実は本好きな私。読んだら更新します。シネマの本バージョンです。

「るんびにの子供」:宇佐美 まこと著

私の出身幼稚園「ルンビニ幼稚園」を舞台にした短編ホラー小説が
賞を獲ったとS先輩(同卒園生)に教えていただき、早速読んでみました。
著者の旦那さんが同じくルンビニの卒園者だったようで。
普段はホラー物は読まないのですが母校(園?)となれば話は別。
唯のおどろおどろしい内容でなく、どこかファンタジックでどこかユーモラスで。
こんなホラーの書き方もあったんだと感心しました。

当時は全く解らなかったけれど
「ルンビニ」という言葉の響き(“意味はお釈迦様の生まれた所よ”と同期卒園生の佐伯ANが教えてくれました)や、お寺の中にあったことなど
知らない人にとっては不思議な幼稚園だったんですね。
読みながら
幼稚園にあったお弁当を温めるタンスの温もりと(登園するとそこに皆が入れていた保温機?のようなもの)、
三津の小道を歩いているようなノスタルジックな感傷に浸ることが出来ました。
窪田先生、お元気でいらっしゃいますか〜?