2007.07.05
「ロッベンのイッペン読んでみ!」
(文庫)「天才大悪党 上 〜昭和の大宰相田中角栄の革命〜」著者:杉田望
本書では学生から議員初当選、大蔵大臣になるまでを書いているので
下巻で宰相になりロッキードへといくのでしょう。
にしても
これまで彼を取り上げた本はたくさんあり、数々のエピソードが伝説になっていますが
改めて読むとやっぱりすごいオヤジですね。
ちょい悪どころではない。
まあ犯罪者ですもんね。
今では絶対に通用しないだろう豪腕ぶり。
現首相より魅力的に感じてしまうのは私だけだろうか。
最終学歴は小学校。
ただ、卒業式では総代を務めたそうですから
もともとかなり頭は良かったんですね。
そりゃそうか。
凡人ではないわな。
“馬喰の倅”と揶揄されても
そのことを強烈な負のパワーにし頂点まで上り詰めたショベルカー。
良い事もたくさんしてるんですけどね。
選挙前のこの時期、とても興味深く読みました。