2009.06.15
全日FINAL 〜試合雑感〜
残酷なものです
悔しさの涙を見るのは
2つありました
1つは準決勝 喜多対帝人戦
最後のPKキッカーとなった菜歩ちゃん
献身的なプレースタイルで何度もチームを救ってくれました
もう一つは決勝戦
2失点後、ハーフタイムで思わず涙を流してしまった
帝人のキャプテン、由良君
予戦を含めての無失点記録を誇る
最強のディフェンスラインを統率していただけに
悔しさのあまりのことだったのでしょう
サッカーの神様は君たちにイジワルをしてしまいました
でもこれは“イジワル”ではなく“試練”です
引っ越しでチームと離れても
みんなと全国に行きたいという君の“一生懸命”
俺達が絶対に負けるはずがないと
最後の笛が鳴るまで走り続ける君の“一生懸命”
君たちの“一生懸命”が
間違っていなかったと胸を張るために
今日からの第一歩がとてもとても重要です
すぐに立ち直るのは無理かもしれないけれど
5年後、10年後
例えサッカーとは決別していたとしても
この試練は君たちにとって悪夢ではなかったことを
センチメンタルなオジサンに証明してほしい
その試練を経験した者にしか生み出せない
“強さ”と“優しさ”が大人になった時の君たちの個性になっているようにと
オジサンは願っています