブック
えさシネマ倶楽部
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」
特にファンではなかったのですが
ちゃんと、「:序」「:破」「:Q」をアマプラで観てから
劇場へ向かいました
佐久間さんがANNゼロで「長尺だからトイレ行っておくように!」
と行ってたので気を付けてましたが
後半に行ってしまいました泣
大きく分けると
①戦いのシーンと②説明のシーンと③全裸シーン(サービスカット)
で構成されてますね
なかでも一番好きなのは①です
エヴァVS使徒のなんでもありのバトルシーンがやっぱり天才ですね!
ガンダムのモビルスーツはあくまでも人間の動きに則ったバトルが素晴らしい
エヴァ(OR使徒)はその人間の動きを超越した、取っ払ったところが面白くて
見入ってしまいますね
②は・・・もう理解することを諦めました
だいたいが分かっていれば大丈夫です
③は・・・もちろん好きですよ
っていうかあれですね
由美かおる&しずかちゃんの入浴シーンと
あだち充作品での下着シーンのようになくてはならないものですもんね
あ、碇ゲンゾウのモノマネが出来るようになりました
(ゲンドウでした汗、今、後輩から注意されました)
3.5シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
「ゴーマニズム宣言 コロナ論&2」 小林よしのり著
「闇金ウシジマ君」にドハマりして
スピンオフものでは満足できなかった先日、日経新聞の一面広告で
“真鍋昌平最新作!「九条の大罪」発売”の文字を見つけ即買
そのついでに?久しぶりに買ったのが「ゴー宣」でした
ご存じのとおりただの漫画ではありません
「戦争論」「脱原発論」などと同じように
読前読後で全く違う意識を持つようになりました
というより
“何も考えてなかった事をしっかり考えるようになった”という方が正確でしょうか
毎日発表されるコロナ感染者に一喜一憂することに違和感を持っていましたが
今は疑問視、もしくは嫌悪感さえ感じる様になりました
メディア側にいながら、今さらかい!と叱られそうですね
いつまで感染者速報を流し続けるのでしょうか
「0になるまでに決まっとろうが!」
というマスク信者のアナタ
この本を読んでからでも同じことが言えるでしょうか
4ブック
*最近面白かったマンガは「空腹なぼくら」と「先生の白い嘘」です
えさシネマ倶楽部
「アンチ・ライフ」
こ、これは凄い作品を観てしまいました!
これほどチープな、ダサい、ク〇面白くない映画は初めてです!!
あまりの酷さにビックリして直ぐにググっても
ネット上は酷評の嵐
「どうしたブルース・ウィリス」
「B級感ハンパない!」「ってかB級よりF級だろ」
ネット評価は信じないほうですがほぼこの表現で正解です
近未来の地球に住めなくなり宇宙船で逃げるがエイリアンに襲われる
っていう設定も超ベタベタ
ブルースも途中で絶対気が付いていたはず
いや彼も台本読んだときに思ったはずです
これは大丈夫かと
長く映画を観ているとこういうこともあるんですね~
中盤からはギャグ映画としてみれば笑えますので
逆に是非、観てほしい!
いやあ、それにしてもスッゴイの観たわ~
1シネマ