2020.06.15
ロッベンのイッペン読んでみ!
「菜の花の沖」司馬遼太郎著
STAY HOME中に大物を釣り上げておこうと
司馬作品の中でも
面白くないかも~と思い途中であきらめていた本作を
数年振りに手に取りようやく完読しました
主人公は戦国武将でなく、維新期の偉人でもない
船乗りの高田屋嘉兵衛
派手さが無くよほどの司馬ファンじゃないと
この作品には辿り着かないでしょう
淡路島で生まれ、蝦夷地を開発し、ロシアと交渉
教科書には全く載っていないこの巨人を
竜馬や高杉晋作、西郷隆盛、秋山兄弟と同じ熱量で書き上げています
やっぱりそれが凄い
4、5巻目のロシア話の時は複雑すぎて諦めようかなと思いましたが
やっぱり面白かったです
3.5ブック