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【速報】東武開発カップ2007愛媛県ジュニアユース選手権大会
【東武開発カップ2007愛媛県ジュニアユース選手権大会】
決勝戦 麻生FCvs帝人サッカースクール
麻生 4(3−0・1−3)3 帝人
【得点】麻生/堀部2・篠原・阿部
帝人/東野・二宮・矢野
【放送】11月3日(土)9:30〜10:25
解説 羽田敬介(愛媛FC)
実況 江刺伯洋
ジュニアユース決勝!
ふぬけています・・・
自分がプレーした訳ではないけれど。
劇的な試合内容のせいでしょうか。
すごかった。
気合が入りました。
泣けました。
詳しくは11/3(土)午前9時30分からのO.Aを確認してください(解説は愛媛FC羽田敬介!)。
はい、番宣です。
でも、今日はこの辺で失礼します・・・
再確認しました。
やっぱりサッカーは面白い。
PS.選手権、済美対今東は終わってみると済美の完勝。ただ、今東はジュニアユース準優勝メンバーを主体にしたメンバーが最高学年になる来年。間違いなく優勝候補に入ってきそうです。
ロッベンのジュニアユース練習雑感〜帝人SS〜
サッカー少年に将来の夢はと聞くと
ついこの間までは「Jリーガー!」と返ってきたが
今は「日本代表!」と答える子が増えてきた。
プロ選手はもはや通過点と言う事なのだろう。
日本のサッカー界も変わってきたものだ。
その目標をはっきりと口にしたのが
帝人SSの10番東野裕樹とGK濱本昴平だ。
東野の兄・真也(現松山工業エース)とともに愛媛の天才少年と騒がれ
濱本はナショナルトレセンに選ばれた逸材なので
日の丸を口にしてもビッグマウスには聞こえない。
少年サッカーでは超エリートの帝人SSも
こと中学年代に関しては実はまだ無冠である。
愛媛でもっとも歴史のあるジュニアユースチーム(14年)として
あすの選手権は是が非でも欲しいビッグタイトルだ。
今年の帝人のストロングポイントはセットプレー。
得点のほとんどがそこから生まれてきた。
FKは東野。
右CKは豊川。
左は仙波。
優秀なプレースキッカーが居るからこその必殺技だ。
麻生DFが自陣内で集中を切らしファールを冒すようならば
即ち帝人のビッグチャンスとなる。
6年前は堀川(現ジェフ千葉)を擁したが
愛媛FCに破れ準優勝。
それ以降は5年連続でベスト4。
「全国大会で1つでも2つでも勝てるチームを」
「この大会で愛媛チャンピオンになってチームのターニングポイントにしたい」
原田監督をはじめコーチ陣は鼻息も荒い。
雑草軍団の麻生か。
エリート集団の帝人か。
“ボールは気持ちの強い方に転がってくる”
PS.午前中は済美と今治東を取材してから実況です。間に合うのか?
ロッベンのジュニアユース練習雑感〜麻生FC〜
砥部動物園へ向かう国道からわき道に入ると
暗闇の中にぼんやりと照らされた小ぶりな土のグラウンドが現れた。
麻生FCの練習グラウンドだ。
一目で手作り感と歴史が伝わってくるグラウンドだ。
明日のJrユース決勝カードは麻生FC対帝人SS。
共に愛媛を代表する老舗クラブチーム。
特に麻生は
ビッグタイトルは無いけれど
奔放なサッカースタイルでタレント性豊かないい選手が毎年揃っている印象があった。
さぞかし近代的な施設があり
豊富なスタッフもいてなど
ハード面の秘密があるのかと思ったていたら大きな間違いだった。
23年前にチームを創設したのが監督の日野恵司さん。
「こんなことまで来ていただいて申し訳ない」といつものニコニコ顔で迎えてくれた。
彼は愛媛サッカー界の栄光の歴史、選手権準優勝の壬生川工業高校出身。
といってもバレーボール部出身。
で、当時はサッカー部の活躍を応援団長としてスタンドから支えていた。
サッカー経験と言えば卒業後の数年間。
しかし、今では身も心もサッカーに奉げている毎日だ。
「もともとサッカーに興味はあったんやけど
長居(当時の選手権は大阪開催)で観た選手権がやっぱりきっかけよね」
「習志野に負けた(決勝0-2)けど
同級生を応援しながらサッカーってこんなに面白いんかと」
「帰りのバスである選手の弟君と隣になってね。
お兄ちゃんの事を誇らしげにしゃべるんよね。
今考えたらその時に高校選手権に出るような選手を育ててみたいと思ったんやろね」
23年前。
まさに手弁当、手作りで小学生のチームを立ち上げた。
「僕は経験が無いんでキチンとした事は教えられんのですよ」
「でも上に行ってもサッカーを続けてくれるような指導を心がけてましたね」
それから10年後。
少年達の受け皿のため
当時の保護者を中心に中学年代のチームが出来る。
その1期生が現コーチ、山崎佑輔さんだ。
高校サッカーファンならご存知だろう。
日本代表FW大久保嘉人と共に
国見で三冠(インターハイ、国体、選手権)を達成した時の右ウインガーだ。
「あの子は決して天才ではなく努力家でしたね。
他の子が遊んでてもボールを蹴ってて
熱心すぎて(周りから)変わってるくらいに思われていたけど
この子なら厳しい国見でもやっていけるやろうと
小嶺(当時監督)さんに預けたんですよ」
それからは社会現象にもなった国見フィーバー。
「いきなり卒業生が優勝でしょ」
「試合は全部観に行きました」
同級生の準優勝を応援のリーダーとして目の当たりにし
今度は教え子が目の前で日本一になる。
彼がサッカーにとりつかれる理由に疑問は無いだろう。
麻生が生んだ出世頭が、指導者として地元に帰ってきた。
山崎自身にも熱い思いがある。
「もちろんプロにもなりたかったんですけど無理でした」
「一人でやってる日野監督の大変さとか
親御さんの苦労とか知ってるんで少しでも恩返しが出来たらと・・・」
「僕もここ(麻生FC)では自由にやらせてもらって楽しかったんで
一番は高校いってもサッカーを辞めないで欲しいですね」
高校サッカーの頂点を知る若者はそう締めくくった。
「今年の強さは山崎コーチが専属でチームを見てくれて
昼間も練習するようになったからというのが大きい」
今度は日野監督自らが栄光を手にするチャンスがやって来た。
雑草軍団・麻生が初のビッグタイトルを手にするのか。
キックオフは明日の午後2時!
PS.尚注目選手は麻生のスーパーカートリオ堀部、渡邊の国体コンビと阿部、そしてU-13代表候補の篠原などなど今年もタレントの宝庫です!今から帝人行ってきます!
ロッベンの中学サッカー観戦記(ジュニアユースサッカー選手権県大会)
< 準々決勝>
愛媛FCJrユース2-3三津浜中学
愛媛FCにはU-14エリートプログラムに選ばれた近藤貫太君
(U-13では曽根田君が参加)、
三津にはU-15日本代表候補の岡本洵君
(同時期、三津出身でヴィッセル神戸の木村一貴君はU−16、
同じく三津出身で東福岡高校の井上翔太君はU-18の代表候補に選出という
三津の偉業を達成)。
2人共、間違いなくプロへ進むことの出来る逸材です。
この日の勝敗を分けたのは岡本君の決定力。
相手クリアーを拾いキーパーとの1対1を冷静に決めた
久保君のゴールで愛媛FCが先制。
前半終了間際、
岡本君のフェイントで中央へパスし、最後は先山君が同点ゴール。
1-1のまま後半へ。
その後は共に決定機を作るが
ここからが岡本劇場の幕開けでした。
後半15分。
流れを引き寄せるように岡本君の強引なドリブル突破からフィニッシュで
三津が2-1と逆転。
5分後。
今度は余裕を持って岡本君がドリブル突破からフィニッシュで突き放し3-1。
試合終了間際に愛媛FCの梶田君が角度のないところからゴールし
3−2と追いすがるが既に遅し。
三津の勝利となりました。
流れを引き寄せるゴールと突き放すゴール。
ほとんどを一人でやってしまった岡本君。
彼が放つゴール後の雄叫びは完全にグラウンドの雰囲気を支配してました。
他、最終ラインのガッツマン、CB田那部君のカバーリング能力も高かった。
一方、敗れはしましたが愛媛FCの貫太君。
その小さな体(148cm!)からは想像つかない超華麗なテクニック。
グランパスの藤田選手を彷彿とさせました。
その貫太君をはじめ、主体がまだ2年生という愛媛FC。
来年が楽しみです。
今日の午後。
やはり岡本君が決勝に来るのかと、
某サッカー協会関係者に確認の電話。
すると衝撃の事実が!
「え〜、三津は準決勝で0-0のまま麻生とPKしまして4-3で・・・」
ゴクリ。
「麻生が勝ちました」
えっ!
そうなんです。
激闘の上、三津はタレント集団・麻生FCに屈し準決勝敗退。
恐るべし愛媛の中学生たち。
尚、決勝進出もう一チームは
FCチェントラーレを4-0と
こちらは大勝した帝人SSとの事。
おお。
そういえば、松山工業の天才ドリブラー・東野君の弟君がいるじゃないですか。
最近は高校生やJリーガーばかりを見ていたので
気付かなかったのですが
この年代、特に中学生のサッカーは
クロスやシュートに非力さは否めないけれど
テクニック面では大人たちより確実に上です!
これは見ていてホントに面白い。
今週土曜の決勝が今から楽しみです。