昨日のガンバを見て
サッカーの単純な魅力を確信し
同時に大阪府民を羨ましく思いました

どう理屈をこねようが
どう人とボールが動こうが
ゴールが全て

辰吉と薬師寺
ドン・フライと高山
野茂対清原

いつの世も熱くさせてくれるのは
切った張ったのガチンコ勝負

一発殴られたら二発やりかえす
1点取られたら2点取り返す

0−1で敗れるよりは
3−5で敗れるほうがビールも旨いってもんです

翻って
今年の愛媛FC

42試合で39得点はリーグ最下位
1試合で1点を取ることができませんでした

細かい要因はいくつもありますが
エースストライカーと
ミスター愛媛の不在が大きく響いたことは間違いありません

四国ダービーでの歴史的屈辱は
チームが剣が峰に立たされたことを痛感させられました

そこまで思うのは
心配性でノスタルジックな私の悪癖でしょうか

来シーズン
いきなり昇格争いに加わるようなチームになるとも思わないし
期待もしていません

ただ…

KOされても前に倒れた辰吉のような
殴られてもガードをしない高山のような
満塁なのに初球からフォークでいく野茂のような
サッカーを見ることができるなら
これからもスタジアムに足を運びたいと思います

「今年は皆がバラバラの方向を向いていた」と
寂しそうに呟いた
あるスタッフの声が耳から離れません

小さなクラブが生き残るための最大で最高の武器である
“おらが町のサッカーチーム”という一体感をはやく取り戻したいです

PS.
当ブログは続きますが
テレビ番組としての「サッカー魂」は休止となります
またどこかでお会いできるよう益々、精進してまいります
1年間、ありがとうございました