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えさシネマ倶楽部
「少年は残酷な弓を射る」
久しぶりに見応えのある作品と出会いました
思い出すだけで胃が縮こまります
最近は「○○○」とか「○○○○」などの
ユル~い邦画ばかりだったので
本作はいきなりの劇薬を飲まされた感じ
お目目パッチリ目覚めました
校内での大量殺人事件
犯人は見目麗しい美少年
主人公はその母親
なぜモンスターは生まれたのか
どうやってモンスターになったのか
少年がスクリーンに映るたびに
とても恐ろしくてビクビクしていました
しかも
殺戮そのもののシーンはありません
その前後はあります
想像させるんです
それがメチャクチャ怖い
さらに
恐怖のシーンになると
まったく違う違和感のある曲が流れてくるんです
この手法がまた恐怖心を駆り立てる
悲しい場面を悲しいセリフと悲しい音楽で
お茶を濁しているようでは邦画は洋画に追いつきません
キャスティングも完璧
4.5シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
「歴女 私の愛する戦国武将」 歴史アイドル 美甘子
今月27日、『お城下ウォーク』でゲストにいらっしゃるので
スタッフに借りて拝読
テレビなどで知ってはいました
歴史が好きなアイドルで今治大三島出身だと
しか~し
そんなヌルいもんじゃなかったです
戦国への愛がパない!
知りませんでした
御見それしました
私の周りにも武将好きがいますが
職業にしている人はレベルが違います
ただのオタクでもなく
しっかりと読み物として大人も楽しめます
本書では美甘子さんの好きな武将を取り上げています
石田三成、直江兼続、坂本龍馬までは
「まあ、女子はたいていそこ行くわな~」でしたが
“小西行長”って!
マニアックすぎます笑
あと好き嫌いがメチャはっきりしているのが良いです
私、「巧妙が辻」を読んでる最中ですが
『山内一豊は嫌いです!』とか書けるのが本物だなと
司馬さんが取り上げるなら誰でも大好き~な
軟派なハートを一刀両断にしてくれます
いやあ、益々お会いしたくなりました~
歴っしゅ!
4ブック
ロッベン的、少年サッカーファイナル!(石崎汽船カップ)
決勝)清水FC2-2(PK3-1)大西キッカーズ
こんなことがあるんですね
どんなカテゴリーでも
やっぱりFINALを甘く見てはいけません
私が担当させていただいた中でも
歴史に残る好ゲームでした
朝からの強風はやっぱり今治方面から吹いていたようです
優勝候補がつぎつぎに敗れた今大会
その旋風となったのは
両ファイナリストの今治勢
大会史上初のしまなみダービーは
共に初優勝への意地が火花を散らしました
先制したのは大西キッカーズ
“しまなみのインザーギ”佐伯が美しいダイビングヘッドを決めると
追加点も佐伯
このまま決まるかと思われた残り3分
清水が繋いで繋いで2点差を追いつき
最後はPKで清水が勝利
初出場初優勝の大偉業に上田監督は涙しました
それ以上に
同地区同士の意地のぶつかり合い
カウンターVSサイド攻撃のシーソーゲーム
時間が進むごとに
会場全体がグイグイ引き込まれていきました
ゲストの福西崇史さんも「両チームとも凄い!」と
ビックリしていました
今治勢が巻き起こした秋の嵐
見逃した方は是非、10月27日(土)午後4時からの
テレビ放送でご確認ください!
(準決勝&3位決定戦もアツかった)
ロッベン的、石崎カップ少年サッカーベスト4!(遅くなりました)
大会は波乱の幕開けでした
“全日”チャンピオンの大洲喜多がまさかの初戦敗退
土をつけたのは今治の大西キッカーズ
“しまなみのはやぶさ”9番佐伯のスピードで
徹底的な槍攻撃を武器にします
今治勢が躍進
清水FCは創部3年目で
初タイトルを狙える位置まで来ました
1,2回戦で全得点をマークした7番眞部が
今大会のラッキーボーイ
同じく初優勝を狙うのは味酒FC
「とにかくチームワークです」と
灘部監督が胸を張る無欲の勝利
選手自らという気合の丸坊主で初制覇を狙う
最後は
今大会の初代チャンピオン、松山SS
歴史も実績も十分の古豪は
しっかりと繋いで
14番野口、5番村上らがフィニッシュ
勝てば愛媛最多14度目の大偉業となる
そして、今日はゲストコメンテーターとして
元日本代表、愛媛出身福西崇史さんが
少年サッカー大会に初見参
特別なファイナルになる予感大!
明日、新番組「ぶっくまーく!!」スタート
テレビ・ラジオ同時放送
さらにツイッターも連動
愛媛初!
・・・となると不安もいっぱいですが
新しいことが出来るのは
なんて幸せなことでしょう
自分だけでやるんじゃない
皆で一緒に作るんだし
矢沢の永ちゃんも言ってました
「カッコ悪いのもそのまま出せばいい」
いやあ、身に沁みます
吹っ切れた!
ヨ・ロ・シ・ク
えさシネマ倶楽部
「終の信託」
マスコミ試写会で一足お先に拝見しました
テーマは“尊厳死”
演出がかなり斬新なんです
ずっと長まわしで少人数のセリフ合戦
こんな手法は初めて観ました
でもそれがダルくないのは
演者の実力が高いのと監督の力量
草刈民代、役所広司、浅野忠信、大沢たかお
前半は主人公の女医はヤな女やなあと思い
後半はがんばれ!負けるな!と観てる側の感情がガラッと変り
グイグイ引き込まれていきます
これは映画なのか?と思ったら
周防監督曰く「映画らしい映画になった」とのこと
ご本人にインタ出来そうなので
その辺りをじっくりお伺いしたいです
観させていただいたから言うのではなく
力強い傑作です
4シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
「夢をかなえるゾウ」水野敬也著
ちょっと古いです
ベストセラーでドラマにもなったので
名前を知っている人は多いでしょう
「○○才までにやってくべきこと」とか
「○○才でしておくべき10か条」とか
いわゆる自己啓発系の本はあまり好きでないので
手にしませんが
これは面白かったですね
自分を変えるためにする
「靴をそろえる」とか「トイレを掃除する」などの
ベタな“やるべきこと”を
ギャグにしながら紹介しています
これだと天邪鬼な私は素直に聞いてしまいます
まあ何でも
やるかORやらないか
なんですね
3.5ブック
えさシネマ倶楽部
「山下達郎 シアター・ライブ PERFORMANCE 2011-2012」
シアター・ライブ自体が初体験だったので
みんな立ち上がったり
手拍子とかあったらどうしようと
激しい人見知り人間の私は
どきどきワクワクでした
が
流石、たつろーファンはお行儀良く
静かに座って観てました
まるでコンサート会場にいるような
素晴らしい声&音質
これぞ本物のトップアーティスト
中途半端なアイドルなんか
吹っ飛んでしまいます
嗚呼、あの松山市民会館に戻りた~い
確かにフォトジェニックではないかもしれないが
だから何だ!
素晴らしき哉、ガラパゴス
4シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
「清須会議」 三谷幸喜著
あの三谷幸喜が戦国ものです
がっつりファンではありませんが
それだけで手にとってしまいました
信長が本能寺で殺された後
誰が後を継ぐのか
秀吉か?勝家か?を決めた会議
形勢不利な中、“人たらし”秀吉が
どんな奇策で逆転勝利したのか
緊迫感のある歴史的にも重大な5日間を
三谷流現代語訳で
少し脱力気味に舞台感覚で再現しています
読みものとしては好きです
ただ映画になるとどうかなと思ったら
既に映画化も決まっているそうで
油断も隙も無いのう、お主!
3.5ブック
えさシネマ倶楽部
「うまれる」
この作品はDVDにせず自主上映会で
いろんな地域の人に観て貰おうという趣旨だそうで
上映場所は北条の社会福祉センターでした
地元の奥様達中心で運営されておりました
頭が下がります
普段とは違う場所で
おそらく初めての人たちと観られるのは
新鮮でとても良かったです
小さな命が生まれるまでに
それぞれ違った運命を迎える4組のカップルが
主人公のドキュメント
ストーリーとしてはとてもオーソドックス
メインとなる夫婦は別の方のほうがよかったかな
ただ
知っているようでも実際に映像で目にすると
自ずと言動が変ってくると思います
いろんな立場の人がいるんだと
特に我々は放送上(テレビ、ラジオ、ブログなど)で
幸せそうに振舞うときはありますが
無神経な発言はするまいと
改めて思いました