2015.05.20
ロッベンのイッペン読んでみ!
「日本のいちばん長い日 決定版」 (半藤一利著)
久しぶりに読む手が止まらない傑作と出会えました
“堪へ難キヲ堪へ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ万世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス”
恥ずかしながら「玉音放送」といえば
国民が跪き聞いているくらいしか知りませんでした
その当日の宮城(皇居)篭城事件があった一日を1時間単位で
当時の証言を織り交ぜながら緊迫感、緊張感タップリに書き上げています
また
発刊当時は“いろいろなことがあり(本人あとがきより)”
大宅壮一著としていたけれど
実は原作者は半藤氏だったといういきさつもミステリアス
まもなく公開される映画では裕仁天皇を本木雅弘さんが
演じられているそうで
これキッカケで三船敏郎編と見比べるのもいいかも
戦後70年
世間では教訓を踏まえたのか忘れたのかわからない様な法律が
誕生しておりますが…
まさに今読むべき一冊でしょう
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