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えさシネマ倶楽部
「チャッピー」
「第9地区」の監督なので絶対に観に行こうと思っていたのですが
タイトルがちょっとヌルい感じなのでビミョーかな…
と穿っておりましたら大丈夫でした笑
前作といい今作といいどうやってあのロボットを撮影したんでしょうね
どう観ても人は入ってないしなあと
観念したところでどんどん惹き込まれていきました
最後も人間の脳へインストールしていくというオチも
あ、未来はこんな風になっていくのか~と
リアルに思えました 流石です
「ロボ○ー」とは大違い笑
4シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ
【誰も書けなかった「笑芸論」森茂久彌からビートだけしまで】高田文夫著
言わずと知れたカリスマ放送作家
松村さんの「たけちゃんバウバウッ」のモノマネのほうが
若い人にはわかりやすいのでしょうか
タイトルのように森繁久彌から三木のり平、渥美清、立川談志、大瀧詠一!
そしてビートたけしまで
著者が思いつくままにエピソードを披露しています
小難しい時代背景とか細かいお笑いの評論はありません
流石、江戸っ子 サッパリしています
それでもたけしさんとの出会いや
伝説の「オールナイトニッポン」スタートのいきさつなど
ラジオ好きお笑い好きにはたまらない一冊です
4ブック
ロッベンのイッペン読んでみ!
「日本のいちばん長い日 決定版」 (半藤一利著)
久しぶりに読む手が止まらない傑作と出会えました
“堪へ難キヲ堪へ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス”
恥ずかしながら「玉音放送」といえば
国民が跪き聞いているくらいしか知りませんでした
その当日の宮城(皇居)篭城事件があった一日を1時間単位で
当時の証言を織り交ぜながら緊迫感、緊張感タップリに書き上げています
また
発刊当時は“いろいろなことがあり(本人あとがきより)”
大宅壮一著としていたけれど
実は原作者は半藤氏だったといういきさつもミステリアス
まもなく公開される映画では裕仁天皇を本木雅弘さんが
演じられているそうで
これキッカケで三船敏郎編と見比べるのもいいかも
戦後70年
世間では教訓を踏まえたのか忘れたのかわからない様な法律が
誕生しておりますが…
まさに今読むべき一冊でしょう
5ブック
えさシネマ倶楽部
「フォーカス」
ウィル・スミス主演の詐欺師の話
痛快でしたね
弱者を狙う詐欺じゃなく大富豪を騙すので
レベルはだいぶ違いますが
ロバート・レッド・フォードとポール・ニューマンの
「スティング」のような痛快感が残る秀作です
4シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
「火花」又吉直樹著
久しぶりの本ネタでしたが
読めていなかったのではなく
ここに書くような本を読んでなかっただけで笑
で、かなりベタなチョイスですが
これは早く読んでおきたかった
予想通り面白かったです
特にお笑いが好きな人は感動ものです
短いのであっという間に読めますが
何度も読みたくなります
一緒にしてはいけませんが
同じ喋り手として
才能にジェラシーです
好きなことを突き進むのってカッコいい!
4.5ブック
えさシネマ倶楽部
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 」
待ちに待ったオスカー作品賞
日本ではいろんな評価があるようですが
アカデミーの冠の強さはやっぱり強烈
素直に面白い!と思いましたよ
ワンカメで長まわしの発想もそうだし
思わず引き込まれるドラムの音もそう
メチャリアルなのに主人公は超能力を使えるというアンバランスさが
シュールで面白い
百点満点ではないけれど
興行先行でデートムービーばかり作ってると
ホント遅れるばかりですよ
4シネマ
えさシネマ倶楽部
「博士と彼女のセオリー」
主演男優賞に相応しいのかエディ・レッドメインをチェック!
まあ私に評価されるまでもなくって感じです 当たり前ですが
元々博学な若者のようで
聞き取りにくいブリティッシュイングリッシュに
その品の良さが滲み出ています笑
ホーキング博士本人の闘いも壮絶ですが
彼のパートナーとなったジェーンの人生もまた同じ
“THERE IS LIFE,THERE IS HOPE”
声帯を失った後の機械音だからこそより胸に沁みいります
ただ
あの超難解なブラックホールのことは
方程式で解答できるのに
男女間の愛の方程式は天才学者でも不正解(離婚)になってしまうんですね
事実だからしょうがないですが
このカップルは別れて欲しくなかったなあ…
洋画で最後まで添い遂げる夫婦をこの10年見たことがありません笑
4.5シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
「城をとる話」(司馬遼太郎著)
久しぶりに司馬作品を読みました
伊達と上杉の争う時代に
単身で城を乗っ取ろうとする快男子・車藤左の話
よりは
巻末に書かれた石原裕次郎のために書き下ろされた
という話のほうが興味深かったです
「俺の為に書いて欲しい!」
言える裕次郎も凄いが
「よし判った」と
書いてしまう司馬さんも凄い
そのシーンを見てみたいですね
3.5ブック
えさシネマ倶楽部
「アメリカン・スナイパー」
アカデミーで話題になりましたし
主人公を射殺した人に実際に終身刑が出たばっかりと
話題に事欠かなかった本作品を
ようやく観る事ができました
戦争物はどう描いても
日本人とアメリカ人では本質の捉え方が違ってきます
銃と戦争が普通にある生活を知らなければ
イーストウッドが伝えたかったことはわからない
重めの作品ですが
デートムービーで無駄使いするよりはおススメします
4シネマ
えさシネマ倶楽部
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」
“100分中、20分がHなシーン!”
“主婦が書いたネット官能小説が1億部!”など
煽られるだけ煽られて乗っかっちゃいました…
初心な女子学生がSM嗜好の超金持ちに嵌るという
簡単に言えばエロい「プリティ・ウーマン」なのですが
期待しすぎてガッカリのパターンでした
Hシーンでモザイク代わりに黒丸が出てくるのですが
それが三流ポルノに見えてしまう
氷を使う愛撫も、ミッキー・ロークが数十年前にやってるし
若くして大富豪になった男が変態になった経緯がユルい
俺に逆らうな!といいながら
どんどん女子大生に妥協していく意味が良くわからん
結局二人はくっ付いているのか離れていくのかの展開ばかりで
普通のデートムービーと変わらんじゃん
オチにも目新しさが無く
(いろんな意味で)もっと奥までツっこん(チャレンジして)で欲しかった笑
ホントは真面目な奥様が欲求不満解消に想像で書き始めたら世間が騒ぎ始め
あらどうしましょうって感じが透けて見えてしまった
ううう、この欲求不満を解消する為に
私も官能小説を書いてみよう! かな
ただヒロインのヒップは途轍もなく美しいです!(なんじゃそりゃ)
3シネマ