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2012.10.16

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「少年は残酷な弓を射る」

久しぶりに見応えのある作品と出会いました

思い出すだけで胃が縮こまります

最近は「○○○」とか「○○○○」などの

ユル~い邦画ばかりだったので

本作はいきなりの劇薬を飲まされた感じ

お目目パッチリ目覚めました

校内での大量殺人事件

犯人は見目麗しい美少年

主人公はその母親

なぜモンスターは生まれたのか

どうやってモンスターになったのか

少年がスクリーンに映るたびに

とても恐ろしくてビクビクしていました

しかも

殺戮そのもののシーンはありません

その前後はあります

想像させるんです

それがメチャクチャ怖い

さらに

恐怖のシーンになると

まったく違う違和感のある曲が流れてくるんです

この手法がまた恐怖心を駆り立てる

悲しい場面を悲しいセリフと悲しい音楽で

お茶を濁しているようでは邦画は洋画に追いつきません

キャスティングも完璧

4.5シネマ

2012.10.12

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「歴女 私の愛する戦国武将」 歴史アイドル 美甘子

今月27日、『お城下ウォーク』でゲストにいらっしゃるので

スタッフに借りて拝読

テレビなどで知ってはいました

歴史が好きなアイドルで今治大三島出身だと

しか~し

そんなヌルいもんじゃなかったです

戦国への愛がパない!

知りませんでした

御見それしました

私の周りにも武将好きがいますが

職業にしている人はレベルが違います

ただのオタクでもなく

しっかりと読み物として大人も楽しめます

本書では美甘子さんの好きな武将を取り上げています

石田三成、直江兼続、坂本龍馬までは

「まあ、女子はたいていそこ行くわな~」でしたが

“小西行長”って!

マニアックすぎます笑

あと好き嫌いがメチャはっきりしているのが良いです

私、「巧妙が辻」を読んでる最中ですが

『山内一豊は嫌いです!』とか書けるのが本物だなと

司馬さんが取り上げるなら誰でも大好き~な

軟派なハートを一刀両断にしてくれます

いやあ、益々お会いしたくなりました~

歴っしゅ!

4ブック

決勝)清水FC2-2(PK3-1)大西キッカーズ

こんなことがあるんですね

どんなカテゴリーでも

やっぱりFINALを甘く見てはいけません

私が担当させていただいた中でも

歴史に残る好ゲームでした

朝からの強風はやっぱり今治方面から吹いていたようです

優勝候補がつぎつぎに敗れた今大会

その旋風となったのは

両ファイナリストの今治勢

大会史上初のしまなみダービーは

共に初優勝への意地が火花を散らしました

先制したのは大西キッカーズ

“しまなみのインザーギ”佐伯が美しいダイビングヘッドを決めると

追加点も佐伯

このまま決まるかと思われた残り3分

清水が繋いで繋いで2点差を追いつき

最後はPKで清水が勝利

初出場初優勝の大偉業に上田監督は涙しました

それ以上に

同地区同士の意地のぶつかり合い

カウンターVSサイド攻撃のシーソーゲーム

時間が進むごとに

会場全体がグイグイ引き込まれていきました

ゲストの福西崇史さんも「両チームとも凄い!」と

ビックリしていました

今治勢が巻き起こした秋の嵐

見逃した方は是非、10月27日(土)午後4時からの

テレビ放送でご確認ください!

(準決勝&3位決定戦もアツかった)

大会は波乱の幕開けでした

“全日”チャンピオンの大洲喜多がまさかの初戦敗退

土をつけたのは今治の大西キッカーズ

“しまなみのはやぶさ”9番佐伯のスピードで

徹底的な槍攻撃を武器にします

今治勢が躍進

清水FCは創部3年目で

初タイトルを狙える位置まで来ました

1,2回戦で全得点をマークした7番眞部が

今大会のラッキーボーイ

同じく初優勝を狙うのは味酒FC

「とにかくチームワークです」と

灘部監督が胸を張る無欲の勝利

選手自らという気合の丸坊主で初制覇を狙う

最後は

今大会の初代チャンピオン、松山SS

歴史も実績も十分の古豪は

しっかりと繋いで

14番野口、5番村上らがフィニッシュ

勝てば愛媛最多14度目の大偉業となる

そして、今日はゲストコメンテーターとして

元日本代表、愛媛出身福西崇史さんが

少年サッカー大会に初見参

特別なファイナルになる予感大!

2012.10.03

明日、新番組「ぶっくまーく!!」スタート

Author: ロッベン江刺

テレビ・ラジオ同時放送

さらにツイッターも連動

愛媛初!

・・・となると不安もいっぱいですが

新しいことが出来るのは

なんて幸せなことでしょう

自分だけでやるんじゃない

皆で一緒に作るんだし

矢沢の永ちゃんも言ってました

「カッコ悪いのもそのまま出せばいい」

いやあ、身に沁みます

吹っ切れた!

ヨ・ロ・シ・ク

2012.09.21

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「終の信託」

マスコミ試写会で一足お先に拝見しました

テーマは“尊厳死”

演出がかなり斬新なんです

ずっと長まわしで少人数のセリフ合戦

こんな手法は初めて観ました

でもそれがダルくないのは

演者の実力が高いのと監督の力量

草刈民代、役所広司、浅野忠信、大沢たかお

前半は主人公の女医はヤな女やなあと思い

後半はがんばれ!負けるな!と観てる側の感情がガラッと変り

グイグイ引き込まれていきます

これは映画なのか?と思ったら

周防監督曰く「映画らしい映画になった」とのこと

ご本人にインタ出来そうなので

その辺りをじっくりお伺いしたいです

観させていただいたから言うのではなく

力強い傑作です

4シネマ

2012.09.05

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「夢をかなえるゾウ」水野敬也著

ちょっと古いです

ベストセラーでドラマにもなったので

名前を知っている人は多いでしょう

「○○才までにやってくべきこと」とか

「○○才でしておくべき10か条」とか

いわゆる自己啓発系の本はあまり好きでないので

手にしませんが

これは面白かったですね

自分を変えるためにする

「靴をそろえる」とか「トイレを掃除する」などの

ベタな“やるべきこと”を

ギャグにしながら紹介しています

これだと天邪鬼な私は素直に聞いてしまいます

まあ何でも

やるかORやらないか

なんですね

3.5ブック

2012.08.29

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「山下達郎 シアター・ライブ PERFORMANCE 2011-2012」

シアター・ライブ自体が初体験だったので

みんな立ち上がったり

手拍子とかあったらどうしようと

激しい人見知り人間の私は

どきどきワクワクでした

流石、たつろーファンはお行儀良く

静かに座って観てました

まるでコンサート会場にいるような

素晴らしい声&音質

これぞ本物のトップアーティスト

中途半端なアイドルなんか

吹っ飛んでしまいます

嗚呼、あの松山市民会館に戻りた~い

確かにフォトジェニックではないかもしれないが

だから何だ!

素晴らしき哉、ガラパゴス

4シネマ

2012.08.27

ロッベンのイッペン読んでみ!

Author: ロッベン江刺

「清須会議」 三谷幸喜著

あの三谷幸喜が戦国ものです

がっつりファンではありませんが

それだけで手にとってしまいました

信長が本能寺で殺された後

誰が後を継ぐのか

秀吉か?勝家か?を決めた会議

形勢不利な中、“人たらし”秀吉が

どんな奇策で逆転勝利したのか

緊迫感のある歴史的にも重大な5日間を

三谷流現代語訳で

少し脱力気味に舞台感覚で再現しています

読みものとしては好きです

ただ映画になるとどうかなと思ったら

既に映画化も決まっているそうで

油断も隙も無いのう、お主!

3.5ブック

2012.08.26

えさシネマ倶楽部

Author: ロッベン江刺

「うまれる」

この作品はDVDにせず自主上映会で

いろんな地域の人に観て貰おうという趣旨だそうで

上映場所は北条の社会福祉センターでした

地元の奥様達中心で運営されておりました

頭が下がります

普段とは違う場所で

おそらく初めての人たちと観られるのは

新鮮でとても良かったです

小さな命が生まれるまでに

それぞれ違った運命を迎える4組のカップルが

主人公のドキュメント

ストーリーとしてはとてもオーソドックス

メインとなる夫婦は別の方のほうがよかったかな

ただ

知っているようでも実際に映像で目にすると

自ずと言動が変ってくると思います

いろんな立場の人がいるんだと

特に我々は放送上(テレビ、ラジオ、ブログなど)で

幸せそうに振舞うときはありますが

無神経な発言はするまいと

改めて思いました