ロッベンのイッペン読んでみ!
『現職警官「裏金」内部告発』(仙波敏郎著)
もちろん伝える側として
一連の事件のことも息子さんのことも
知っているつもりだったけれど
まさかここまでとはとショックでした
読んで良かった
本としてはいささか主観に酔いすぎている部分はあるにしても
今はやりの警察モノの小説を読むよりは
当然ながら、よっぽど迫力がありますね
警察の理不尽さはいろんな情報や
実体験でも経験していたけれど
ますます怖くなりましたね
彼のようには出来ないだろうけど
正しいことを正しいといえる父親でありたいと思いました
4ブック
「えさシネマ倶楽部」
「バーン・アフター・リーディング」
コーエン兄弟の
ブラピのやつですね
僕は好きでした
でもコーエン兄弟を知らずに見た人は
なんじゃこりゃ!?でしたでしょう
だから何?みたいな
でも面白いですよ
4シネマ
ロッベンのイッペンの読んでみ!
「殺し合う家族」(新堂冬樹著)
タイトルとジャケ写のあまりのギャップに
久しぶりのハードカバーを購入
あまりにグロテスクすぎて
読むたびに気持ち悪くなりました
それを途中でやめるのももっと気持ち悪くて
はやく結末を知りたいと思い
2日で完読(ある意味作者の思惑通り)
この異常過ぎる世界のモチーフになった事件があるのを認めたくなく
「これは小説だ これは小説だ」と
現実逃避(小説逃避?)しながら読んでいたのは
まるで残虐な殺人を繰り返す主人公と同じ心境だと気づき
これまた精神的に支障をきたしました
読み終えるとドッと疲れます
ある意味、読みごたえはあります
4ブック
えさシネマ倶楽部
「グラン・トリノ」
う〜ん、期待しすぎたか・・・
嫌いじゃないけど最高ではないかな
「チェンジリング」や「ミリオンダラー・ベイビー」ほど
広がりがなかった
それはイーストウッド一人がいい人になってしまったから
エンディングは今までにないオチではあったけど
ファンとしてはハリー・キャラハンのように
悪いやつをやっつけて終わってほしかった
でも見終わった後は
正義とは何かを教えてくれるいつもの後味が残ります
4シネマ
えさシネマ倶楽部
「スラムドッグ$ミリオネア」
面白かったです
原作とは少し違ってます
原作の方がよりシビアで面白いのですが
これはこれでアリだなと
オスカーも馬鹿にしたものではありません
ハリウッドがネタ切れだと
ほざいているのを横目で笑っているような
CGを使わなくてもこんなに面白いものが出来るんだよと
言われたような気がします
その発想力に脱帽
恐るべしボリウッド
4.5シネマ
えさシネマ倶楽部
「レッドクリフ PART供
ジョン・ウーの演出はちょっと古い・・・
というかクサい
それがジョン・ウー臭だと言われればそうなんですが
細かいところでリアル感がなさすぎるんです
三国志なので
戦いのシーンでの誇大表現は許せます
が、日常の何気ないところは
ちゃんとやってほしい
スラムドッグを見せられると劣りますね
3.5シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
「一夢庵風流記」(隆慶一郎著)
映画ロケの待ち時間でようやく読み進めることができました
あ、私映画に出ます(マジで 詳細はおいおい)
時代小説の傑作というのはいくつあるのでしょう
司馬遼太郎から始まり
山本兼一で知ったかのようになっていましたが
この人のような大家がまだまだおるようです
前田慶次郎
派手好きでメチャ強くてカッコいい
マンガ「花の慶次」の原作(パチスロ?にもなってますね)
流行りの兼続も出てきます
面白い
4.5ブック
えさシネマ倶楽部
「ウォッチメン」
物語の予備知識が日本人にはないので
理解するまでに半分かかりましたねえ
ニクソンが戦争好きだくらいはわかりますが
アメリカ人でなければ
その背景を頭の中で繋げるのがめんどう
確かに
映像化するのはなかり大変だったことは
わかりますが
にしても長い笑
2時間でまとまらないのは
編集力がないのかと思われるので損です
3.5シネマ
えさシネマ倶楽部
「闇の子供たち」(DVD)
こちらで映画はやっていなかったのかな
知らずに見ました
タイの子供たちによる臓器売買
かなり重いです
でもしっかりと取材しているからでしょう
目を離すことができませんでした
梁石日の原作らしい
強烈な後味を残します
オチも含めて
4シネマ
ロッベンのイッペン読んでみ!
「ミッキーマウスの憂鬱」(松岡圭祐著)
面白かったです
ディズニーランドの裏側が舞台で
世界最高峰の夢の世界を壊すかのような
衝撃的な導入部分にびっくり
「ミッキーマウスは気ぐるみではない」
これは我々マスコミにも徹底されています(ホント)
でも読み終えた後も
ディズニーランドは夢の王国であることに変わりません
映画化すれば絶対ヒットします
まあ無理でしょうね…
4ブック