2019.10.25
ロッベンのイッペン読んでみ!
「白い衝動」呉勝浩著
かつて異常犯罪を起こした鬼畜男性と
これから殺人をしたい衝動が抑えられない男子高校生
得体のしれない2人に挟まれた女性スクールカウンセラーは
果たして次の惨劇を止められるのか
それともー
という入口はかなり引きが強かったのですが
結局、作中で新たな殺人事件は勃発せず肩すかし
心理学者同士の丁々発止は迫力がありましたが
読みたかったのはシリアルキラーがどう思い、どう行動するのか
なぜそんな残虐になったのか
フィクションとしての怖いもの見たさ欲求は満たされないままでした
それに引き替え
〝ホアキン・ジョーカー様〟の狂気とカリスマ性よ
貴方を思うと未だに脳の深部がヒリヒリと疼き
またお会いしたくなるのです
また観に行こうかな
3ブック