Archive for the '高校サッカー' Category

2011.06.06

ロッベン的、県総体FINAL!

Author: ロッベン江刺

“決勝の舞台”という演出家が

また一つ名勝負を生み出しました

PK戦の末、惜しくも負けてしまった宇和島東に

“ナイスゲーム”という言葉を贈ります

劣勢と言われながら

この大会最高の集中力を見せました

3年生は今日で高校サッカーとお別れする選手が

ほとんどだと聞きました

しっかりと記憶に残るいいチームでした

さて松山工業

苦しいゾーンを勝ち抜いた勝負強さはチャンピオンに値します

チーム力NO.1を証明しました

2年振り9回目の夏の王者

愛媛を制し、いざ全国へ出陣

試合後、松下主将が目標にした「全国ベスト4!」の為に

まだまだ課題も残っています

“松工のクリリン(ロッベン命名)”栗林君が

1年生であれだけやっているんです

上級生たちの一層の奮起を期待します

昨日は少し感傷的になりましたが

今日の“ナイスゲーム”を見て

愛媛高校サッカーの光は消えていないと確信しました

7月の終わりころ

夏の秋田から来る吉報を楽しみに待ちたいと思います

の前に

今日の3回戦(済美対松山工業)についてひと言

とても楽しみにしていただけにガッカリもしました

厳しくいきます 

新人戦で圧勝したことで注目された済美は

本当の攻撃力をほとんど見せられませんでした

個々の能力は愛媛でも断トツだと誰もが認めるところ

堀川、渡邊らを擁した伝説の一期生に劣りません

「どうしたらいいかホントに迷ってるんです…」という

選手らの悲鳴が気になります

ここからはまったく個人的なお願いです

あと5カ月でもっともっと強くなって

冬の県大会をかき回してほしいのです

誤解してほしくはないのですが

これは特定のチームを応援しているのではありません

愛媛の高校サッカーを強くする使命も

今年の済美にはあると思うんです

大袈裟かもしれませんが

今、愛媛では安全に思いっきりサッカーが出来ます

だからこそ

愛媛の高校サッカーが変わるきっかけとなるような

何か特別な年になって欲しいなと思っています

あ、ちょっと話がそれましたね

閑話休題

さて今年のファイナリスト

まずは松山工業

谷監督は「今年はタレントがいないので“チーム力NO.1”を目指すんよ」とのこと

なるほど完成度は一番高いです

全ての起点になるMF松下君(準決勝松山北戦MOM 採点7.0) 

1年生ってホンマでっか!?のMF栗林君(準決勝松山北戦 採点6.5)

などなど逸材はうらやむばかり

一方、宇和島東

全国選手権に出ると2年間の御利益があるという言い伝え(ウソ)通り

粘りがあります

今年は去年のスーパー3年生と監督がごっそり入れ替わり苦しいスタート

今日も主力に怪我人が多く台所は大変でした

さらに準決勝では元気パワー満タンの松山商業(ロッベン的敢闘賞!)に

「正直、負けるかも」とキャプテンMF・中平君に言わせるくらい

いじめられましたが

最後はディフェンディングチャンピオンの意地を見せました

冬の王者へ向けて

大切な夏の全国切符

愛媛でトップになるためだけでなく

全国の舞台で愛媛が躍進するために

宇和島東の連覇か

松山工業が返り咲くのか

注目のFINALキックオフは明日の午後2時です!

泣けました

完敗だったとしても

久しぶりに“泣ける”試合をしてくれました

確かに8割近くは静岡学園のペースでした

確かに有間選手は一度も突破することができませんでした

でも蟻が本気で象を倒そうとしていました

誤解を恐れずに言えば

“気持ち”が見える試合なら負けてもいいんです

陳腐な表現だというのは重々承知ですが

その言葉がぴったりの試合でした

ただ…

愛媛代表が2回戦止まりという不名誉な記録が16年に伸びました

宇和島東が見せた戦いをどう生かすのか

愛媛が抱える課題は未解決のままです

2010.12.22

ラジオ年末特番「愛媛FC、これで委員会!」

Author: ロッベン江刺

12月26日(日)午後8時〜(2時間生放送)

スタジオに愛媛FC担当記者、サッカーライターなどを迎え

今年の愛媛FCを徹底討論

リスナー参加も大歓迎

ウィットチャンネル&IPラジオで見ながら聞ける!

2010.12.22

宇和島東高校サッカー部、テレビ特番決定!

Author: ロッベン江刺

12月31日(金)午後1時〜(30分)

「蹴史創新 〜がんばれ宇和島東イレブン!〜」

県大会を振り返るとともに

52年前の優勝メンバーや貴重な資料もオンエアー

PS.その直後14時〜1回戦(対岩手・遠野高校)テレビ生中継

岩手・遠野ですね

強豪です

常連校です

岩手の決勝では盛岡商業におされまくってのPK勝利

でも守りが得意のチームカラーなので

ハマったということでしょうか

“宇東アタックVS遠野ディフェンス”

いいじゃないですか

楽しみです

岩手から担当アナも乗り込んでくるそうですので

丸裸にしておきます(といっても詳しい情報はお伝えできません泣)

ゾーンもメチャ厳しいですが

待ってろ国立

最低でも準決勝の1月8日まで東京主張してきます!(希望)

2010.11.08

MVP&得点王&ベストイレブン発表!

Author: ロッベン江刺

MVP:有間潤(宇和島東 3年)

得点王:有間潤(宇和島 3年 7得点)

ベストイレブン

GK 濱本 昂平(松山工業 3年)

DF 三原 麻生(宇和島東 3年)
  
  大政 侑史(松山工業 3年)

  田那部 拓(松山北 3年)

  浅井 晴貴(今治東 3年)

MF 富永 悠介(宇和島東 3年)

  梶田 真司(宇和島東 3年)

  松下 佳貴(松山工業 2年)

FW 有間 潤(宇和島東 3年)

  東野 裕樹(松山工業 3年)

  八雲 武丸(帝京第五 3年)

2010.11.08

宇和島東、半世紀超えの大偉業!

Author: ロッベン江刺

全国高校サッカー選手権愛媛県大会の決勝が

先日行われ宇和島東高校が

52年ぶり4度目の栄冠を手にしました

今年の高校サッカー選手権、決勝は

今大会5得点を挙げているエース有間擁する第1シード宇和島東と

鍛えられた組織力が光る第3シード松山工業の対戦

先にチャンスを迎えたのは松山工業

前半の立ち上がり

コーナーキックからB臉のヘディングがゴールポストに

当たり跳ね返ったところをせ該蠅ボレーで狙いますが

ここは宇和島東の守護神林がスーパーセーブで防ぎます

松山工業が押し気味にゲームを進めていましたが

先制点は宇和島東が奪います

前半20分

梶田のパスに抜け出した有間が

ドリブルで仕掛けてシュート

今大会7得点目を挙げます

その後も松山工業がサイド攻撃やコーナーキックから

チャンスを作りますが、宇和島東の集中力ある守りに阻まれ

攻めながらもゴールがなかなか奪えません

試合を決めたのはやはりこの人!

宇和島東エースの有間

後半36分に

この試合2点目となる貴重な追加点を奪い

粘る松山工業を振り切りました

宇和島東は52年ぶり4度目の選手権制覇!

今大会7得点を挙げた宇和島東の有間が

得点王とMVPに輝きました

宇和島東山本光生監督は

就任12年目で選手権初優勝

年末から始まる全国高校サッカー選手権大会に出場します

全国高校サッカー選手権大会は

今月22日に抽選会が行われ12月30日から開幕します

(CH4内N-スポより)

下馬評通り宇和島東と松山工業の2強が生き残った

共にホウホウの体での決勝進出ではあるが

「決勝前に地獄を見たのは逆に良かった」と

山本、谷両指揮官は口にした

まず、第1シード・宇和島東

攻撃の中心富永の決勝欠場(累積)はチームを震撼させた

チーム一の練習の虫で朝練を始めた選手であり

「高校サッカーといえば選手権でしょ!」というこの熱い男は

準決勝・今東戦後、号泣

ただ誰もが「一番練習してきたのは富永だ」と認める選手だけに

「ALL FOR 富永」で挑んでくるはず

最もチームを一つにさせる男が欠場となったのは

不幸中の幸いとなるかもしれない

そして決勝でも鍵を握るのはここまで5得点1アシストで

単独得点王を突き進む有間

インターハイ優秀選手として鳴り物入りでの開幕だったが

きっちり結果を出してきた

本人もチームもガッツリマークされることは覚悟の上

そこで結果を出せるかどうかが本物への分かれ道

準決勝・松山北戦でエースとして結果を出したのが

松山工業東野

眠っていた獅子がようやく目覚めた

「(得点がなく)ストレスが溜まっていたが吹っ切れた」

「決勝で有間が1点取るなら僕は2点です」とライバル心剥き出しで直接対決に挑む

もちろん試合に勝ってこそと付け加えたが

個人的には一番見たかったマッチアップ

松工は全選手に「(新人戦、県総体で敗れた)松北に勝った自信」が出てきている

さらに激戦を勝ち上がった逞しさもオプションに加わった

またセ宛VSB臉のセンターバック対決や

中平VSЬ床爾亮磴ゲームメーカー対決など今年のFINALは見どころ満載

あと一つで全国という舞台は

今年の少年、Jr ユースのように

何が起こるか分からないし

何かが起こることは必至だ

52年振りに半世紀の重い扉を宇和島東がこじ開けるのか

5年振りのエリート軍団・松山工業が切符を掴むのか

共に4回目となる“ザ・選手権”へのキックオフは

いよいよ今週土曜日午後1時、県総合運動公園球技場で!

PS.ゲスト解説は自らも三重・四中工時代に選手権出場経験のある愛媛FC金守智哉選手です
 (サッカーファンはそのままニンスタへGO)

2010.11.02

高校サッカー、冬のファイナリストは・・・

Author: ロッベン江刺

全国高校サッカー選手権・愛媛県大会の準決勝が

10月30日土曜日に行われ決勝に進出する

2チームが決まりました

第一試合は絶対的なエース有間擁する

青いユニフォーム、第1シード宇和島東と

ピンクのユニフォーム、第五シード今治東の対戦でした

先制したのは今治東

前半22分、DFのクリアミスをついて

10番城村が素早い動きで

今大会無失点を誇る宇和島東のゴールをこじ開けました

これで勢いに乗った今治東は前半30分

左サイドから2番渡辺が絶妙のクロス

7番稲田が飛び込んで2−0とリードを広げ

前半を折り返しました

52年ぶりの選手権出場を目指す宇和島東は

ボールをエース有間に集めて後半猛攻

そして後半20分

6番坂本のパスを受けたエースの有間!

厳しいマークを掻い潜ってゴールネットを揺らし

1点差に迫ります

さらに絶対に負けられない宇和島東は後半終了間際

コーナーからのこぼれ玉を14番山本が押し込み

2−2の同点に追いつき延長戦に持ち込みます

ゲームを決めたのはやはり宇和島東エース有間

延長前半5分に11番立花のクロスに合わせて

この試合2点目の決勝ゴール

宇和島東が52年ぶりの歓喜に向かって

苦しみながらも決勝進出を決めました

準決勝第2試合は

3年連続の選手権を狙う第2シード、松山北と

5年ぶりの選手権を目指す第3シード、松山工業の対戦

前半は組織立った両チームのディフェンス陣が光り

相手に決定機を作らせず

0−0の膠着状態が続き迎えた後半14分

松山工業はサイド攻撃からチャンスを迎えます

右サイドを駆け上がってきた

サイドバック平岡が絶妙のクロス

そこに松山工業のエース東野が飛び込み

貴重な1点をたたき出しました

松山北はエース篠崎にボールを集め反撃を試みますが

松山工業の堅いディフェンスを最後まで崩しきれず無得点

松山工業が2年連続の決勝進出を決めました

高校サッカー選手権県大会の

決勝は今週土曜日11月6日の午後1時キックオフ

南海放送ではこの試合の模様を実況生中継でお送りします

52年ぶりの宇和島東か5年ぶりの松山工業か

両チームの戦いをご覧ください

(ニュースCh4内「N−スポ」より)